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自転車にもヘルメットが [日本]

私の10代の頃は、単車(=オートバイ=モーターサイクル)はヘルメット無しでも乗れました。

私も当時、(皆がしていた)長髪をなびかせ、愛車で駆けていました。

それが『ヘルメット着用義務』となり、ノーヘルは捕まるようになりました。

当初は「めんどくせ~な、こんなモノ」と思っていましたが、慣れると、さほど苦でもなくなり、妙な安心感もありました。




当時から半世紀を経て、自転車にもヘルメットの着用義務(ただし罰則は無し)となるようです。

来年⁽2023年)4月からだそうです。


(↓)

自転車が「ヘルメット着用」義務化・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d563e0bd79211db956a36a064eb048ab75fcbf


上のURLのように、自転車の交通違反やマナー違反も多く見かけるし、ヘルメット義務だけで良いのかという疑問は、もっともです。



しかし、私は『自転車もヘルメット』賛成です。




16歳の時、幼なじみが単車でブロック塀に接触し亡くなったという、悲しい事故がありました。

家の近くの細い道で運転を誤った、自損事故でした。

小学生の頃はいつも一緒に遊んでいた友達ですが、中学・高校と離れ離れでした。

ある日、ウチに突然、彼の母親が来て、『〇〇〇〇が亡くなった。今夜お通夜だから来てくれない』。

私は、何が何だかわからなくて、幼なじみの母親に何も言えませんでした。

学生服を着て彼の家に行きました。

彼の級友たちや、沢山の近所の人がいました。

棺桶に横たわった、もの云わぬ彼を見せてくれました。

涙目で見た彼は、頭が包帯でぐるぐる巻きでした。

ブロック塀に擦って、頭蓋骨を損傷したと聞きました。

即死だったでしょう。

庭には、彼の単車がありました。

驚くことに、彼と違って、彼のバイクはほとんど無傷でした。



人間の頭は、弱く脆いのです。

頭髪・皮膚の下はいきなり頭蓋骨・脳漿です。

道路はアスファルト、周囲はコンクリートだらけ・・・



自転車で転んで、もし頭をぶつければ・・・

どんな石頭でも、衝撃に応じたダメージを負います。


現在、中学生の自転車通学者は、校則によりヘルメット着用です。

流行りのロードバイクのサイクリストも、ほとんど着用しています。

幼児の自転車は半数程度着用。

しかし、それ以外の自転車乗りは、高校通学自転車も含め『ノーヘル』がほとんどです。



一番大切で、身体で一番弱い頭は、無防備なのです。




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K総裁は「クロだ」 [政治]

このブログで何度か取り上げました、日銀のK総裁。

予定通り、2023年の4月迄で(当然ながら)退職するようです。

貧乏人として気になる”退職金”は、5,000万円前後となるそうです。

5千万円を『そんなもんか』と思う人もいるでしょう。

が、庶民感覚からすれば、「ベラボーに高い」。

2期で10年間の退職金ですから。

1流大企業に入社して、順調に出世して、40年勤めあげても5千万はいくかどうかです。

中小企業ならどれくらいでしょうか。

個人事業者や非正規雇用であれば、退職金もボーナスもゼロですけど。


K総裁は過去10年間、日銀総裁としての年収も3,500万円ほどあるらしい。

退職金も年収も、原資は国民の税金ですよ。


下のURLにもありますが、『毎年家が買える』!!!


日銀黒田総裁の年収と退職金がえぐい

https://okanamochi-tabi.com/entry/nitigin-kuroda-nennsyuu



(上は6月に投稿された記事です、7月以降、失言、前言撤回などボロだしの連発でした)


何度も記事で文句を言ったので、もう書きませんが、物価上昇も急激な円安も、政府と日銀が誤った政策を何年も続けたせいでしょう。


ひとつだけ言えば、先月の『物価が上がれば給料も上がる』という開き直った大ウソ。

(給料が上がるのは、政府と関係が深い大企業だけ・・・皆わかっている)

だいいち諸外国の場合は、まず先に給料が上がって、のち物価が上昇し、今年はウクライナ戦争で物価が更に上がりました。


もっと言えば、庶民の願いは、給料が上がり物価が下がることです。

暮らしやすい世の中になることです。



書き出すとキリがないので止めますが・・・

無能無策な政府はもとより・・・・K総裁はクロだ。

スーパーのレジ係がつり銭間違ったって、度重なればクビになります。

居なくなる来春が、少しだけ楽しみです。

最後っ屁とか、しないでください。



これだけ国際競争力の低下した日本という国に必要なのは、もっとカネの掛からない政府、政治家、官僚であります。

頭脳明晰で、瞬時の決断が可能な指導者なのです。


例えば12/13(↓)に投稿した堺屋太一氏のような人物。

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2022-12-11



政府は官僚に頼らず、在野に人材を求め、重用すべきなのでは・・・・


でもしないでしょう。

『出る杭は打たれる』


残念なことに、長老や保守が幅を利かすこの国の政治では、リベラルは潰される。



私も納税者の端くれですが、少々、個人攻撃的になり申し訳ないです。




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富裕層の責任とは [世界]

若い頃、1971~73年まで(19歳~21歳)北欧のある国(サンタやムーミンで知られる)に住んでいました。

首都郊外の住宅の1部屋を、部屋代を払って借りていました。

家のオーナー(家主)は、30代で独身、職業『エコノミスト』。

彼は日本贔屓というか、当時、凄まじく経済が発展した日本に、強く興味を持っていたようでした。

得体の知れない日本人の私に部屋を貸したのも、彼の愛車が日本車だったのも、そのせいだったと思います。


ある日、オーナーと雑談していると、(オーナーが)『きょうスピード違反で捕まった』という話になって・・・

(たまに同乗させていただいたのですが、彼は結構、回す⁽=飛ばす⁾運転でした)

興味があった私は、「罰金はいくら払うんですか?」と聞くと・・・


『〇〇〇マルカ』


私:「エ~ッ、ずいぶん高いんですね!」

『(この国では)収入に応じて罰金の額が決まるので、私は、けっこう払わなければならないんだ』


私:「ハッ? 収入によって罰金額が決まるのですか?」


『合理的だと思うよ。もし誰でも同額の罰金なら、それは逆に不公平でしょ。』

『日本はどうなの?』


私:「例えば30キロオーバーで3万円の罰金だとすれば、収入に関係なく、億万長者も学生も3万円ですよ」

・・・・(内心は、「えっ、それはおかしい? のか?」)




『例えば、年収100万マルカの人にとっての〇〇〇マルカと、年収10万マルカの人の〇〇〇マルカは、ペナルティーとして考えれば、全然重さが違う、だろ 』

『同額では不公平だ』


『収入の多い人々とは、それなりの責任を伴う人たちだから、その責任を果たすべきで、それが公平というもんじゃないか』

『もっとも、捕まったのはハラは立つけど(笑)、金額に対して不満はないよ』





後でわかったのですが、私は給料の25%が税金でしたが、彼は収入のほぼ半分、税金に持っていかれていました。


民度が高い社会とは、富裕層による富の分配が『鍵』なのかも知れません。



バブル崩壊までは、総中流層社会だった日本ですが、ここ30年、2極化しつつあり格差社会が増長しています。

日本の富裕層には、『富裕層としての責任』を果たす覚悟がある人は、どれくらいいるのでしょうか。


昔から『カネは有るところに集まる』と云われます。



北欧のように、法で規制するのも一つの方法でしょう。

しかし、集めた金を綺麗に使うことにかけては、元から欧米の富裕層のほうが、日本のそれより1枚上手のような気がします。




老子曰く、『子孫に美田を残すな』です。

あの世に金銀を持って行くこともできません。

自分で使いきれない財産のある方は、どうぞ他者のために使ってください。


それでなくても物価が上がる年の瀬、今年はコロナの上にウクライナ戦争で、ずいぶん物価が上がりました。

政府は借金まみれで、諸外国に同調する利上げさえ、できません。

日本国がデフォルトしないのは、国民の預貯金のせいかもしれません。

ほぼ無利息でも、銀行にお金を預けている人々は、日本人以外いないかも。


ですが、困窮している国民は多いのです。

日本人は大人しいから、デモや暴動は起きないでしょう。



コロナ騒ぎや、記録的な円安でボロ儲けした企業は、決して少なくはありません ⁽皆様、黙っていますが)。

歴史上の戦争や大恐慌の際でさえ、そうだったのですから。



同じ人間じゃないですか。


是非、そのお金を貯めこまず、生かして(社会に戻して)戴ければと思います。

先ごろ政府が、”年収30億円以上の高額所得者に増税する”と案件を出しましたが、詳細を見ると税率が全く生ぬるいですね。

(資産じゃなく年収ですよ! 該当者300人前後らしいですが、私に言わせれば、法に触れない大ドロボーです)

年収30億も稼ぐためには、人並み以上の努力もされたでしょう。

才能があり、頭脳明晰なのでしょう。

しかし、死ぬほど努力した人が、全員年収30億になることはありません。

たまたま運が良かっただけ・・・・かもしれません。



年収100万の人でも30億の人も、生まれた時は無一物だったのです。

命も、身体も、ひとつずつです。

『宵越しのカネは持たない』とまでは言いませんが、カネはきれいに使いましょうや。



まぁ、逆さに振っても、鼻血も出ない貧困層の私としては、妬み半分でそんな風に思います。







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ゼレンスキー大統領の正装 [世界]

その昔、本田宗一郎氏が、勲章授受のため皇居に招かれた。

当初、本田氏は、ツナギの作業服で授賞式に出ると云った。

周囲が慌てて止めると、『何を言うか!ツナギは機械屋の正装だ!』と言ったとか・・・

作業服で皇居で天皇陛下の前に出れば、前代未聞のこと。

結局、誰かからモーニングを借りて皇居に行き、勲章を拝領したという。

モーニングどころか、スーツも持っていなかったという噂だ。

『世界のホンダ』の創始者だが、『頑固な職人』氏らしいエピソードだ。



昨日、ゼレンスキー大統領は、ホワイトハウスに招かれバイデン大統領と会談した。

バイデン大統領は当然スーツ姿。

ゼレンスキー大統領は、いつもの、長袖Tシャツによれよれズボン。

この人のスーツ姿は見たことが無い。

夏だったら、半袖Tシャツでバイデン大統領に会うのだろうか。

おそらく、彼は『俺の正装はTシャツ、よれよれズボンだ』と思っているのだろう。


早く戦争を終わらせ、ゼレンスキー大統領のスーツ姿を披露してほしい。

しかし、ホワイトハウスで、Tシャツズボンで、バイデン大統領に会った首脳は、彼が初めてではないか。


12月24日の追記:ゼレンスキー大統領の服装は、Tシャツ・よれよれズボンではなく、『略式の軍服』だそうです。(大して変わらないような気もしますが)




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冥土の石段 [運動]

s1.jpg

神社にある鐘楼(借り物画像です)。



私のジョグのコースから少し外れたところに、古い神社があります。

田園の中の、木の茂ったこんもりとした地形の上にあります。

近所の住人がたまに参拝するだけの、ひなびた神社です。

されど、文明11年(1479年)=室町時代!の創建と伝えられ、本殿・幣殿・拝殿そして鐘楼の様式が大したものです。

惜しむらくは、予算不足なのか、唐破風や彫刻飾りが朽ちかけていて、少々哀愁を誘います。

今の日本じゃよくある話でしょうが、勿体ないです。
(統一教会なみの、”商魂”でもあれば・・・)


私が個人的に注目したのは、参道の石段です。


k1.jpg

(これも借り物画像です)

その石段は、切り出した安山岩を積んだものなのですが、かなり急です。

(画像は、道路の反対側の離れた場所から撮っています。石段の下からだと、急すぎて顎を出して見上げないと、上は見えません)



石段の蹴上と踏面がほぼ同じ、27センチ前後なのです。

つまり簡単に言うと、斜度45度!!!

ゲレンデスキーの上級者コースでも30度くらいですから、この石段は、上から見ると『崖』のようです。

58段あります。


(この神社には、裏側に、回り込んで徒歩や車で行ける道があるので、現在は石段を登って参拝する人は、ほとんどいないと私は推察しています)

境内の高札によれば、初期の石段は崩落し、天保3年(1832年)に信者の寄付を集め、再築されたとあります。

今で言う『クラウドファンディング』です。

作った二人の石工の名前も残っています。

天保3年とは、約200年前です。

当時、江戸時代の日本人は、現代人より足腰が強かったのだと想像されます。

日常にしても旅にしても、移動手段は徒歩メインだったから、当然でしょう。



最近、私は、ジョグの途中でこの石段を上り下りします。

年中、ヨタヨタとジョグしているだけでは、年相応に、大腿四頭筋と大殿筋が弱っていくからです。


この石段の難易度と怖さを高度にしているのは、踏み面⁽踏み代⁾の狭さです。

昔の日本人は、今より背も低く足も小さかったと想像されます。

履物も違います。


私は27センチのジョギングシューズを履いています。

27センチのシューズは、外寸サイズだと長さ29センチほどあります。

石段の踏み面より長いのです。


登る時は、踵⁽かかと⁾が石段からはみ出ても、別に差し障りはありません。

足元を見て登らなくても、目の前50センチぐらいのところに、4段上の石段が見えています(笑)。


ところが降りるときは、つま先が石段からはみ出ると、踏ん張れないので、危険極まりないのです。

足先は崖のような視界ですから、見れば、かえって怖くなります。

(おまけに、200年前の石段ですから、ところどころ、角が欠けています)

全くもってみっともない話ですが、私は、つま先を思い切り逆八の字に開いて、ガニ股で、靴底が全部石段に乗るようにして、さらに金属の手すりに片手で掴まりながら、緊張して降りています。

上の画像のように、石段の中央に金属の手すりが設置されていますが、江戸時代は金属パイプの手すりなど、存在しません。


恐るべし、昔の日本人です。


現代人のお年寄りが、手すりに頼らず、この石段を下ることは自殺行為でしょう。

斜度45度の石段です。

死亡率10%?、それ以上かも・・・・


私は、”冥土の石段” と命名しました。


私の目標は・・・

【10往復】

登る時は、速足で30秒以内

降りる時は、手すりに摑まらず、落ちず、死なずに降りる



来春に満71歳になります。

きのう測ったら、上るのに40秒かかりました。

厳しい目標ですが、宇賀魂命(ウガノミタマノミコト)=この神社の祭神、のご加護を賜ればできるはずです。

ゴマを摺るように、毎回、石段昇降の後、ウガノミタマノミコトに祈念しています。







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PTAって必要? [日本]

学区の公立中学のPTA会費、年額¥4,431ー。

例えば生徒が500人いたら、年間¥2,215,500‐になります。


PTAは、本来ならば加入は任意です。

ですが、子供の入学と共に、強制的にPTAに加入する体制になっている所がほとんどです。

『入りますか?入りませんか?』と聞く学校など、聞いたことが無いです。

また、本来は任意加入だからと、PTAへ加入しなかった場合、学校や地域から保護者や児童が不当な扱いを受けるケースもあるらしいです。

学校に問い合わせると、『PTAは学校とは別(の組織)』だと言われる。

PTAとは、”Parent-Teacher Association”だから、学校とは別というのは詭弁です。

(アメリカ発祥で、戦後日本に導入されたとか・・・)

集めた会費の使途は、誰に決定権があって誰が監査するのか・・・不明瞭。

ほとんどの父母がやりたくない『役員』は、順番とかくじ引きで決めることもあるという。

全く日本的です。


中学校は千葉県なのに、振込先は浜松市の『株式会社〇〇〇アシスト』。

ウラがあるというか、胡散臭い、不正の臭いもする。

(いきなり振り込み票が送られてきたので、私は『振り込み詐欺』かと思いました)

調べると、集金して手数料を取る『集金会社』らしいです。

つまり、PTA会費には、どこかの集金会社の手数料が含まれているのです。


PTAは、もともとは父母のボランティアであるからして、強制される謂れはない。

(海外では、刑罰のひとつとして”ボランティア活動”はあります)


『(子供を人質に取られているので)、下手に逆らって学業や進学に支障が出たらとか、面倒くさいから』、払う人が多いと思うのです。


PTAは必要でしょうか?

私はPTAは、惰性で存在しているだけなのじゃないかと思うのです。

いちどPTAを廃止して、不都合が生じたら、それに対応した新たな組織を立ち上げればよいと思います。

戦後70年を過ぎている。

世の中も、学校教育も変化を続けているのに・・・・





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高度成長はもうあり得ない、という認識 [日本]

新卒の女子社員の、初めての”夏のボーナス”が100万円。

あのバブル時代に私が知った、同じフロアーの某証券会社での実話です。

(ちなみにその証券会社は、バブル崩壊で潰れました)



戦後のベビーブーマーを『団塊の世代』と名付けたのは、故:堺屋太一氏です。

”天才”と呼ばれた氏は、その著書で多くの予言を著わし、予言から20数年後(平成30年)それらの多くが的中していて、世間は驚きました。

例えば、

日本の高度成長はバブル期以前までで、以降は衰退の一途を辿る・・・

日本国の財政悪化・・・

少子化・・・

地方の過疎化・・・

インフラの劣化・・・

為替・・・・

大災害・・・


詳しくは、著作やネット情報で調べられますので、ここでは述べません。


まずいのは、高度成長期を体験し享受し、その後30年間の凋落の戦犯である団塊世代が、今も経済や政治を牛耳っていることだと思うのです。

私も含め、団塊世代は『あの頃は・・・(良かった)』、『もう一度・・・(高度成長を)』

と、夢想しがちなことです。

大きな間違いだと思います。


(勝手なことを言わせていただければ)

団塊世代の思考回路、価値観、常識、信念など、今の時代には通用しません。

まして未来のビジョンが、彼らに見えるわけはないのです。

年寄りは、昔のことはよく覚えていても、今のことは分からないし、未来なんて考えられない。

”温故知新”なんてのも、現代、まして未来では絵空事でしょう。

もうそういう時代でない。


この30年間の、日本の凋落ぶりを客観的に見れば、過去の高度成長なんて、既に「夢のまた夢だ!」ということが理解できていない。

そういう『夢を喰らうバク』のような連中に、大企業や政治のかじ取りを任すのは賢い選択なのでしょうか。

適切な喩ではないですが、子や孫に(将来のために)、どういう勉強をすればよいか、人とどう付き合ったらよいか、どんな仕事、どんな企業が良いか・・・どう生きればよいか・・・なんて、(古い考えの私には)アドバイスできません。

あと何年かすれば、死ぬ or ボケているかの私です。

未来が見えないので助言もできません。

若者に昔話をしたところで、どうせチンプンカンプンでしょう。





ですから、「このままじゃ、日本は劣化するばかりで、成長なんかありえない」・・・この現実の認識をスタート地点にして出直さないと、ますます落ち目の一途だと思うのです。


あと10年もすれば、団塊世代はほぼ絶滅します。

なのに、先のない世代が、この国のかじ取りをしていること自体、全く変な話です。


2流国から3流国にならないように、『就職氷河期世代』とか『ゆとり世代』とか、高度成長を知らないZ世代以降の、優秀な若い人材に期待し、お任せするしかないと思うのです。



『サッカー試合の後、ゴミを拾った』という話は、海外からすれば、日本の十八番⁽おはこ)、云わば、”イグノーベル賞”でしょう。

良い行いですが、それを『誇り』に思ったり『日本スゴ~イ』と自慢するのは、私はちょっと違うと思うのです。


日本が眠っている間に、世界は随分変わったし、これからも変わるでしょう。


その内『ガラパゴス・ジャパン』というより、『浦島太郎・ジャパン』になるかも。







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再投稿 消えちゃうTV・隠しコマンドを公開します [テレビ]

リクエストが多いので、8/22の記事を再投稿させていただきます。




以前、映らなくなったテレビを直した話を記事にしました(↓)。


壊れたテレビ、自分で直せたーーー前編

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2021-08-10


後編=テレビに『隠しコマンド』の存在! 

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2021-08-12


ほぼ1年前の記事ですが、(ふと気が付くと)今だにアクセスが多いのです。

(何でだろう?)と思い、自分で記事を読みなおしてみました。

思い当たりました。

1年前の記事には、実際に何をしたかの記述がない!

書いた当時は、よくある故障でもないし、メーカーが違えば同じ方法で治るとは思っていなかったので、敢えて載せる必要はないと判断したのですが、どうもそうではないかも知れない・・・だからアクセスが止まらないのでは・・・・

『片手落ち』と言いますか、ご迷惑をかけていたかも知れません。

ですので、今回は、私が見つけた解決法を公開させていただきます。



1.コンセント電源を抜く


2.本体の、入力切替ボタンと音量マイナスボタンを同時押ししながら、電源コンセントを入れる

3.少しすると画面に K という字が出れば、ボタンから手を放し、1段階目のクリアー


 (ここで安心せず、すぐに以下の入力をする)


4.音量マイナスボタンと選局マイナスボタンを同時押しし、画面に文字が沢山出てくれば成功
  

5.リモコンで電源をオフし、その後リモコンでオンにする


TVの強制リセット(工場出荷状態に戻す)成功です。


初めて見る方は、何の話か分からないと思いますので、手短に説明しますと・・・・

症状は、TVをオンにしてもすぐ消えてしまう、何度やっても同じで、すぐ消えるという厄介な症状です。

私は存じませんが、冒頭のブログのアクセスの多さからして、けっこう多い故障なのかもしれませんね。

そして、こういう世の中ですから、案外、他ブランドのテレビでも、同じ症状であれば、同じ方法で治るのかもしれません。

ただし・・・・

普通に見れているテレビに、上記作業はしないほうが良いと思います。

また販売店に修理出しすれば、確実に治ります。

さらに、上記記事通りにして、治らなかったとしても私は責任は負えません。

あくまで自己責任でお願いいたします。


蛇足ですが、ウチのテレビはその後問題なく使えています。





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今年の初 富士山 [自然]

関東・東海・甲信地方にお住まいであれば、多分ですが、お近くに『富士見橋』とか『富士見坂』なんてのが有るのではないかと想像します。

私のジョギングコースにも、『富士見橋』があります。

このコースを走り始めた4年前は、「富士は見えないのに富士見・・・」なんて思っていたのですが、

『富士見』なのは、大気が澄む”冬季限定”と気が付いたのは2年前でした。

川に沿った西方向を見ると、確かに雪化粧をした富士山が見えるのです。

その場所から富士までは、(ネット地図によると)130キロくらいあります。


私の今年の初富士は、今朝でした。

冬の間は、晴れて空気が澄んでいる日は見えます。

ありがたいことです。



個人的に、富士山には思い入れがあります。

若い頃、夏富士(←これは、ほとんどハイキング)は無論、単独冬富士登頂を何度も敢行しました。

足指が凍傷になったり、安物のアイゼンもピッケルも効かない青氷で、滑落しそうにもなりました。

厳冬期の富士は、あっという間に数百メートル落ちますから、単独であればまず死にます。

(昔から冬富士では、年間何人も亡くなっています)


目の前20cmさえ見えないホワイトアウトや、ブルトーザーが飛ばされるという強風も恐ろしいです。

そういう時は、動けませんからピッケルを刺して屈んで、恐怖に耐えるしかなかったです。

『次の一歩』、その一歩が怖くて足がすくみ、「ここは人間の来るとこじゃなく、神の領域だ」と思い知って、下山したこともあります。





・・・今じゃ、チンタラとノホホンとジョグしながら、小春日和に遥か彼方の冬富士を眺める。

長生きをし過ぎたのかも、知れませんね。



ですが、長い間海外に居て、帰国フライトのたびに、雲の上に突き出た富士を見ると「あ~ぁ、日本だぁ~(私の国だ!)」とじ~んときます。


やはり、「富士山は日本の象徴だ」と私は思うのです。




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無呼吸、していますか? [スロージョグ]

ここ1.2年のことですが、ちょっと動くと息苦しくなり、心臓がバクバクするようになりました。

例えば、ウチの狭い庭の木を選定する際、のこぎりを使いますね。

ほんの1分も引くと、息を整えるために1分休んでしまいます。

『年だから仕方ないでしょ』と片付ける手もありますが、どうも其れだけでは無いようです。



私、息をしていない(←気が付くまで自覚無し)時があります。

『無呼吸』というのでしょう。

TVや内職などで起きているときは、変な感じになるので、呼吸していないと気が付くと、慌てて数度深呼吸します。


就寝中の場合は、(私、不眠症気味ですので)目が覚めます。

これは名付けて『睡眠時 無呼吸症候群』ですか、けっこう多い症状らしいです。




私の無呼吸は、しょっちゅうではありません。

しかし、不思議なことに、起きているときは息を吸うのを忘れてしまい、寝ているときは逆に息を(吐こうとしても)吐けなくなります。

多分ですが、心肺機能も弱っているようです。


”呼吸”と書くように、順序としては、息はまず吐いてから吸うようで、吸えなくなるときより、吐けなくなる就寝中のほうが慌てます。

肥満はないが、どうも舌の根元がノドを塞ぐ、らしいです。

(毎晩、酒も入っているし・・・)笑ってやってください。


もう慣れたし、自分が思っていたよりも随分長生きしたので、思い悩むことはありません。

諦観ではありません、もとより命は天命に委ねています。


さらに私には、強い味方があります。

ランニングです。

若い頃は、様々なスポーツをしましたが、ランニングもその一つです。

始めてから、40数年たちます。

今じゃ、膝がボロボロの為『ランニング』は無理で、みっともないけど『スロージョグ』です。

ウオーキングと変わらないような速さ(=遅さ)です。

週3回、毎回1.5~2時間くらいがやっとです。

他の運動はもうできません。


ですが、ジョグしているときは、自然と、本来の”規則正しい呼吸”をしているのです。

走り始めは苦しいときもありますが、体の動きと呼吸のリズムが整えば、あとはもう気分爽快、リフレッシュできます。

心肺機能の劣化があっても、私はこのスロージョグで救われているのではないか、という気がいたします。


いわゆる、『過去の自分が今の自分を助けてくれる』というヤツでしょう。










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