翠富士がMVP [大相撲]
先の大相撲・名古屋場所(2023年3月)、正直に申し上げてあまり面白くはありませんでした。
毎日毎日、結びの一番まで、幕下の相撲を見ているような場所でした。
別にお金払って見に行ったわけではないので、大きなことは言えませんけど。
ひと口に言えば、「役者不足」です。
何十年ぶりだか忘れましたが、大関・横綱不在の異常事態。
優勝したのが、無印の霧馬山とは・・・
(”平幕優勝”は近頃珍しくはないですが、それは、滅多にないからこそ面白いのです)
私の贔屓の『鉄人玉鷲』も、今場所はなぜか足が前に出ない、で、わずか3勝のみ。
WBCじゃないですが、もしMVPを名指すとしたら、私は翠富士の名を挙げます。
1年前からこの関取に注目していますが、あの身体です。
あんな小兵⁽失礼!⁾で、真っ向勝負の”正攻法”のみと云う取り口は、凄いことだと思います。
そして今場所は、初日から10連勝の偉業。
あとの5番は、『欲』が出てしまったのか、経験不足からか全敗でしたが、それはそれでイイです。
アッパレです。
来場所、照ノ富士と貴景勝が元気に出てきて、土俵を引き締め、盛り上げてくれるよう期待します。
しかし、横綱・大関が一人もいない場所が、こんなに寂しいとは思わなかったです。
そのつまらない場所を盛り上げたのが、翠富士です。
ですから優勝は霧馬山ですが、もしMVPがあれば、それは翠富士だと思うのです。
それから、あとひとつ。
通常なら、千秋楽は北の富士さんが解説に出てくるのですけど、今場所は舞の海さんだけでした。
北の富士さんが、病気でなければいいのですが・・・心配です。
北の富士さんの解説は、今や ”名物”ですからね。
毎日毎日、結びの一番まで、幕下の相撲を見ているような場所でした。
別にお金払って見に行ったわけではないので、大きなことは言えませんけど。
ひと口に言えば、「役者不足」です。
何十年ぶりだか忘れましたが、大関・横綱不在の異常事態。
優勝したのが、無印の霧馬山とは・・・
(”平幕優勝”は近頃珍しくはないですが、それは、滅多にないからこそ面白いのです)
私の贔屓の『鉄人玉鷲』も、今場所はなぜか足が前に出ない、で、わずか3勝のみ。
WBCじゃないですが、もしMVPを名指すとしたら、私は翠富士の名を挙げます。
1年前からこの関取に注目していますが、あの身体です。
あんな小兵⁽失礼!⁾で、真っ向勝負の”正攻法”のみと云う取り口は、凄いことだと思います。
そして今場所は、初日から10連勝の偉業。
あとの5番は、『欲』が出てしまったのか、経験不足からか全敗でしたが、それはそれでイイです。
アッパレです。
来場所、照ノ富士と貴景勝が元気に出てきて、土俵を引き締め、盛り上げてくれるよう期待します。
しかし、横綱・大関が一人もいない場所が、こんなに寂しいとは思わなかったです。
そのつまらない場所を盛り上げたのが、翠富士です。
ですから優勝は霧馬山ですが、もしMVPがあれば、それは翠富士だと思うのです。
それから、あとひとつ。
通常なら、千秋楽は北の富士さんが解説に出てくるのですけど、今場所は舞の海さんだけでした。
北の富士さんが、病気でなければいいのですが・・・心配です。
北の富士さんの解説は、今や ”名物”ですからね。
貴景勝おめでとう! [大相撲]
結果、貴景勝が大関の重責を果たし優勝しました。
おめでとうございます!
ご本人も安堵したでしょう。
今場所の貴景勝は、ぶちかまし突き押しの一辺倒でなく、左差してからのすくい投げで、幾番かモノにしました。
横綱に向けての大きな進歩、いわゆる『引き出し』を増やしました。
ただ、来場所からは対戦相手も研究してくるでしょうから、綱取りは何とも言えません。
貴景勝の場合は、手も短いし、相手にまわしを引かれたらもうお終いという弱点があるので・・・・
今後は前まわしを取るとか、ハズ押しを磨かないと・・・
いちファンの感想ですが、大関は今年中に一人二人は出ると思うのです。
しかし、横綱となると、その任に堪えられる人材は、現状ではいないような気がします。
まぁ、序の口や序二段に将来有望な大器が出てきましたので、何年か先には盛り上がるのではと思います。
それまでは、『戦国時代』は続くのではないでしょうか。
嘗ての、栃若以降続いた、強い横綱が割拠した大相撲の全盛期は、まだまだ先の先のことなのか、それとも、もう来ないのか・・・
おめでとうございます!
ご本人も安堵したでしょう。
今場所の貴景勝は、ぶちかまし突き押しの一辺倒でなく、左差してからのすくい投げで、幾番かモノにしました。
横綱に向けての大きな進歩、いわゆる『引き出し』を増やしました。
ただ、来場所からは対戦相手も研究してくるでしょうから、綱取りは何とも言えません。
貴景勝の場合は、手も短いし、相手にまわしを引かれたらもうお終いという弱点があるので・・・・
今後は前まわしを取るとか、ハズ押しを磨かないと・・・
いちファンの感想ですが、大関は今年中に一人二人は出ると思うのです。
しかし、横綱となると、その任に堪えられる人材は、現状ではいないような気がします。
まぁ、序の口や序二段に将来有望な大器が出てきましたので、何年か先には盛り上がるのではと思います。
それまでは、『戦国時代』は続くのではないでしょうか。
嘗ての、栃若以降続いた、強い横綱が割拠した大相撲の全盛期は、まだまだ先の先のことなのか、それとも、もう来ないのか・・・
土俵は締まらないけど、見応えはある [大相撲]
横綱不在にひとり大関では、土俵は締まりません。
けど、『下剋上』というより『群雄割拠』、『我こそは・・』と云う風で、(私が相撲好きのせいか)今場所も面白いです。
まだ今日明日の取り組みがあるので、千秋楽誰が優勝するか、分かりません。
阿武咲、琴勝峰の優勝もありですが、平幕優勝にはそろそろ飽きが・・・・
かといって、貴景勝が今日明日勝って、大関の意地を見せるかと云うと、どうも既に目一杯のようで、疲れが見えます。
となると、TV桟敷のファンとしては、3人とも今日勝って巴戦が、しかも先場所のように一発で決まらない、2巡・3巡なんて、見てみたいですね。
しかも、うち2人は押相撲ですから前代未聞、嘗てなかった勝負となります。
さて明日午後5時半、笑うのは誰でしょうか・・・・
鉄人玉鷲の活躍も、私は心底凄いと思います。
ですが、相撲好きとして、若く人気のある格好良い大関、横綱を待望いたします。
相撲という国技のためにも。
けど、『下剋上』というより『群雄割拠』、『我こそは・・』と云う風で、(私が相撲好きのせいか)今場所も面白いです。
まだ今日明日の取り組みがあるので、千秋楽誰が優勝するか、分かりません。
阿武咲、琴勝峰の優勝もありですが、平幕優勝にはそろそろ飽きが・・・・
かといって、貴景勝が今日明日勝って、大関の意地を見せるかと云うと、どうも既に目一杯のようで、疲れが見えます。
となると、TV桟敷のファンとしては、3人とも今日勝って巴戦が、しかも先場所のように一発で決まらない、2巡・3巡なんて、見てみたいですね。
しかも、うち2人は押相撲ですから前代未聞、嘗てなかった勝負となります。
さて明日午後5時半、笑うのは誰でしょうか・・・・
鉄人玉鷲の活躍も、私は心底凄いと思います。
ですが、相撲好きとして、若く人気のある格好良い大関、横綱を待望いたします。
相撲という国技のためにも。
28年ぶりの巴戦でドラマが [大相撲]
猫も杓子も『サッカーファン』になって騒いでいるさなか、大相撲九州場所は、28年ぶりだかの、”巴戦”になりました。
貴景勝 VS 高安 VS 阿炎、誰も予想しなかった顔ぶれとまでは言いませんが、今場所は、団栗の背比べで、若干、面白みに欠けていたので、最後の最後に巴戦とは、相撲ファンへの天からのプレゼントでしょう。
結果、一回りで決まり、阿炎が棚ボタの初優勝を拾いました。
あの元気で切れ味のある解説をする、阿炎の錣山親方、体調を崩して入院しているとか・・・
愛弟子の優勝を土俵下で見れず、残念でした。
早く回復して戴き、辛口解説を聞きたいものです。
高安は実力はあるのに、どうしても優勝の芽が出ません。
しかも、巴戦で脳震盪を起こして倒れこむとは、云っちゃ悪いですが恥ずかしいかも。
数えたわけではないですが、高安が13日目以降まで優勝に絡んだのは、10場所ではきかないはずです。
必ず寸前で涙を呑む。
失礼ですが、なんか”お祓い”でもしたほうが、とか思ってしまいます。
貴景勝、今場所は吸引治療?の跡だらけの背中で奮闘しましたが、どうもいまひとつ・・・
高安と貴景勝、当然クチにしないでしょうけど、身体はあちこちボロボロなのだと思います。
力士の立ち合いの圧力は、一般人ならぶっ飛んで即死するほど強いと言われますので、云ってみれば”因果な商売”ですね、不謹慎ですが。
そこへ行くと、阿炎は若いせいもあるのでしょうが、『天然』?というかなんというか、影が無い、見えない(実際は苦労もあるのでしょうが)ですね。
さて、次は初場所、楽しみです。
貴景勝 VS 高安 VS 阿炎、誰も予想しなかった顔ぶれとまでは言いませんが、今場所は、団栗の背比べで、若干、面白みに欠けていたので、最後の最後に巴戦とは、相撲ファンへの天からのプレゼントでしょう。
結果、一回りで決まり、阿炎が棚ボタの初優勝を拾いました。
あの元気で切れ味のある解説をする、阿炎の錣山親方、体調を崩して入院しているとか・・・
愛弟子の優勝を土俵下で見れず、残念でした。
早く回復して戴き、辛口解説を聞きたいものです。
高安は実力はあるのに、どうしても優勝の芽が出ません。
しかも、巴戦で脳震盪を起こして倒れこむとは、云っちゃ悪いですが恥ずかしいかも。
数えたわけではないですが、高安が13日目以降まで優勝に絡んだのは、10場所ではきかないはずです。
必ず寸前で涙を呑む。
失礼ですが、なんか”お祓い”でもしたほうが、とか思ってしまいます。
貴景勝、今場所は吸引治療?の跡だらけの背中で奮闘しましたが、どうもいまひとつ・・・
高安と貴景勝、当然クチにしないでしょうけど、身体はあちこちボロボロなのだと思います。
力士の立ち合いの圧力は、一般人ならぶっ飛んで即死するほど強いと言われますので、云ってみれば”因果な商売”ですね、不謹慎ですが。
そこへ行くと、阿炎は若いせいもあるのでしょうが、『天然』?というかなんというか、影が無い、見えない(実際は苦労もあるのでしょうが)ですね。
さて、次は初場所、楽しみです。
高安! あれじゃ、玉鷲に勝てないぞ [大相撲]
以前、そして先週(↓)も記事にしたように、今場所の玉鷲は強かったです。
https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2022-09-16
まずは玉鷲関におめでとうございます!
思うのですが、今のままでは、高安の優勝は難しいです。
今まで何度も優勝を争ったのに、一度も賜杯を抱いたことがない。
高安関が稽古熱心なのは、相撲ファンなら誰でも知っています。
しかし、いつも思うのですが、仕切りの表情が良くないです。
『いやだな~』
『めんどくさいな~』
『何でこんなことしないといけないの~』
『やる気ないな~』
と云う態度に見えてしまうのです。
もちろん、実際は勝つ気満々なのでしょうが、”勝負”するなら、死力を尽くすという気概を、態度や表情にして前面に出すべきだと私は思うのです。
(あれだけ恐い顔と身体しているのですから、『オマエ~、ぶっ壊すぞ!』=例えばですが=そのくらいの表情で仕切れば、勝ち星は増えるのでは・・・)
今日は千秋楽の、しかも優勝のかかった一番で自分が星ひとつ負けているのに・・・あんなやる気のない(ように見える)仕切りは、見ていて気分が悪くなります。
たとえ作戦やフェイクだとしても、やってはいけないことでしょう。
あのような表情で仕切りを重ねるのは、相手に対して、ファンに対して、相撲という伝統の神事に対して、失礼です。
演技する必要はありません。
自分の気持ちを、態度や表情に素直に出せば良いだけです。
高校野球や、他のすべてのスポーツに学ぶべきではないでしょうか。
『古い』と言われるかもしれませんが、「絶対に勝つぞ!」という気迫を仕切りに見せてほしいのです。
きょうの高安は負ければお終いの、背水の陣だったので尚更です。
一方、玉鷲は引き締まった表情で、自信と気力を感じさせ、厳かに仕切りを重ねていました。
立ち会う前から勝負は決まっていた・・・と私は思いました。
横綱の照ノ富士が途中休場し、3大関がだらしない今場所を、37歳10か月の玉鷲が引き締めてくれました。
ありがとう!
今、優勝インタビュー見ています。
https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2022-09-16
まずは玉鷲関におめでとうございます!
思うのですが、今のままでは、高安の優勝は難しいです。
今まで何度も優勝を争ったのに、一度も賜杯を抱いたことがない。
高安関が稽古熱心なのは、相撲ファンなら誰でも知っています。
しかし、いつも思うのですが、仕切りの表情が良くないです。
『いやだな~』
『めんどくさいな~』
『何でこんなことしないといけないの~』
『やる気ないな~』
と云う態度に見えてしまうのです。
もちろん、実際は勝つ気満々なのでしょうが、”勝負”するなら、死力を尽くすという気概を、態度や表情にして前面に出すべきだと私は思うのです。
(あれだけ恐い顔と身体しているのですから、『オマエ~、ぶっ壊すぞ!』=例えばですが=そのくらいの表情で仕切れば、勝ち星は増えるのでは・・・)
今日は千秋楽の、しかも優勝のかかった一番で自分が星ひとつ負けているのに・・・あんなやる気のない(ように見える)仕切りは、見ていて気分が悪くなります。
たとえ作戦やフェイクだとしても、やってはいけないことでしょう。
あのような表情で仕切りを重ねるのは、相手に対して、ファンに対して、相撲という伝統の神事に対して、失礼です。
演技する必要はありません。
自分の気持ちを、態度や表情に素直に出せば良いだけです。
高校野球や、他のすべてのスポーツに学ぶべきではないでしょうか。
『古い』と言われるかもしれませんが、「絶対に勝つぞ!」という気迫を仕切りに見せてほしいのです。
きょうの高安は負ければお終いの、背水の陣だったので尚更です。
一方、玉鷲は引き締まった表情で、自信と気力を感じさせ、厳かに仕切りを重ねていました。
立ち会う前から勝負は決まっていた・・・と私は思いました。
横綱の照ノ富士が途中休場し、3大関がだらしない今場所を、37歳10か月の玉鷲が引き締めてくれました。
ありがとう!
今、優勝インタビュー見ています。
鉄人だ 玉鷲! [大相撲]
半世紀以上の相撲ファンです。
以前書いた贔屓の力士の一人、玉鷲が今場所も元気です。
一昨日の照ノ富士に続き、昨日は貴景勝を土俵に這わせました。
37歳!
ホテルマン志望の大卒、相撲を始めたのは20歳とか・・・この経歴だけでも信じられない異色のモンゴリアン力士です。
近頃の力士には、当たり前の肘・膝のサポーターやテーピング。
そんな見苦しい姿は、玉鷲にはほとんど見られない。
怪我には無縁の、”鉄人”だからでしょう。
身体のハリも、とても37歳の力士とは思えませんね。
何より、顔と身体から、性格の良さがにじみ出ているように感じるのは、私だけでしょうか。
『勝てば官軍』とは言え、(誰とは言いませんけど)取り口の狡さ、小賢しさは、力士でも顔や態度に出ています。
家庭を大事にして、モンゴル力士のコミュニティーとは、距離を置いている⁽らしい⁾?との評判も好感度ありです。
かつて、朝青龍や白鳳が君臨していた頃、『モンゴル共済組合』は大相撲を詰まらなくしたと個人的には思っていますから。
だいたい、ケガと無縁というのが信じられませんね。
相撲に限らず、ハイレベルなところで戦っているアスリートは、口には出しませんが、100%と言っていい位、身体に故障や爆弾を抱えているものです。
大相撲という『格闘技』で17年やって、痛いところがない?のは異常です。
今場所というより、今後が非常に楽しみな ”鉄人玉鷲” です。
さぁ~て、今日はどんな相撲を見せてくれるかな。
以前書いた贔屓の力士の一人、玉鷲が今場所も元気です。
一昨日の照ノ富士に続き、昨日は貴景勝を土俵に這わせました。
37歳!
ホテルマン志望の大卒、相撲を始めたのは20歳とか・・・この経歴だけでも信じられない異色のモンゴリアン力士です。
近頃の力士には、当たり前の肘・膝のサポーターやテーピング。
そんな見苦しい姿は、玉鷲にはほとんど見られない。
怪我には無縁の、”鉄人”だからでしょう。
身体のハリも、とても37歳の力士とは思えませんね。
何より、顔と身体から、性格の良さがにじみ出ているように感じるのは、私だけでしょうか。
『勝てば官軍』とは言え、(誰とは言いませんけど)取り口の狡さ、小賢しさは、力士でも顔や態度に出ています。
家庭を大事にして、モンゴル力士のコミュニティーとは、距離を置いている⁽らしい⁾?との評判も好感度ありです。
かつて、朝青龍や白鳳が君臨していた頃、『モンゴル共済組合』は大相撲を詰まらなくしたと個人的には思っていますから。
だいたい、ケガと無縁というのが信じられませんね。
相撲に限らず、ハイレベルなところで戦っているアスリートは、口には出しませんが、100%と言っていい位、身体に故障や爆弾を抱えているものです。
大相撲という『格闘技』で17年やって、痛いところがない?のは異常です。
今場所というより、今後が非常に楽しみな ”鉄人玉鷲” です。
さぁ~て、今日はどんな相撲を見せてくれるかな。
『ワカタカカゲ』・・もう、カムなよな [大相撲]
大阪場所、千秋楽、終わりました。
若隆景関、優勝おめでとうございます。
新関脇の優勝は、86年ぶりだそうで・・・
しかも小兵力士です。
ただし、ただの小兵ではない。
真っ向からぶつかり、崩して押し込み勝っていく、正攻法です。
嘗ての”千代の富士”とまではいかないにしても、抜群の足腰と体幹を持っているようです。
若隆景が名を挙げて来た過去数場所、数多のアナウンサーが『ワカタカカゲ』という名前をカンでいました。
(まァ、近頃のアナウンサーは、学歴・容姿優先のようですから仕方ないか)
今場所ライバルとなった高安。
同じようにフィリピン人母を持つ御嶽海が、先場所優勝し、大関に昇進したのも、良い刺激になったのかも知れません。
頑張りましたが、しかし・・・最後は兄弟子の”稀勢の里”譲り?の、脆さ・弱さが出たように、個人的には感じました。
ふた回りも、み回りも身体が小さい若隆景に、気力と技で圧倒されてしまいました。
最後は背中を向けた挙句、這いつくばるように倒されてしまいました。
無様な負け方でしたが、勝った力士を誉めるべきでしょう。
若隆景、今後楽しみな力士です。
事と次第?によっては、近々、久々の”小兵大関” アリですね。
だいたい近頃の力士は、物理的な『重さ』に頼りたいのか、無駄な体重を付けすぎ。
だから故障も多い。
身体の大きさではなく、相撲本来の”技”を磨くべきでは・・・
と私はTV桟敷で思うのです。
若隆景関、優勝おめでとうございます。
新関脇の優勝は、86年ぶりだそうで・・・
しかも小兵力士です。
ただし、ただの小兵ではない。
真っ向からぶつかり、崩して押し込み勝っていく、正攻法です。
嘗ての”千代の富士”とまではいかないにしても、抜群の足腰と体幹を持っているようです。
若隆景が名を挙げて来た過去数場所、数多のアナウンサーが『ワカタカカゲ』という名前をカンでいました。
(まァ、近頃のアナウンサーは、学歴・容姿優先のようですから仕方ないか)
今場所ライバルとなった高安。
同じようにフィリピン人母を持つ御嶽海が、先場所優勝し、大関に昇進したのも、良い刺激になったのかも知れません。
頑張りましたが、しかし・・・最後は兄弟子の”稀勢の里”譲り?の、脆さ・弱さが出たように、個人的には感じました。
ふた回りも、み回りも身体が小さい若隆景に、気力と技で圧倒されてしまいました。
最後は背中を向けた挙句、這いつくばるように倒されてしまいました。
無様な負け方でしたが、勝った力士を誉めるべきでしょう。
若隆景、今後楽しみな力士です。
事と次第?によっては、近々、久々の”小兵大関” アリですね。
だいたい近頃の力士は、物理的な『重さ』に頼りたいのか、無駄な体重を付けすぎ。
だから故障も多い。
身体の大きさではなく、相撲本来の”技”を磨くべきでは・・・
と私はTV桟敷で思うのです。
”照ノ富士優勝と世界のHONDA [大相撲]
九州場所、遅ればせながら照ノ富士関 優勝おめでとう。
小学生の頃から尊敬している人物に、本田宗一郎氏がいる。
戦前の静岡の鍛冶屋の息子。
型破りで強烈な職人?キャラで『オヤジ』として、”本田技研”を立ち上げ、現在に至る ”世界のHONDA” となした。
氏は独特な名言を数多く残しています。
その一つ。
『人類の歴史の中で、本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうとしている人間だけだ』
私は弱さに甘んじてきたほうですが、今のスポーツ界で『強くなろうとしている』典型は、大谷翔平と照ノ富士・・・まあ他にもいるでしょうが。
大谷選手は云わずと知れたMLBのスーパースター、『100年に1人』の逸材。
私、60年来のTV桟敷ファンですが、褌を絞めての相撲経験はありません。
したがって、以下は素人考えです。
復活後の照ノ富士は、上半身と下半身が別々に動いているように見える。
相手の力を、上手く上半身で逃がし相撲を取っている。
下半身が崩れず腰がブレないから、見ていて負ける気がしない。
だから相手力士は、照ノ富士の腰を立たすか崩さない限り、勝ち目は無い。
照ノ富士にひとつ文句?をつけるとすると、あの両ひざの大仰なサポーター。
無くても勝てそうな気がしますが、ケガ予防?
しかし、土俵入り披露の時も外さないとは・・・・・分からない。
晩年に至り同じようなサポーターをしていた安美錦の場合は、年齢的にやむを得ないと思っていましたが、30歳の横綱としてどうなのだろうか。
以前は、サポーターは無論テーピングさえ一切しなかった遠藤でさえ、近頃はテーピングを常用しているので、時代なのでしょうか。
例えば、フル装備のアメフト選手とラグビー選手がぶつかり合えば、吹っ飛ばされるのがラグビー選手なのが容易に想像がつく。
あの大仰な膝サポーターが「戦闘力」をアップさせているとすれば、”身に寸鉄を帯びず” 力と技を競う、という大相撲のポリシーに反する可能性も出てくる。
力士に知り合いは居ないので、真偽のほどを聞くことはできません。
小学生の頃から尊敬している人物に、本田宗一郎氏がいる。
戦前の静岡の鍛冶屋の息子。
型破りで強烈な職人?キャラで『オヤジ』として、”本田技研”を立ち上げ、現在に至る ”世界のHONDA” となした。
氏は独特な名言を数多く残しています。
その一つ。
『人類の歴史の中で、本当に強い人間などいない。いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうとしている人間だけだ』
私は弱さに甘んじてきたほうですが、今のスポーツ界で『強くなろうとしている』典型は、大谷翔平と照ノ富士・・・まあ他にもいるでしょうが。
大谷選手は云わずと知れたMLBのスーパースター、『100年に1人』の逸材。
私、60年来のTV桟敷ファンですが、褌を絞めての相撲経験はありません。
したがって、以下は素人考えです。
復活後の照ノ富士は、上半身と下半身が別々に動いているように見える。
相手の力を、上手く上半身で逃がし相撲を取っている。
下半身が崩れず腰がブレないから、見ていて負ける気がしない。
だから相手力士は、照ノ富士の腰を立たすか崩さない限り、勝ち目は無い。
照ノ富士にひとつ文句?をつけるとすると、あの両ひざの大仰なサポーター。
無くても勝てそうな気がしますが、ケガ予防?
しかし、土俵入り披露の時も外さないとは・・・・・分からない。
晩年に至り同じようなサポーターをしていた安美錦の場合は、年齢的にやむを得ないと思っていましたが、30歳の横綱としてどうなのだろうか。
以前は、サポーターは無論テーピングさえ一切しなかった遠藤でさえ、近頃はテーピングを常用しているので、時代なのでしょうか。
例えば、フル装備のアメフト選手とラグビー選手がぶつかり合えば、吹っ飛ばされるのがラグビー選手なのが容易に想像がつく。
あの大仰な膝サポーターが「戦闘力」をアップさせているとすれば、”身に寸鉄を帯びず” 力と技を競う、という大相撲のポリシーに反する可能性も出てくる。
力士に知り合いは居ないので、真偽のほどを聞くことはできません。
最凶の関取:白鵬 [大相撲]
(『白鵬ファン』という人も居るので、以下はあくまで私個人の思いということで)
見ているだけでハラが立って仕方ないので、書くともう、どうなるか分からないので、以下の引用で勘弁です。
『白鵬には愛想が尽きた』・・・by 北の富士
【北の富士コラム】白鵬には愛想が尽きた…44回も優勝してもまだあのような汚い手段で優勝したいのか:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)
『・・・それが生き方だから仕方がない』・・・by 北の富士
【北の富士コラム】誰の忠告も通じない白鵬、それが生き方だから仕方がない しかし、これだけは言っておこう(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
『伝統や価値観が壊れてしまう』・・・by 舞の海
舞の海氏「歴代の横綱たちが守ってきた伝統や価値観が壊れてしまう」白鵬の奇襲 - サンスポ (sanspo.com)
上の青字部分を検索かけるとURLが出てくる(ハズ)です。
TVの大相撲放送は、ほぼ毎日内職しながら見ています。
ときおり番組の途中で、古い懐かしい取り組みのビデオを流してくれます。
昔の白黒やカラーのフィルムもあるし、つい最近までのビデオまで。
私60年くらい前から相撲をTV観戦していますが、嘗ての取り組みを見ていると、古ければ古いほど相撲に”品格”があったように感じます。
それらに比べれば、白鵬の相撲はまるで「チンピラのケンカ」のように見えて、誠に不快です。
我が国の相撲は、600年以上前から、五穀豊穣を祈念する”神事”として各地に存在しました。
天を畏れ、対戦相手を敬い、”心技体”を鍛え、八百万(やおよろず)の神の前に、正々堂々とした戦いを捧げたのです。
この稿の冒頭のタイトル「最凶」の「凶」は、凶悪の凶、凶暴の凶、元凶の凶でございます。
『他の力士が不甲斐ないから』という見方もございますが、白鵬の取り口や土俵態度に対抗していたら、もうそれは相撲じゃなくなります。
蛇足ではありますが、白鵬は、大谷選手の爪の垢でも煎じて呑めばいいのかも。
以上まったく私見です。
見ているだけでハラが立って仕方ないので、書くともう、どうなるか分からないので、以下の引用で勘弁です。
『白鵬には愛想が尽きた』・・・by 北の富士
【北の富士コラム】白鵬には愛想が尽きた…44回も優勝してもまだあのような汚い手段で優勝したいのか:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)
『・・・それが生き方だから仕方がない』・・・by 北の富士
【北の富士コラム】誰の忠告も通じない白鵬、それが生き方だから仕方がない しかし、これだけは言っておこう(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
『伝統や価値観が壊れてしまう』・・・by 舞の海
舞の海氏「歴代の横綱たちが守ってきた伝統や価値観が壊れてしまう」白鵬の奇襲 - サンスポ (sanspo.com)
上の青字部分を検索かけるとURLが出てくる(ハズ)です。
TVの大相撲放送は、ほぼ毎日内職しながら見ています。
ときおり番組の途中で、古い懐かしい取り組みのビデオを流してくれます。
昔の白黒やカラーのフィルムもあるし、つい最近までのビデオまで。
私60年くらい前から相撲をTV観戦していますが、嘗ての取り組みを見ていると、古ければ古いほど相撲に”品格”があったように感じます。
それらに比べれば、白鵬の相撲はまるで「チンピラのケンカ」のように見えて、誠に不快です。
我が国の相撲は、600年以上前から、五穀豊穣を祈念する”神事”として各地に存在しました。
天を畏れ、対戦相手を敬い、”心技体”を鍛え、八百万(やおよろず)の神の前に、正々堂々とした戦いを捧げたのです。
この稿の冒頭のタイトル「最凶」の「凶」は、凶悪の凶、凶暴の凶、元凶の凶でございます。
『他の力士が不甲斐ないから』という見方もございますが、白鵬の取り口や土俵態度に対抗していたら、もうそれは相撲じゃなくなります。
蛇足ではありますが、白鵬は、大谷選手の爪の垢でも煎じて呑めばいいのかも。
以上まったく私見です。
闘う照ノ富士・戦わない白鵬 [大相撲]
始めに、
「照ノ富士関、おめでとう!」
言うまでもなく、”相撲”は日本古来の伝統行事であります。
現代においては、同時に格闘技、つまり強さを競い合うスポーツという一面も持ち合わせています。
3月場所の照ノ富士は強かったです。
まぁ『強い弱い』は相対的な言葉ですから、他の力士が弱かったとも言えますけどね。
2・3番、少々強引な力まかせの勝ちもありましたが、逆に、膝をかばって無理をしない負けもありました。
ただ総じて、『ここぞ!』という一番では”絶対に勝つ!”という強い気迫を、TV画面からでも感じました。
(『名勝負』とは、両力士が”絶対に勝つ”という、強い意志を持った時に生まれると私は思っています)
今場所は、ともかく勝ちにいく気力の強さが、現3大関を上回った結果の3度目の優勝だと思います。
一度は”地獄を見た男”の強さが光りました。
個人的には、今後の照ノ富士に、気になる点がふたつあります。
・膝サポーター・・・どう見てもデカくブ厚く、何やら中にゴチャゴチャ入っているようです。あの特注サポーターなしでは、勝てないのでしょうか?
万一、膝に不安のある他の力士がマネするようになると困ります。
本来は褌(ふんどし)一本、寸鉄を帯びずハダカで戦うのが相撲でしょうから。
・まだ何かある・・・私は易者ではありませんが、照ノ富士を見ていると「この人には、また大きな困難が起こる」ような気がしてなりません。
杞憂と云うか、間違いであれば幸いです。
いっぽう、戦わない大横綱:白鵬ですが・・・。
・・・・・・・・・・ダメです、書けません。
私だけかも知れませんが、今この人については悪口しか今は書けませんので、止めておきます。
一点だけ、白鵬にぜひ聞きたいことがあるのですが・・・
鶴竜の引退をどう受け止めたのか?・・・・な。
大相撲でメシを食っているメディア関係で、勇気のある人。
誰か、白鵬に問い糺(ただ)していただけませんかね。
協会にも責任はあるでしょう。
相撲協会は❝公益財団法人”ですから、私には、相撲協会にも白鵬にも、身を正す義務があるように思えます。
「照ノ富士関、おめでとう!」
言うまでもなく、”相撲”は日本古来の伝統行事であります。
現代においては、同時に格闘技、つまり強さを競い合うスポーツという一面も持ち合わせています。
3月場所の照ノ富士は強かったです。
まぁ『強い弱い』は相対的な言葉ですから、他の力士が弱かったとも言えますけどね。
2・3番、少々強引な力まかせの勝ちもありましたが、逆に、膝をかばって無理をしない負けもありました。
ただ総じて、『ここぞ!』という一番では”絶対に勝つ!”という強い気迫を、TV画面からでも感じました。
(『名勝負』とは、両力士が”絶対に勝つ”という、強い意志を持った時に生まれると私は思っています)
今場所は、ともかく勝ちにいく気力の強さが、現3大関を上回った結果の3度目の優勝だと思います。
一度は”地獄を見た男”の強さが光りました。
個人的には、今後の照ノ富士に、気になる点がふたつあります。
・膝サポーター・・・どう見てもデカくブ厚く、何やら中にゴチャゴチャ入っているようです。あの特注サポーターなしでは、勝てないのでしょうか?
万一、膝に不安のある他の力士がマネするようになると困ります。
本来は褌(ふんどし)一本、寸鉄を帯びずハダカで戦うのが相撲でしょうから。
・まだ何かある・・・私は易者ではありませんが、照ノ富士を見ていると「この人には、また大きな困難が起こる」ような気がしてなりません。
杞憂と云うか、間違いであれば幸いです。
いっぽう、戦わない大横綱:白鵬ですが・・・。
・・・・・・・・・・ダメです、書けません。
私だけかも知れませんが、今この人については悪口しか今は書けませんので、止めておきます。
一点だけ、白鵬にぜひ聞きたいことがあるのですが・・・
鶴竜の引退をどう受け止めたのか?・・・・な。
大相撲でメシを食っているメディア関係で、勇気のある人。
誰か、白鵬に問い糺(ただ)していただけませんかね。
協会にも責任はあるでしょう。
相撲協会は❝公益財団法人”ですから、私には、相撲協会にも白鵬にも、身を正す義務があるように思えます。