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学校はナゼ国籍を隠したがるのだろう [中学校]

中学校の外国人生徒のお話です。

これで3連続投稿です。

この問題は、私の手には負えないので、これで最後とさせていただきます。



私が、オカシイぞと思ったことを書かせていただきます。

前々回の『ドッジボール事件』の時、

子供と教師を含め、相手の親御さんと会い謝罪をしたときです。

私は、時間通りに学校へ行ったのですが、相手が30分ほど遅れてきました。

その間、先生に状況を聞いたり、雑談したりしていたのですが・・・・

相手の子供の国籍を聞くと、話を逸らそうとするんです。

2.3度また話を向けても、云いませんでした。

相手が来て謝罪している最中、職員がポケトークを操作していたので、(角度を変えて)「何語に訳しているのですか」と質問しようとしたのですが、どうもその話は『タブー』という雰囲気でしたので、止めました。

私は、多少ならいくつかの外国語を操れますので、相手の自国語で謝罪できるなら・・・と思ったのですが。

学校側は、『国籍は言えない』という感じがアリアリでした。



前回の記事の『チャイ』 『な』の時でも、生徒がふざけて国籍を言っただけで、教師はキレて長々と説教。


どうやら、”外国人生徒の国籍は隠す”という、学校の指導要綱でもありそうな気がします。


もしそうであれば、私は、「それは変だ、間違っている」と思うのであります。


当の生徒にしてみれば、『ナゼ私のアイデンティティーである国籍を、恥部のように隠さないといけないの』と思うかもしれない。

逆に考えて、もし貴方様もしくはお子様が外国の学校に行って、『国籍は言うな』と云われたら、どう思うでしょうか。


私の時代には、不幸にも、クラスに外国人はいませんでした。

もし外国人子弟が沢山いたら、子供のことですから、ネェネェ・・・「どこの国?」「どんな国?」「どんな言葉?」・・・それぞれに興味は尽きなかったでしょう。

まるで、”インターナショナルスクール”、もう楽しさしかないでしょう。

そう思うと、今の子供は恵まれていると(私個人は)思うのです。


時代に適合した、”日本の義務教育”を学校と教育委員会に望みます。

海外にお手本は幾らでもあります。

目を瞑るのではなく、残念ながら、世の中には、小中学校にも、差別もイジメもあることを認めて欲しいのです。

そして、じゃぁ、どうすればいいのか、どう無くすべきか、なぜ無くすべきか、正面から向き合う。

それが、”教育”ではないでしょうか。


昨今の円安のせいもあって、外国人にとって、働き先として日本の魅力は低下し、外国人労働者が減少していると聞きます。

『少子化』もあって、外国人の力抜きには、日本という国の未来は明るくないと思うのです。

それでも、子弟が日本の学校に通えば、変な差別を受けるとしたら・・・・



エラそうなことを言って申し訳ないです。

この問題の記事は、もう当分書きません。



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『チャイ』 『な』 [中学校]

前回の記事に関連して、もうひとつ書かせていただきます。


同じく、公立中学校の外国人生徒にまつわる話です。



今から約5年前のこと・・・・・・


授業中、教師がある生徒(外国人)を指した。

その生徒は、なかなか先生の質問に答えられなかった。

すると、ある生徒が、ふざけて『チャイ』と云った。

それに呼応⁽こおう⁾するように、別の生徒がタイミングよく、『な』と・・・


(ご推察の通り、件の生徒は中国人の子弟です)



これがナゼか教師の逆鱗に触れ、そこから、授業は長いお説教にかわった。


勿論、私はその場にいたわけではありません。

その場にいた生徒からの伝聞です。

しかし、雰囲気はだいたい想像できます。


考え方は人それぞれであって、上記のこと(事件?)をどう評価するかは、様々だと思います。

また、立場もあり、私がその外国人生徒だったらとか、当該教師だったらとか、長い説教を喰らった他の生徒だったら、とかによっても違ってくるでしょう。




あくまで、70過ぎの呆けたジィ様の私見ですが・・・

これが『人種差別』なのか?

これが『いじめ』なのか?

ちょっと大袈裟じゃない・・・


・・・わかりませんね。


私自身は半世紀前、海外に住んでいた時、当たり前に人種差別されたことはあります。

現在でも、何処の国でも、外国人を差別する人は一定数いると思います。

善悪とかでなく、人種差別は、彼らの主義主張の一部ですから、(暴行傷害とか器物破損とかは別にして)争っても仕方ないです。

そんなレイシストには関わらないのが、最良の選択です。

差別をしない人のほうが、圧倒的に多いのですから。

それに外国では、私は実際に『外国人』ですし。



話を戻します。


もし私がその外国人生徒であったとしたら・・・・

「この程度のことで、過剰に反応して、クラス全員を叱らないで欲しい」

「せっかくクラスに溶け込もうとしているのに・・・これじゃ逆効果じゃない」

と、感じるのではないでしょうか。


また、私が日本人の生徒であったら、「外国人の子供とは、関わらないほうがイイ」と思うのではないでしょうか。




前回の記事でも申し上げましたが、時代はとっくに変わっています。


日本の旧態然とした義務教育も、”グローバルなスタンダード”を目指し、イノベートしていく必要があると思うのです。


少なくとも、前回のドッジボールの件にしても、この記事の”『チャイ』『な』”にしても、騒げば騒ぐほど、かえって外国人子弟を孤立させると云うか、逆効果ではないかと。。。。


そしてそれは、別の新たな『差別』を生むのではと。。。。。

(もっとも、それこそが権力者の『狙い』だとしたら、別の話しですけど)



こういう問題は、移民・外国人労働者の多い欧米などでは、古くからあります。

日本では、通名を使う在日の人たちを除けば、つい最近の話だと思います。


私は、老い先が短いジジィです。

考えても、疲れるだけで答えは見出せません。

私同様のジィ様の出番でもなく、若く頭脳明晰な人材に期待したいです。



もう少し、この件で申し上げたい事があるのですが、長くなったので、次の稿で書きたいと思います。







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中学校に呼び出され謝罪しました [中学校]

我が家の⁽公立⁾中学1年生。

授業(レクレーション)で『ドッチボール』をしていたときに、眼鏡をかけていた子に当たってしまいました。

眼鏡のフレームが壊れて・・・

顔が痛いと・・・



その子の親は、怒り心頭。

(翌日)学校に怒鳴り込んできて、学校と、ぶつけた子供と、その保護者に謝罪を要求。

教師はビビッて、謝罪しに来てほしいと、ウチに電話してきました・・・・

(壊れたメガネは学校の保険で補償できるが・・・とか・・・)



たまたま家人がいないので、諸々の事情を鑑み、私が学校に赴きました。

そして謝罪しました。


その「諸々の事情」とは・・・・・

まず、その子の親は、両親とも外国人。

片親ならともかく両親ともですから、日本語もあまりしゃべれないし、日本の習慣には疎⁽うと⁾い。


”ドッチボール”と言う、ボールをぶつけ合う遊びと云うかスポーツも、知らないのでしょう。

(子供は日本の小学校経験があるので、日本語は話せると云う事です)


私らの頃とは違い、今は顔にぶつけてはいけない、というルールがあるようです。

しかし、手元が逸れたとか、相手が屈んだのでという、不作為のケースは当然ありえることです。

ただ、(その親にとっては)子供が、『学校でボールをぶつけられて、眼鏡が壊れて顔が痛かった』という事実だけです。


ドッチボールでボールをぶつけられた子の親が、学校に怒鳴り込んで教師に謝罪させ、さらにぶつけた子とその親にも謝罪を要求すると云うのは、日本人にはない発想だと思います⁽これは要注意ですね)。


困惑する担任の先生から、(そういうワケで、相手が収まらないので、来校いただき、一応、謝って欲しい)と懇願されました。

学校が一番嫌がる外国人(人種)トラブルでしょうから、こじらせると大きな問題に成り得ると、私は感じました。

全く不本意ですが、(学校と担任教師のために)私は学校に赴き、日本語の分からない外国人の母親に謝罪しました。

(隣では学校職員が、ポケトークを使って・・・)



その日の午後の事、考えてみると、ちょっと引っ掛かりまして・・・

つまり、私が謝ったと云う事は『罪状認否』で「認めた」ということになります。

海外では、このあと起こりうるのは、”損害賠償請求”です。

応じなければ、民事訴訟という流れです。



学校の授業で起きたことなので、学校の非も大ありです。

始める前に眼鏡を外させなかったこと、外してドッチボールが出来ないほどの視力なら、『見学』させるのが筋でしょう。

そして、事件?が起きた後、学校はその子の保護者に連絡を入れなかったことなどが、問題とされているようです。

これらの学校の落ち度に、その保護者は怒っているようです。

(先生たちにしてみれば、『言葉が通じないから(気おくれした)』あるいは『大したことない(と思った)』と云うのもあったようです)

いずれにしろ、起きてしまったことを云々するのは、あとの話しです。



私は、海外生活が長かったのでわかりますが、タチの悪い相手ですと流れとしては・・・

医師の診断書の提出、そして警察で被害届提出、受理されれば、刑事or and民事訴訟・・・

相手どるのは、学校と加害者(の保護者)です。

人権擁護の民間団体を味方に付けたりすれば、支援もとれます。

私はともかく、公立学校は親方日の丸ですから、勝てば、かなり払うでしょう。

診断書内容は、懇意の医者がいれば融通が利きますし、外傷が無くても、PTSDや心身⁽不安恐怖⁾症という病名などもあります。


ところが、そんな”危機管理意識”は、学校には無いようで、数日待っても私には連絡はありません。

週明けまで待って、私から学校に問い合わせました。


曰く、眼鏡は保険で賠償した、ケガは無いようで診断書は提出されていない旨。


思うに、たぶんこれでこの件は、落着でしょう。


学校には、”再発防止”を重ねてお願いしました。



当学区のみならず、近頃の日本の公立小中学校には、外国人子弟が増えています。

公立小中学校や教育委員会は、何か起きた時に、外国人児童・生徒やその保護者に、対処できるレベルになっているのでしょうか。


学校&教育委員会は、『ハレモノに触る』ように扱うより、バックグラウンドの違う人たちへの、”(対応)マニュアル”作りが、必要なのではと感じました。


多分ですがその内、何処かの小中学校で摩擦が生じ、『被害者』が出るのではと危惧します。

或いは、もう既に群発していて、隠蔽されているのか?














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