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肉の快感 [グルメフード]

ここ数か月前からですが、ハマっていることがあります。



激安スーパーなどの食材買い出し行脚で、朝9時開店を狙います。

すると昨日の売れ残り(だが賞味期限内の)肉類が3割引きで売られている(ことがある)。

それらを探して買う。

豚ひき肉グラム88円 → 3割引きで61円=3キロあれば810円のお得!
オージービーフのこま切れグラム99円 → 3割引きで69円=1キロあれば300円のお得!

アンガスビーフ・ロースステーキ用グラム176円 → 3割引きで123円=1キロあれば530円のお得!

などなど・・・・

そしてナントごくたまには”半額”の掘り出し物もあるのであります。

(経験によればですが、冷凍すれば1週間ぐらいどうって事ありません)


ウチは食べ盛りの男児を二人抱える貧乏世帯。

「飼育係」としては、せめてメシぐらいはハラいっぱい食わせたいのです。

その結果、肉類の消費は週に約5キロになり、これではもう”質より量”を優先するしかありません。


お買い得を狙い通りに手にした時は、ハッキリ言って、「快感!」です。

この楽しみは、「カネにゆとりのある世帯には分からない」だろうし、定価で買う他人様への優越感も捨てがたい。

(飽きるまでは)病みつきになりそうです。



巷では、スーパーの閉店間際を狙って、弁当を半値とかで買う人達も多いと聞く。

たぶん私同様、それも快感、止められないのでしょう。

喩えて云うなら、釣りに行き大物を釣ったとか、山歩きしてたら松茸を見つけたとか、狩りで獲物をしとめたとか、そんな類い。


縄文の狩猟採集生活のDNA、本能の快感かも。







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格安たまご [グルメフード]

卵ワンパック(10個入り)ーーー8〇円。



(ただし)お一人様1パック限り。

(税込みでも、一個10円以下です。)


奥様Mと二人で買い物に行って、3パックをカゴに入れました。

熟練のオバ様レジ担当は避けて、若手のところに行きます。

すると8割くらいの確率で、("OK!")です。

(レジ係り嬢に同情されているのかも知れませんが)



玉子は(数少なくなった)安価な『自然食品』です。

そりゃ、ご時世ですから、鶏も抗生物質と成長促進剤入りの飼料を、食わされているかも知れませんよ。

ですが、他の食品に比べればまだ"化学物質”・・・アミノ酸、香味料、着色剤、保存料、酸化防止剤、甘味料、酸味料、発色剤、etc・etc ・・・少ないような気がします(素人考えですが)。


無事に3パックを特価でレジを抜けると、一時的にでしょうが、幸せな気分になれるセコイ私です。



言うまでも無いことですが、我が家は高価な"ブランド卵”など、(興味もないし)眼中にありません。








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リンゴの皮のアブラ [グルメフード]

先日、いつもの安売りスーパーで、さらに特売のウンと安いリンゴを見つけて買った。




ウチで奥様に見せると、『こんなにアブラ(脂)が出ているから、早く食べた方がイイ!』

あのリンゴの皮の表面の、少しベタベタしたのを〈あぶら〉と専門家は言うらしい。



シティーボーイの《疑問》


アブラが多いと古いのか?



アブラが出てると、身がカスカスなのか?




ウチの奥さんは、津軽生まれの津軽育ち。

小さい頃から嫌というほどリンゴばかり食べてきたから・・・とか何とかで、私と一緒になった頃は(今と違って)リンゴはほとんど食べなかった。

だいたい〈リンゴを買う〉という感覚が、あまりなかった(昔はいくらでも貰えたから?)らしい。



ただこのアブラに関しては、ウチの奥様が言うことが正しいとは限らない。

青森出身とはいえ、実家はリンゴ農家じゃないですから・・・・




あと数か月もすれば、古里から美味しいリンゴが届くでしょう。



それまで、特売リンゴで我慢、ガマン。

カマン、リンゴ。






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近大マグロ?、天然クロマグロはやっぱり美味い [グルメフード]



まず、手っ取り早く(すみません)、きょうのジンベイウオッチングの報告です。

朝9:20、晴れ、無風、ベタ凪ぎ、集まったジンベイザメは10匹でした。

ここ数日、非常に良い海況&天候です。

“神秘の滝”は、まだ道路工事で閉鎖中です。



さて、きょうの戯言です。


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おなじみ、本マグロ(腹側)の身の部位です。



月に何回かの、隣の島の仕入れのついでに、奥様Mに魚市場によって、マグロを買って来て貰います。

この辺りで獲れるマグロですから、当然、〈生マグロ〉です。

後進国、しかも暑い国、冷蔵状態が良くないので、売られる魚の鮮度には気をつけないといけません。

しかし、とびっきり新鮮なマグロも、水やけしたりぬるくなったマグロも、同価格です。

また部位やマグロの種類にも関係なく、値段はキロいくらとなります。

(目の利く日本人には、有利な価格設定です。)


この近海で獲れるマグロは、40~80キロ位のキハダ(マグロ)が多く、それに少しのビン長と本マグロが混じります。

新鮮であれば、どれも刺身で旨いのですが、やはり何と云っても、大きな本マグロ(=クロマグロ)に勝るマグロはありません。

赤味もトロも、他のマグロとは味がふた味、違いますね。


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血合い(右)、赤味(左)、トロ(中)。




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トロ(手前)、赤味(奥)。

上は、前々回に入手したクロマグロ、腹側です。










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上は、前回買ったキハダマグロ(腹側)です。

慣れてくると、ぶつ切りにされていても、種類や大きさがわかってきます。




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上のキハダの画像の左にある、腹の合わせ目のトロ部分です。

見た目すごいウマそう(実際うまい)ですが、薄いので刺身にするのはちと面倒、表皮を落とし短冊に切り、腹側の皮を下にして、少し焼いて食べると美味いです。



しかし、ま、キハダも不味くはない(=どうも贅沢ですみません)のですが、本マグロとは違います。

本マグロは、刺身の王者ではないでしょうか。

市場には、各種のカジキマグロ(マーリン)やヨコシマサワラ(タニギ)などもありますが、マグロ(ツナ)と比べると少し匂ったり、淡白すぎてイマイチです。



ところで近年、日本はマグロの完全養殖に成功したとかで、既に市場に出回っているそうですね。

それは勿論、スゴイことですが、どうなんでしょうね。

所詮、海上に設けた狭い生簀で飼育し、人口の飼料をエサとして育てた“品種”ですよね。

自然のエサがほとんどない生簀に、たくさんの幼魚をいれ、成長促進剤や抗生物質で強化した合成飼料を与え大きくする。

仮に『美味い』としても、〈天然モノより美味い〉と言う表現は、そりゃ、ないんじゃないでしょうか?

〈天然モノ〉が美味いと認めた上での表現であるわけで、(天然ものではないくせに)天然モノより・・・は、何か矛盾しませんか?



例えばの話、野生種(原種)に近いようなトマトやジャガイモ、云わば〈天然モノ〉があります。

そして近年の、人間が品種改良を重ねて作り上げた〈品種〉があります。

どちらが美味い(と感じる)かといえば、品種改良を重ねた品種の方が美味いのです。

しかし、そういった品種は、厳しい環境や害虫、病気には弱いようです。

また、遺伝子操作などにより1代限りの品種も珍しくなく、これは云ってみれば、自然には子孫は出来ない人工の種?なのです。

ウマイかマズイかは、人間が勝手に決める、人間好みの味であるかどうかの基準です。

しかもその味覚とは、化学と科学で作られた薬品まみれの食物を食べ慣れた、現代人の味覚の判断です。

人類は(=かなり大きく出ましたが)、発達した科学や化学に大変助けられていることは、紛れもない事実です。


しかし私は、〇大マグロより、天然モノのマグロのほうが美味いと考えます。

文句のある方は、反論よりも、試しに私に○大マグロを食べさせてみてください。

論より証拠を見せて・・・もとい・・・食べさせて!








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このキラキラは? [グルメフード]


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もっぱらのマイブーム=≪マグロの刺身≫です。

『賄い飯』として最近頻繁に登場です。

ツマもなく、飾りもない、ひたすら刺身だけです。

一人前250~300グラムをドサッと盛り、それをワサビ醤油、時にニンニク醤油、たまにショウガ醤油で味噌汁、日本米とともにガツガツ喰う。

あとは何にもいらない。



さて、前から気になっていたことがあります。

上の画像でも確認できるのですが、切り口の色が『赤銅色』と言うか、『虹色』というか、『玉虫色』と言うか、ビカビカと光り輝くのですよね。

(画像では大したことないですが、実物はビカビカに見えます。)


これが何だか分かる方、いらっしゃいますか?

どうして?

どんな物質が、何故、このように光るのかと言うことですが。



私には、さっぱり分かりません。

アジの刺身なんかも光るし、けどタイのような白身魚は光らないように思えます。

新鮮な生マグロだから光ると思いきや、ウチで冷凍保存した分を切った時でも、光ります。

私の性格上、気になるけど分からないことは、気になるのです。


奥様Mに聞かれても、答えられない。






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キュウリ作り、会得した [グルメフード]





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きゅうり作りをとうとう会得した・・・・・・



と思う。

ただし、ここオスロブ・ラグンデ村のウチの畑限定ではあるから、あまり自慢にならないが・・・・

ここの土と気候を相手にして、毎年5~6度タネを植え作っている。

5年経つので、もう通算25回はやっているはずです。

常夏なので1年中出来ると思っていたが、そうではありませんでした。

初めの頃はキュウリが出来る確率40%くらい、最近は80%まで上げている。

まさに継続は力です。

失敗した理由を突き止め、原因を取り除き、再度トライ、この繰り返しでした。

そしていろいろ判りました。



それをクダクダ書いても、日本の方には参考にならないでしょうから、書きません。


しかし、お蔭でここ最近は、きゅうりのヌカ漬けにこと欠きません。

本当に旨い。

お客様にも評判は上々。

何と言っても日本のキュウリの種。

味、香り、歯応え、現地産とは別物です。

1月に陽をたっぷり浴びた露地物のキュウリ、朝もぎ、即、糠床行きです。

酒の魚に好し。

ご飯のおかずに好し。

たまりませんわ。

これで美味い日本酒があれば、言うこと無し。




しかし、トホホなことに、多分あと10日くらいでキュウリが尽きて、日本のタネも在庫切れ。







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トビウオの酢漬け [グルメフード]


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獲れたてのトビウオ。

海の魚をわざわざ飛ばすなんて・・・・

まったく、創造の神の想像力は底が知れない。




最近海が荒れて、たいして魚が獲れない。

漁師は、もともとそんなにやる気が無いのが多く、ノホホンとしている。

しかしウチは困る。

お客様にお出しする魚がないと。

そんなわけで、普段あまり手を出さないトビウオを1キロ(14匹ほど)買った。

私は関東者でして、日本に居た頃はトビウオを食べることは、ほとんど無かった。

(アゴ出汁は美味いと思う。)

セブに来てから、トビウオを買い、食べたことは数度ある。

分類的には、サヨリやダツに近い魚で、肉質も味も似ている。

普通に焼き物で食べたが、そんなに美味とは感じない。



頃は年末年始。

おせち料理のコハダが恋しい。

同じ小骨の多い白身魚ということで、トビウオを酢漬けにしてみた。



・ウロコを落とし3枚におろし、アラ塩で2時間しめた。

・水洗いし、塩を落としキッチンペーパーで水気を取る。

・ココナツ酢、砂糖、昆布、日本酒で漬け汁を作り、24時間漬けた。



食べてみた。

そこそこ美味いが、歯切れが悪い。

こりゃ、ボツかと一瞬思った。

が、さらに24時間(計48時間)漬けた。

食感がよくなり、美味さが増した。

ほのかな昆布の風味も心地良い。

コハダに負けない、少なくとも充分代用になる一品でした。


食を工夫するのは、面白いことだ。




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容器から出したところ。

形を整え、1センチ幅に切って供します。



今回の『トビウオの酢漬け』は私の作品ですが、少し宣伝しますと、T2の食事は、新鮮な地元の食材を使い、化学調味料を使わず、日本人料理人=奥様Mが、心を込めて作っています。







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フィリピンじゃあり得ないモノ [グルメフード]

フィリピンじゃあり得ないモノ



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しばらく前ですが、あるお客様から頂戴いたしました。

特選“霜降り近江牛”。

こういう肉も、日本人のモノ作りのひとつの傑作なのではないでしょうか。

降り積もる雪と同様、当地フィリピンでは死んでもお目にかかれない一品です。




『牛肉は硬いので、長時間煮込んで食べるもの』というフィリピンの常識に反した牛肉です。

比国の牛肉は別名『岩石牛』といいます。

ステーキなどしたら、靴底咬むほうがマシなのです。

この国の安物の靴は、2日穿いたら壊れますので、牛肉より柔らかい(?)。





それはともかく、こういう和風総本家的な肉に塩コショウは似合わない。

じっくりと室温に戻し、
それから、フライパンを熱く焼いて、
ササッとあぶり、醤油をかけて火を止め、
余熱で芯が温まったところで、喰らいつく。

ゴクラク、極楽でございます。






食べたときゃ、そりゃもうアナタ、寿命が少し延びた気がいたしました。
















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オスロブで究極?のキムチ [グルメフード]


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最新作のひとつ前のキムチ。

名づけて、『日の丸キムチ』。



この作品の特徴は、柑橘系の香りを醸すため、途中からカラマンシーを一緒に漬け込んだ。

(*カラマンシー=フィリピンで一般的な小さく酸っぱいミカン=沖縄のシークアーサー。)

『究極の』なんて大きく出てしまいましたが、実はまだまだ程遠いのです。

キムチは今まで20回以上作っています。

食べた人は『旨い』と言ってくれますが、半分はお世辞で、あと半分は『フィリピンの田舎にしては』という言葉が隠れていると思います。

自分で「これでOK!」「やったっ!」と思ったキムチは、一度もありません。

そのため、作るたびにレシピをいじります。

素材・材料の工夫、カットサイズとタイミング、塩分濃度、常温で漬け込む日にち・・・などなどです。

私がやっているのは白菜キムチなのですが、肝心の白菜が良くない。
田舎のせいか、葉が硬く甘味がない。
まぁ、白菜に限らず、この前の牛肉じゃないですが、この国の野菜はひどい物が多いのです。

(そういう言い訳してれば、そこに『甘え』が出て上手く作れるわけないか。)




あえて申すまでもないのですが、私は韓国人でも在日でもありません。

今や韓国は『敵国』と呼べそうなご時世ですので、しばらくキムチ作りは封印しようか、などとも考えてしまいます。

これも別の言い訳ですかね。

とにかく、キムチは自分で天然素材だけで作ると難しいです。


そうしてみると、ケミカルは当然入っているでしょうが、『キムチの素』というのは良くできていると思います。

悔しいですが、“キムチの素”にさえ、まだ勝てません。








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パパイヤで肉を柔らかくするぞ [グルメフード]

フィリピンの肉は、硬いです。

鶏肉も豚肉も牛肉も、です。

鶏、豚はまだ良しとします、勘弁してやります。

しかし、別名『岩石牛』とか『古タイヤ』と呼ばれる牛肉、こいつだけは勘弁できません。

カラバウ、つまり水牛の肉も牛肉として一緒くたに売られていますが、とにかく硬い。

煮込み料理やスープなどにするには、圧力鍋を使うか、3.4時間も煮込めば柔らかくなり大丈夫です。

もともと骨とスジと硬い肉・脂なので、出汁はきくのです。



問題はステーキです。

ステーキを食いたい一心で、私は過去に、何とかフィリピン牛を柔らかくできないかと思い、私なりにチャレンジしてきました。

が・・・・・どれも岩石牛には通用しませんでした。


先日、また新たに一手考えました。
ウチには現在『鈴なりパパイヤの木』が3本あり、とても食べきれず、完熟を捨ててしまうことも多々あります。



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ご存知?のように、パパイヤには様々な効能・効用があるのですが、その中のひとつに『パパイヤ酵素(消化酵素)が肉を柔らかくする』とあります。

そこで試しました。



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試しに岩石牛のサーロインを2枚買ってきて、パパイヤに漬け込みました。
ケチって皮だなんだといわず、完熟の甘い実の部分を選んでです。

普通、ステーキ肉を何かにマリネもしくはディップする場合、30分とかいくら長くても5~6時間じゃないかと思いますが、相手は手ごわい岩石牛ですから徹底して24時間つけました。

焼いて食べました。

またしてもやられました。

柔らかくなったのは、表面から深さ2ミリ程度、しかもパパイヤの甘い香りが移って、ステーキとしては旨くない。

だいいち、多少は柔らかくはなっているのでしょうが、まだまだ硬い。

敵も然(さ)るもの、『岩石牛』の名は伊達ではありませんでした。

しかし私は絶対に負けません。

相手はたかが『肉』です。

恥をしのんで、どなたか良いお知恵がありましたら、拝借したいです。

“岩石牛を和牛にする方法”


です。





もっとも仕事の上で、“フィリピン人を日本人のようにする方法”があれば、こちらは是が非でも知りたいかも・・・・


しかし最近の日本人、噂によれば比国人とあまり変わらないのかも・・・・・






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