罰金 アンド/オア 1年の刑務所 [神秘の滝]
ず~っと前から、私が役場の担当者にお願いしていた、“神秘の滝の利用規則”作り。
しばらく前に(注意書きの)看板が出来ました。
(簡単な英語で書かれていますから 、英語の勉強をしている人は、拡大して訳すと面白いかもです。)
とにかく私の場合、現場スタッフと同等の頻度で滝に通うわけです。
一部の無粋な観光客の喰い散らかし、自然破壊、野蛮な振る舞い、はた迷惑をかなり見てきました。
滝の精霊も悲しんでいます。
ですので、私にとっても待望の看板です。
しかし・・・・・
きびしい・・・・・
日本と違って、徹底的です。
性悪主義?と言うか厳罰主義?が基本の外国・後進国ですので、当然といえば当然なのですが、
一番下のペナルティーのところに、『罰金 アンド/オア 1年(以上)の刑務所』!!!
私はここまでは望んでいなかったのですが、まぁ仕方ないでしょう。
今までのところ、見ていますと、実際に捕まる人はいなくて(私の知るところではですが)、悪質でなければ、違反者は係員からの口頭注意だけで済んでいます。
本音と建前といいますか、ここは南国セブ島の田舎町、そこらへんは大らかなもんです。
*ただし、ジンベイウオッチでのジンベエ鮫へのオサワリはダメですよ。本当に捕まりますから。
サルの群れ&フィリピン鷲・・・神秘の滝 [神秘の滝]
上の画像は、今朝(11/21)10AMのウチ(T2ゆかり)の前の海です。
画像に風は写せませんが、アミハン(北東の季節風)が吹き、荒れ模様です。
今年はこの風が例年より早く、どうなることやら。
例年ですと、12月後半から吹き始め4月ごろ収まりますが、今年はエルニーニョもあるようで、それがどう作用するのか分かりません。
さて昨日(11/20)の報告です。
まずはジンベイウオッチ(スミマセン、お客様が海に出た後、現場のチーフと雑談していて、うっかり写真を撮り忘れました)です。
朝8:50、曇り、気温29度、海水温28度、北東風3m、波高10センチ以下。
昨日の朝は曇りがちでしたので、風も弱め、波も低かったです。
集まったジンベイザメは8匹でした。
多くはありませんが、全体のお客さんの数も少なくて、8匹は充分な数字でした。
上は昨日の”神秘の滝”です。
日によって、天候によって、時間によって、見る角度によって、水色が変わります。
祖国日本にも、『五色沼』風な湖や池がありますが、さしずめ『五色滝つぼ』??
さて、ようやく本題です。
きのう“神秘の滝”への道を歩いているとき、サルの群れとフィリピンイーグルを見ました。
両者とも久しぶりです。
猿の群れは小猿が多い群れで、こちらを気にしながらも、木の枝の上をゆっくり渡り歩いていました。
このサルの群れは、お客様が見つけてくれました。
勿論、野生のサルです。
大人のサルが多い群れですと、人を見ると散って逃げることが多いのですが、好奇心旺盛な小猿の多い群れで、けっこう楽しめました。
もうひとつ、フィリピンイーグル。
この鳥は、フィリピンの国鳥です。
えび茶色の体躯ですが、首から上は純白の大変美しい鷲で、比国のお札の絵柄にもなっています。
成鳥は羽を広げると2mくらいの大型の鷲です。
海に下りて魚を捕らえることもあります。
上空を飛翔する姿を見ることが圧倒的に多いのですが、昨日は目線から下、谷間を哨戒するように飛んでいました。
大変珍しいことです。
あとで考えてみると、小猿を狙っていた・・・・たぶんアタリです。
サルもワシも画像が撮れませんでした。
言い訳をさせてもらえば、デジカメになってからシャッターチャンスを逃すことが、多くなったような気がします。
(取り出して、ONにして、起動を待って・・・やはり言い訳ですか)
思えば、猿も鷲も滝の一般公開が始まる前は、いくらでも見れました。
このあたりは、野生動物の宝庫だったのです。
滝に観光客が押し寄せ、バイクタクシーが爆音を撒き散らし、野生動物も激減しました。
世界中の何処でも起きたことが、わが町オスロブの“神秘の滝”でも起きたわけですね。
ジプリに出てくる滝 [神秘の滝]
上の画像は、今日のジンベイ海岸です。
朝8:45、晴れ、気温29度、海水温28度、北東の風4m、波高15センチ。
朝早く着いたので空いていました。
きょう集まったジンベイザメは8匹と、二ケタを割りました。
北東の風が今日も吹いて、波がありました。
上は今日の神秘の滝です。
流れでこちらも早めに行けました。
同じく空いていました。
私は、たぶん700回くらいこの滝を訪れています。
ほとんどは、お客様と一緒です。
皆様大変喜んでいただけるのですが、ほめ方?でイマイチ理解できな事がありました。
それは・・・
『ジプリの滝みたい!』
と言う喩えでして、私はアニメは“ドラゴンボール”しか見ませんので、宮崎ナンタラ様のアニメ映画は不勉強ながら知りませんし、あまり興味はございません。
しかし、ここまで何度も云われてしまうと、 『ジプリ』見ないといけないかな~・・・と最近感じます。
この岩が好きなんだ! [神秘の滝]
上は2年前の画像です。
デビューして2年を過ぎた、わが町オスロブの“神秘の滝”です。
はじめは、〈ジンベイウオッチング〉のついでと云うか、添え物的なスポットだったのですが、
予想したとおり、今やジンベイと渡り合う堂々の2枚看板です。
土日祝日は、常にかなりの人々が押し寄せてきます。
“神秘の滝”という呼び名の、名付け親の私としてもハナが高いです。
何度行っても、飽きない。
見ものが、数多いからでもあります。
そのひとつを紹介させていただきます。
画像中央の“岩を抱く木”
(ちなみに右側は、高さ40mを越す“真っ直ぐな木”、)
“岩を抱く木”をアップです。
太い木が、巨岩を抱くようにして立ち上がります。
更にアップです。
多数の太い根が、シッカと岩を抱いています。
根の先は養分を求め、空間を垂れ下がり、まるで見えていたかのように、下の地面に突き刺さっています。
樹齢何百年か知りませんが、この木の種(タネ)?は何を好き好んで、こんな大岩の上、ややこしい場所に根を下ろしたのでしょうか?
根は、岩を巻いて50センチほど空間を下がれば、そこに土が有ると知っていたのでしょうか。
それともこの空間には、昔は土が有ったのか?
根の状態からして、その線は薄いです。
根が伸びて、この空間を制覇し土に辿り着くまで、心細かったことでしょう。
最近の若い人は興味ないでしょうが・・・・
私の若い頃は、よく“石の上にも3年”なんて云って、『どんなとこでも、まず3年間は辛抱してやってみろよ』、などと言ったものですが、この木の辛抱強さは、並大抵ではありません。
それがまぁ、結局こんな立派な木になって、親御さんも喜んでいる?ことでしょう。
日本の盛岡の裁判所前には、有名な“石割桜(いしわりざくら)”という桜の木があります。
あれも立派な木ですが、この神秘の滝の“岩を抱く木”も負けていません。
どちらの木も、「何故?」 「どうしてこんなとこに?」と問えば、答えは難しいでしょう。
ひとつ私が思い当たるのは、『その岩が好きだったから』ではないでしょうか。
そうして改めて、つらつらと木と岩を眺めてみますと、そこはかとなく、お互いが強い信頼関係で結ばれているような、“気”が漂っているような・・・・・
云わば、奥様Mと私の関係のようなものでありましょうか。
じゃどっちが岩で、どっちが木かって?
えっ?
それは“云わぬが花”というものでしょう。
“神秘の滝”の公開を一時中止 [神秘の滝]
上の画像のように、先日オスロブ市長(町長)名で、通知が出ました。
“神秘の滝”の公開が、一時中止されます。
理由は、アクセスロードの整備やその他の改善のためとなっております。
閉鎖のスケジュールは・・・・・
8/3~8/8、 それと8/24~8/29です。
いずれも、日本の『夏休み』の時期に当たりますので、本来であれば、多数の日本のお客様に我が町:オスロブの“神秘の滝”を堪能していただき、遊んでいただける時期ですので、今回の決定は私としては残念です。
(出来れば、9月にしてもらいたかった・・・)
また、該当日の滝ツアーを、既にご予約戴いているお客様におかれましては、大変申し訳け無く思います。
通常ですと、この国のお役人の言う『予定』は、結構いいかげん?な事が多いのですが、我がオスロブ町、そして敬愛するロナルド市長の銘で出された通達ですので、おそらくその通りに運ぶでしょう。
蛇足ながら、セブ市やマクタンの同業者各位様、この情報を拡散していただき、日本人の旅行者にご迷惑の掛からないよう、ご配慮願えますと、現地在住日本人一家として幸甚でございます。
スダレ・・・だが [神秘の滝]
上の画像は昨日の“神秘の滝”です。
落下する湧き水は、いまだスダレ状態ですが、週末ですので多くの人が来ていました。
しかし、混み具合もここらが限度で、これ以上のお客さんが溜まりますと、この滝の<癒し効果>をあまり感じなくなり、ただの滝と言う感じになります。
上はあくまで私見ですが、下のひとつの事実を紹介いたします。
私この滝にお客様をご案内すること、約900日(回)になります。
そのお客様方の滝での滞在時間は、短くて10分、長くて40分くらいでございます。
私の持つデータでは、大体ですが、滞在時間と混み具合は反比例(混んでいるほど滞在時間が短い)します。
想像ですが、<癒し>を強く感じれば長くいるし、感じなければ短時間で帰るということではないでしょうか。
<癒し効果>MAXの人数は、せいぜい20~40人くらいまでで、20人以下ですと今度は<癒し>より<神秘性>が強くなってきます。
仮に、自分独りでこの空間に放り込まれたとすると、身にヤマシイところのある人は、<恐怖>を感じる・・・・ナンちゃって。
『リアルなディズニーランドみたいな・・・・』 [神秘の滝]
上の画像は、昨日の神秘の滝です。
『リアルなディズニーランドみたいな・・・・』 で言葉が途切れました。
昨日のお客様です。
滝で遊んで、お帰りになる少し前に漏らした言葉です。
私はお客様同士の会話を、聞いていないようで聞いています(笑)。
何しろ、ジンベイにしろ、神秘の滝にしろ、お客様のホンネの言葉=ホンネの感想を知りたいからです。
私事ですが、浦安のディズニーランドができる前から、その場所まで車で15分くらいの千葉県側に住んでいました。
日本にディズニーランドがお目見えするという事で、世間が騒いでいました。
完成して、一般公開の前の<千葉県民デイ>とかもありました。
しかし、その後も今に至るまで、私はディズニーランドには一度も行ったことはありません。
理由は・・・・
「そんなのは、オンナ子供の行くところだ!」です。
今公言すれば、周囲の顰蹙(ひんしゅく)を買いそうなセリフですが、その頃はそういう男も少なからず居た?と思います。
開業当時の、『猫も杓子も・・・』みたいな雰囲気も、へそ曲がりの私の癇(かん)に障りました。
そんな話はともかく、そんな訳で私はディズニーランドは知りません。
ですので、お客様の 『リアルなディズニーランド』 という喩えもなんとなくしか分かりませんが、かなりの褒め言葉であることは想像がつきます。
なぜなら、開業以来30数年、絶大な人気を誇る―――オンナ子供以外にもです―――あのT.D.Lに喩えられたわけですから。
たぶん、TDLに、我が町オスロブの“神秘の滝”に雰囲気の似た、作り物があるのでしょう。
私はなんだか分かりませんが・・・・
さっそく立て札の効果 [神秘の滝]
<上の画像は・・・・> といつもの様に書きたいところですが、きょうはカメラを忘れてしまいました。
前はこんなうっかりミスは、ほとんどなかったのですが、還暦過ぎてからちょっと出てきましたね。
死ぬまで働く覚悟(たぶんあと10年位か)ですので、気を付けます。
さて、本日7/12日曜日、朝9:00のジンベイ海岸です。
気温28度、海水温も28度、南風2m、波高10センチ以下。
朝からずっとカラッと晴れて、気持ちの好い日でした。
集まったジンベイザメは10匹でした。
混みあう日曜日ですので、朝の5分や10分の遅れでもお客さんがぐっと増え、ジンベイ密度が薄くなることがあり、朝ちょっと急いで行きました。
ところがウチが出る10時過ぎでも、混雑は思ったほどではなく、きょうはお客さんの出足がいつもより遅かったようです。
ナンタラとか云うフィリピンの女優のグループが来ていて、そういうのが大好きなフィリピン人が群がって写真を撮っていました。
ジンベイウオッチのあとの“神秘の滝”ですが、こちらも出足が遅くウチが行った時間帯では、混雑は差ほどではありませんでした。
例によって、大量のパックランチを持ち込んできた比国人グループが、幾つかあったのですが、滝周辺は、件の立て札(*)とスタッフが一人見張っていましたので、ドバーッと広げて喰い散らかすグループはありませんでした。
*件の立て札はこちら→ http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2015-07-09
滝の周囲の品位?が、少し向上したような気がして、気分が好かったです。
ずっと続いてくれればいいですが・・・・
やっとできた! [神秘の滝]
上の画像の“神秘の滝”です。
一昨年の滝の一般公開以来、訪れるお客さんが急増しています。
人が増えれば、何かと問題も生じてくるのが世の常。
滝の壁面に登ったり・・・
脇の藪に侵入したり・・・・
草木を手折ったり・・・・
飲食物を持ち込んで、散らかし放題・・・・
滝を愛する我々オスロブ住民にとって、頭の痛いことも多いのであります。
私は常日頃、滝の管理担当の現場の人たちに、何とかならないの~、看板でも立てれば~、ついでに罰則も設ければ~・・・・と雑談の中で提案しているのですが、半年以上、何事も起きませんでした。
ところがこのほど、ついにやってくれました。
立て札、立ちました。
NO CLIMBING ・・・・・・・・・・ 登るな
NO VANDALISM ・・・・・・・・・・・ 公共物の破壊・汚損、蛮行をするな
NO EATING ・・・・・・・・・・・・ 食べるな
個人的には、特に最後の“ NO EATING ”がイイですね。
外人観光客ではあまりないのですが、フィリピン人の観光客の場合、たいてい大人数で、鍋釜ごと食べ物を持ち込み、喰い散らかし、後片付けはしないという習慣がありますので、滝の人気上昇と共に、散らかるゴミの量も急上昇していました。
立て看板は、景観の妨げにはなりますが、止むを得ないでしょう。
公共の場所に平気でゴミを捨てるという行為は、日本でも5.60年前まではよくあったことですので、この国も、市街地以外でも、あと100年?もすればたいぶ少なくはなるでしょう。
山の高さは?―――勝手に決めて! [神秘の滝]
上の画像は、今日6月28日(日曜日)のジンベイ海岸です。
朝9:00、晴れ、気温29度、海水温28度、南風2~3m、波高5センチ強。
日曜日でフィリピン人のお客さんたちで混んでいまして、少々騒々しかったです。
集まったジンベイザメは8匹、やや少なめでしたが、海況も悪くなく上出来でしょう。
上は、今日の神秘の滝です。
「オ~ッ!」と声が出そうなくらい、きょうも滝の水量が少ないです。
(これだけ水が少ないのは稀有なことですので、他にも画像2枚出します。)
オスロブは、ここ最近雨が降るようになったのですが、私説のとおり、この滝の湧き水は、何処か遠くのほうの山に降った雨が、地下水脈となってここで湧き出しているのでしょう。
でなければ、こんな山の上にこれほどの水が湧く理屈はなく、高地の地下水脈が、岩盤に抑えられているとかして、たまたま此処しか出口がなく、湧き出している?・・・・・あくまで想像です。
だとすると、此処より標高が高くないといけません。
高地と言えば、セブ島の最高地点は、ウチから車で40分ほどのダラゲティ町の山“オスメニヤ
山”と言うのが通説です。
しかしその標高は? と言うことになると、ちょっと調べただけでも、出典により<1,013m> <1,073m> <1,042m>とマチマチです(万事いい加減なフィリピンですので、こういう事はよくある事です)。
(おヒマな方は、ご自分でも検索して見てください)
山の高さひとつ満足に測れないのか・・・・という、上から目線も可能ですが、まぁ、大雑把な国ですので仕方ないでしょう(日本人の感性とは対極ですが)。
ちなみに日本語のウイキペディア(↓)では、調子よく<1,000m>とされています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%96%E5%B3%B6
大人の対応ですね。