露天風呂の続き [工事]
昨日は私がドマゲティに買出しで、奥様Mが留守番でした。
ドマゲティ市にある激安ショップあさりがターゲットです。
ネグロス島の港からドマゲティ市までは、乗り合いのマルティキャブで往復します。
マルティキャブとは、日本の軽トラックの荷台を改造して人が乗れるようにした乗り物です。
港からドマゲティの町まで、片道7キロが10ペソ(現在レートで20円)。
『やす~い!』と思った方に、念のためご説明いたします。
乗り合いの路線ジープニーやマルティキャブは、通常満員になるまでスタートしません。
それまで乗った状態で待ちます。
行きは旧規格(550CC)の本当に小さい35年前くらいの軽トラに、ドライバーを含めて15人乗りました。
帰りは、さらに18人乗りました。
運悪く、往復ともドライバーがやや詰め込み主義、儲け主義の運転手でした。
隣の人と、骨盤と骨盤を斜めに、肩を前後にずらして座ります。
ぜんぜん隙間はありません。
車が揺れても身体は動きません。
乗客は上手く梱包された荷物のようです。
荷台ですのでオープンなのですが、心なしか酸素も欠乏するようです。
普通の日本人なら、“エコノミークラス症候群”以上の“いわしの缶詰症候群”でたいてい気持ちが悪くなると思います。
フィリピン人は、この状態でたとえ何時間でも平気です。
私ももう慣れてきて、そんなに苦痛ではありません。
コツですか?
コツなんてありません。
ただじっと我慢するだけです。
が、あえて言えば“無我の境地”になることでございましょうか。
さてこの前のブログ、
http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2009-01-09
の続きであります。
縦横3メートル×3メートル、高さ80センチのコンクリートブロックの囲いの中に、ベニヤと角材で露天風呂用の型枠を作りました。
海沿いですので、排水トラブルを避けるため、浴槽の排水口を地面より高くするのがコツです。
下から順に防水セメントを打っていきます。
セメントの厚みは20センチくらい、その外側には海砂利を入れていきます。
数時間おきに五度ほど繰り返すと、高さ80センチまで埋まります。
見晴らしの良い露天風呂に上がる階段の下ごしらえもしておきます。
階段の右側はシャワーです。
一番上は厚さ10センチのセメント塗り。
この状態で4日ほど置きます。
そして、型枠を外すとこんな感じです。
この後仕上げに入りますが、これがまた長いので次回ということで。
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