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アレでパンクって・・・ [手作り]

子供の自転車のパンク修理をいたしました。

空気を入れて、半日ほおっておかないと空気が抜けないような、極小のエアー漏れ・・・・こういうパンクは厄介なことが多いです。

バルブを調べ虫ゴムを交換し、やはりチューブだと確信。

空気を入れて、バケツの水につけて2周回しても、穴が見つかりません。

イや~な感じです。

と、見ていた息子が『これなに?』と指さす先に、髪の毛くらいの細い数ミリの物体がチューブから出ていました。

よく見ると金属。

引っこ抜くと、そこからブクブクと泡が出てきました。


細い金属の正体は『ホチキス(の針)』・・・。

”ホチキスでパンク”なんて、初めて見ました。

しかも、タイヤを通り抜けてチューブに刺さったまま。


結局、トータル小一時間かけて修理完了。



ところで自転車のパンク修理。

百均で『パンク修理セット』が売られていますので、自分ですると数十円でできます。

時間は、慣れれば、普通のパンクでしたら30分前後。


自転車屋さんでいくら取られるか知りませんが、押して自転車屋さんに持っていく時間で『修理完了』です(ウチの場合)。






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パンク修理は朝飯前・・だったのに [手作り]

次男の自転車がパンクしました。

ちょっと前までなら、ササッと修理してあげれたのに、結局1週間以上その気にならず、今日やっと直しました。

始めてさえしまえば、やはり30分で終了しました。



モノ作りや修理は、物心ついた頃からの特技だったのに・・・・。


要は気持ちの問題でして・・・・技術関係と云うか、私の好む分野でさえ、最近は億劫になってしまいます。


ヤッパリ年かな~、

気力が・・・





ところで自転車のパンクですが、原因の7割くらいは空気圧不足です。

タイヤの空気圧が少ない時に乗ると、パンクしやすくなります。

チューブのタイヤ側でなく、リム側がスポークの根元に触れてパンクしたりもします。

そして、パンクしてペタンコになった自転車には、絶対乗ってはいけません。

チューブがズタズタになったり、タイヤが破れたりします。

できれば、パンクした車輪のほうを持ち上げながら移動した方がいいです。


最近は、バルブのナットを緩めて空気を抜く(悪意満々な)イタズラも多いようです。

気づかずに乗ってしまうと、チューブに穴があきます。


世の中が、荒(すさ)んできているのでしょうか・・・・。







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百均か~ [手作り]


次男の小学校のプール授業が始まりました。

ゴーグルを使うたびに無くす野生児です。

百均で求めました。

初日で壊してきました(『コワレタ』)。

(左右をつなぐ中央部分が、なくなっています)


しかし、さすが我が息子。

それを持ち帰りました。

私に修理させる為ですね。

(良いゴーグルは無くすのに・・・・・学校のプールじゃ失くしようがないか)


ずっと前からこのブログを見ている方はご存知でしょうが、私はフィリピン時代から修理が趣味で一家言あります。

私の修理のポリシーは、「壊れる前より丈夫にする」

きょう、代用品を加工して10分ほどで直しました。


さて、こんどのプール授業は明日。

どうやってまた壊してくるか、楽しみ?です。



(百均は便利なんだけど、買ってもイイものと、止めた方が良いモノをわきまえないと)








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窓 プチプチ 問題点 [手作り]

寒いので、窓(ガラス)にプチプチ貼りました。



本物?の荷造り様プチプチをテープで貼っても大丈夫ですが、ホームセンターに行くと専用のプチプチ(接着性があったり、見栄えが良い)が売っています。

窓ガラスから入って来る冷気がずいぶん少なくなりまして、暖かく感じます。



ただ勝手口に問題ありで、そこはガラス面積より周囲のアルミサッシュの部分の面積のほうが広いのです。


アルミのほうがガラスより熱伝導が良い?ので、窓ガラスよりむしろサッシュのほうが冷えてス~ス~するのです。


ですからガラスにプチプチを貼っても、あまり効果がありませんし、アルミが外の冷気を呼び込み、結露の量も多いです。





以下、私見ですが・・・・


<熱が逃げない窓サッシュ・ランキング>

・ガラスの間を10センチ以上開けた2重窓で木の窓枠、厚めのガラス(北欧の古い町並み風)


・今風のペアグラスのサッシュ、できれば枠は樹脂(プラスチック)または木



・窓ガラスにプチプチ(ウチのような貧困層には低コストで最適)



・もちろん、窓の面積は小さいほうが暖かいし、分厚いカーテンを閉めればさらに断熱性が高いですね。




4月まで・・・・寒い季節は長い。








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クズ材木で作るTシャツ用ショーケース―② [手作り]



前回の記事(↓)の続きです。

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2014-04-22







私にとって、奥様Mの命令は絶対でして、「NO!」はありません。

奥様M(ことわって置きますが、日本人です)あっての、“T2ゆかり”ですので、当然のことです。

奥様Mは、私を奴隷のように様々な役割でコキ使いますが、今回は大工(指物師)キャラでございます。

要請(命令)を受けてからかなり掛かりましたが、ココランバーのクズ材の用途をショーケースと決めて制作を始めました。



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何しろ“発泡スチロール様の木”ですから、サンダーで滑らかにした後ウッドステインを塗り、木(木なんですが・・・)のように見せかけます。




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ノミを使うのは、柔らかいのでとても簡単、短時間で終了です。



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“人”型に組みました。

云ってみれば、『トラス構造』の一種です。

釘の効かない材質で、接合部の強度・剛性が乏しいですから、この構造以外の設計では強度は出にくいと素人なりに判断しました。

固定方法は、木工ボンドの全面ベタ塗りと、それを押さえる為に軸が細くて山の高い木ネジを使いました。





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Tシャツを入れるボックスは、1/2インチ厚の合板(フィリピンスタンダードの低品質コンパネ)を使い、ボックス自体にフレームの機能と強度を持たせるため、人型の柱との接触面を意識的に広く取りました。







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塗装して、お座敷レストランに置いたところです。

見にくいですが、背面は筋交いを襷がけして補強してあります。

また、ボックスが柱からずり落ちないように、柱の内側に木のモールディング材を貼り下部からもボックスを支えるようにしました。




2段のボックスにはTシャツが70~80枚置けますし、トップの棚板には販売用の“自作のニームの木の灰皿”を展示するつもりです。


この作品のひとつの心配は、クズ材で作った柱の虫食い被害です。

柱は虫除け薬(“ソリグナム”)の上にエナメルペイントを重ね塗りしましたが、ここは熱帯ですので、木を食う虫は1年中活発です。

どうなるかは、判りません。

以上、私の常として、あり合わせの材料で製作し、新たに買ったのは、ボックスに使ったベニヤ1枚でした。



ミッション終了。







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クズ木材で作るTシャツ用ショーケース―① [手作り]



日本には無い『ココランバー』、つまりココヤシの木の材木は、値段の安さから、フィリピンでは何かと結構多用されます。

しかし、日本人が、こいつを上手く使いこなせるようになるには、ちょっと経験が必要だと思います。

何故なら、一本のヤシの木でも、部位部位で性質がえらい違う。

1例として、木のてっ辺から5mくらいは、使いものにならない←これ常識。

切り倒してチェーンソーで製材し、すぐ配達することが多く、そういう部位でも生木ですから、そこそこの重さがあるが、乾燥させると非常に軽くなる・・・つまり密度がないため、強度がなく構造材としては、用途がない。

しかも、柔らかい上に甘い樹液を多く含むので、虫が食いやすい、腐りやすい。

配達された時、目を利かせ、弾力性や肌合いを検分して、駄目なのは遠慮なく返品(=受け取らない)のが“ローカルルール”です。

この検品を、自分でしないといけません。

使用人(大工)に任せれば、彼らは自分の懐は痛まないので、何でも受け取ってしまう。

私はどしどしダメ出しして返品していますが、何せ、私もお人好しの日本人ですから、4回に1回くらいは、使えないクズと判っていても、わざと受け取ることにしている。

そうしないと、『あそこの日本人はウルサイ・・・』だの何だの言われ、(なんせよそ者ですから)仕舞いには変に恨まれるのも困る・・・なんて、考えちゃうんですね。



そういうクズ材も、捨てるのは忍びないので、雨の当たらない日陰に置き、1年ほど乾燥させてみました。

サイズは、〈4×3×8〉=4インチ×3インチ×8フィート(=約7.5センチ×10センチ×240センチ)

数は4本。

仮にこれが、老木の下部の方、かつ樹皮に近いほうの部位(一番密度が高く、硬く重い)であれば、1本20キロほどの重さとなり立派なヤシ材木です。

例えば日本の軟弱な若者に担がせれば、腰砕けになるほどの材木です。

ところが、くだんの材木は乾燥し、3本指でかるく持ち上げられるほどになっていました。

おそらく重さは1/10、約2キロほどでしょう。

私は、(まるで発泡スチロールのようだ)と感じました。

指の爪でえぐれる木。



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(表面をサンダーでサッと削ったところです。)


これは『木』とは呼べない。

これが何に使える?



何日もあいて、ヒラメキました。

いつか何かで見た、アメリカのどこかにあるというヴェニスを模倣したホテル?のデコレーション、うまく塗装したペイントの下、素材は・・・・

これが、発泡スチロール!なんだと。

利点は、加工が簡単だから工期が短いし、軽い・・・・そんなとこでしょうか。


モノは使いようなんです。

だったら、私もこの“木”で何か作れるに違いない。


そう云えば、奥様Mが『販売用Tシャツのケースが欲しい!』とうるさかった。


よし!

だったら、やってやろうじゃない。



(続く・・・・)






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これは誰にも頼めない [手作り]



深夜から今朝方まで、けっこう激しい雨が降りました。

オスロブ・ラグンデ村は自然災害の非常に少ない土地でして、雨はいくら降ってもいいのですが、雨音が耳について、4時過ぎには目が覚めてしまいました。

横になっていても仕方ないので、仕事することにして、後で昼寝でもしましょう。




さて、ここしばらく前から、趣味と実益の例の『大工&指物師、水道配管・電気工事師』の仕事です。

人を雇うのも面倒といいますか、私は結局のところ、こういう作業が好きなんですね。

特に職人達が散らかし残した、残財や廃材を使ってモノを造る・・・それを考えるのがたまらなく楽しいのであります。

いいアイデアが浮かんだ時は、脳内に快感?物質が分泌される気がいたします。


それに自分で言うのもなんですが、こんな『何でも屋職人』の人材は少なくとも、当地オスロブには絶対にいない。

仕事は速いし、材料は残り物や最低限で済ますし、雇い主である私の気に入るような仕事をする。

何といっても最大の利点は、“給料ゼロ”これに尽きます。

人件費の安さがフィリピンの売りであったが、物価上昇と共に人件費も毎年上がるので、コストパーフォーマンスを考えれば、昨今は一概に安いとは言いにくいレベルになりつつあると思う。








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手造り:ニームの木の灰皿⑦ 出来上がり!保障期間百年? [手作り]





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2年乾燥させたニームの木で作った灰皿12個、やっと完成しました。



*ニームに関するURL
http://www.geocities.jp/plants_name/neem/neem.html

http://www.tamagoya.ne.jp/agribiz/neem/index.htm

ほか多数。



一ヶ月くらいでできると思ったのに、2ヵ月半も掛かりました。

作業のやり直しもあったし、仕事の合間にこま切れでコツコツやったので仕方ないでしょう。

今回の灰皿は、奥様Mの指令により『“T2”土産として販売用』(現地販売のみ)です。


水洗いできます。

年月とともに色ツヤが良くなり、数十年して、塗り重ねてあるニスが落ちるころには、自然の艶と風格が出てきます。

使えば使うほど、『ミラクルニーム』の風格が増しますので、かってに、保障期間は百年?!とさせていただきます。

品物の内、いくつかをご紹介します。





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富士の噴火口を模し“富士山”と名付けました。







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“姫の枕”






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“菊の御紋”
これは、ペン立て穴も細工してあります。






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“メラニーの靴”
名付け親はウチの次男です。






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刻印を押しました。



滅びつつある“喫煙文化”の一端を保護するため、敢えて灰皿を作りました。




以下資料です。


〈ニームの木の灰皿〉


素材は・・・・


和名:“インド・センダン”の木を使用しています。



インドセンダンは別名:『ミラクルニーム』と呼ばれ、葉は古来より生薬として利用されております。



ちなみに、数千年前からインドに伝わるアーユルヴェーダに依れば、〈ニーム茶〉の効能は・・・

糖尿病、風邪、インフルエンザ、気管支炎、寄生虫:回虫、疥癬、鞭虫など解毒、食中毒、虫さされ、水虫、皮膚のふけとり、さまざまな皮膚病、蕁麻疹、アレルギー、水疱瘡、湿疹、結核、敗血症、胃潰瘍、胃炎、十二指腸潰瘍、胸やけ、高血圧、不整脈、腎臓障害、冷え性、B型肝炎、口臭、歯周病、頭痛、不眠症、ストレス、リュウマチ、関節炎


事実なら、まさに“奇跡のニーム”です。




葉や実に殺虫成分があり、ニームの葉や実を煮出して飲めば健康によく、散布すれば野菜などの害虫避けになります。


実からは、現在“天然素材の安全な農薬”としてたいへん注目されている、“ニームオイル”が採れます。


また近年では、ニームは“ハーブの木”として、園芸店で販売されております。


これらの灰皿は、ウチの庭に生えているニームを剪定した際に出た7~8年物の太い枝を、丸2年間風通しのよい日陰で乾燥させ、すべて手作業で60日ほどかけて作成いたしました。


ちなみに、“インドセンダン”は、日本の栴檀の木(同じセンダン科)と混同しやすいですが、別種の木で葉も実も違います。


高級木材として知る人の多い、同じセンダン科のマホガニーより希少で、硬く緻密な肌と独特の美しい風合いと模様を持っております。


比国では、この虫が付きにくく、狂いにくい硬い木を、加工せず丸太のまま伝統的家屋の柱として使う習慣があります。





灰皿としての特徴・・・・



天然素材を使用し、私が全工程を手作りしております。


同じ灰皿は、ふたつとありません。



吸いさしを置く部分は、独特の角度と形状を工夫して、置き忘れたタバコは自動的に消えるようになっています。

安全かつ、テーブルクロスなどを焦がすことはありません。



灰壷の部分は、ニスで固めた凹凸加工を施し、タバコを簡単に消しやすい構造となっております。


水で丸洗いができます。


普通に使えば、半永久的な耐久性があり、使い込めば使い込むほど風合いが増し、素材の色の変化を長年にわたり楽しめます。







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手造り:ニームの木の灰皿⑥ 2009年型の改造 [手作り]



今日も雨なしが続き、快晴のセブ島・オスロブです。

お客様は雨は嫌でしょうが、私としては1日1回のスコールか夜間の雨が望ましいです。



さて日本では、佐村ナンタラ?とかいう自称作曲家が、長年ゴーストライターを使っていたとか、耳が不自由だと世間を謀(たばか)っていたとか・・・

挙句の果てはスター気取りの謝罪会見!、勘違いもはなはだしく、それまでの長髪・サングラス・コートスタイルをスーツ・短髪に変えてきた。
どこまで世間をナメテいるのか。
 
だいたいが、ゴーストライター雇用が明らかになっただけでも、ハチ公前の交差点で突然ズボンがズリ落ちたくらい、恥ずかしいことなのに、その上、耳の障害の嘘までバレたのに、公の場で記者会見とは、“恥知らず”にもほどがある。

恥を知る昔なら、武家なら切腹、町民であれば首をくくること間違いないのだが・・・・。

いつから、こんな日本人が出てきたのだろう。

もっぱら噂の柏の通り魔のように、そもそも彼は日本人ではないのだろうか。

私は偉そうなことを言える人間ではないが、こいつはヒドイ。

ペテン師やチンピラならそれらしく、有り金かき集め、たとえばマニラに逃亡し、二度と日本の土を踏むな(マニラに住む真面目な日本人は迷惑だろうが)。

そしてメディアは、こんな無様で不愉快な事件に、ここまで騒ぐ必要はない。








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さてくだらない話はこれくらいで、上の画像は私が2009年に作った灰皿で、クラブハウスで5年間愛用いたしましたが、このほど2014年型制作に機を得て、併せて改造したものです。



この灰皿は、使えば使うほど色に深みが出てきていました。

年月とともに人に馴染み、控えめに存在を主張します。

それこそが、木製の調度の良さではないかと思います。

金属や合成樹脂では、こうはいきません。

今回2014モデルと同様の性能を与えるため、改造いたしました。



改造箇所は・・・・・・


①吸いさしを置く部分


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Before






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After



置くところを新考案の“自動消火形状”にしたので、置き忘れても、テーブルクロスに焼け焦げを作ることが皆無になりました。






②内部




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Before(切るための線が黒で書いてありまして、内部もチョット見にくいですが。)





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After


以前は、ドリルとノミのみでえぐったそのままでした。

鋸くずを接着剤で練って塗布し、ニスで固め、凸凹仕上げとしました。

見た目が綺麗になったし、タバコを消す際には、軽くスッとこするだけできれいに火種が落ちて消えます。




今もテーブルクロスに点々とある、以前のタバコの焦げが恨めしい、今日この頃でございます。









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手造り:ニームの木の灰皿-⑤(お詫びと訂正) [手作り]







〈リム〉は〈ニーム〉だった。



恥ずかしい話ですが、上の一文が全てです。




製作中の灰皿が完成に近づき、改めて素材の木について調べました。

周りのフィリピン人が口を揃えて、この木は『リム』の木と言うので、私もこれは『リムの木』と信じて疑いませんでした。

(この国で生活するうえで心すべきことのひとつに、情報は一人からではなく“必ず多人数から確認するべし”と云う不文律あり。)

『リム』のスペルも、「RIM?」と聞くと『そう』という答えでした。



しかし、このほど奥様Mの特命により、販売用の灰皿を作ることになり・・・・


〈リムの木〉とは何だ?



と、調べれば調べるほど、訳が分からなくなっていたのでありました。


実は、はじめはニュージーランドなどの原生木のリム〈=RIMU TREE〉かと思っていましたが、最近、(どうも違うようだ)と気が付いたのです。

“RIMU”は日本の“赤松”に近い木だということなので、木肌はともかく、葉や実に大きな違いがあります。

そこで、ウチのスタッフでは一番『学のある』Jに、再度〈リム〉のスペルは?と聞きますと・・・


しばらく考えて・・・・〈NAME〉と言う答え。


そこで、すぐ〈NAME〉でフィリピンサイトで検索しましたが、どうもラチは開かない。



「そんな木の名前はない」、「現地語? 英語?」と聞くと・・・

『正式には〈NENP〉だ』とか、なんだかんだとわけの分からない、言い訳のような、自己弁護・・・・

要は彼女も[普通のフィリピン人]でした。


誤解されやすいですが、これは見下しているのではなく、この国の人たちは〈日本人ほど細かいことには拘(こだわ)らない〉という事なのです。

まして田舎の貧困層ですから、スペルなどほとんど気にしない人が大方です、。



善し悪しではなく、国民性なのです。

悪く言えば、日本人からすればですが・・・・『いい加減』・・・。



在比の邦人や旅行者が、明らかに間違ったフィリピン事情やフィリピン情報をネット上に垂れ流す現象は、こういう国民性、そして私を含めた日本人の、他人の言うことを簡単に信じてしまう日本人の国民性もひと役かっていると思います。


ともかく、『リムの正体』は振り出しに戻りました。

このままでは、私はブログに、いい加減な情報を書いていた、いい加減な奴、恥知らずな男、になってしまいます。

手がかり無しに、ネット上の樹木図鑑、南洋木図鑑、熱帯植物図鑑などを閲覧しまくりました。

そしてついに突き止めた。


リムの木は、和名で云えば、“インドセンダン”これでほぼ間違い無しと思います。



センダン科 アザディラクタ属 インドセンダン種


学名:Azadirachta indica


ヒンディー語/nim 英語/neem




気分がスッキリしました。


(過去の灰皿に関する記事も、〈リム〉を〈ニーム〉に訂正させていただきました。)












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