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暴走老人とニアミス [出来事]

あとから思えば、命拾い?でした。


きょう早朝の出来事です。

私は雨の中カッパ着て、川沿いのギンナン集めでした。

今どきの銀杏は、ちょっとした風や雨でもバラバラ落ちます。

そう読んで朝6時、出かけました。


予測を上回る大漁?。

しまいに持参の袋が一杯になって、重さで取っ手が切れました。

川の土手斜面に居た私は、もう引き上げ時と思いましたが、フト、あと少しだけと思いつきまして・・・。



その時です。

すぐ脇の道路で、車が急発進!

大音響。

土手沿いのガードレールに激突してもなお、エンジンが唸りを上げていました。

ガードレールは大きく曲がり、支柱の大きなコンクリの土台が地上に露出。


そこは私が上がるガードレールの切れ目から、3mと離れていません。

もし袋の取っ手が切れた時、登っていたら直撃して私はガードレールと車に挟まれて・・・?


クルマの左前部は大破、左後部も土手にズレ落ち破損、廃車はまぬがれないでしょう。

1分しても誰も車から出て来ないので、運転席を叩くと運転席で高齢者が呆然としていました。

ドアを開けて、話しかけました。

幸い、運転手も2名の同乗者も怪我はないようです。

3人とも高齢者でした。

運転手曰く、『ブレーキが踏めなかった、アクセル踏んでいた・・・こんな事あるんだな・・・』

運転手に警察に連絡するように言って、本人にしてもらいました。

私は彼の精神状態が気にかかったので、暫く交通整理がてら留まり、運転手と会話していました。


警察車両はまだでしたが、そのうち近所の人も出てきたので、私はその場を去りました。


ニュースでよく目にする、”高齢者のペダルの踏み間違え”を目の当たりにしました。



ガードレールを押し倒していれば、急斜面を川に墜落、3名死亡という最悪のシナリオもあり得たのです。

全員怪我もないようで、幸運と云えば幸運、不幸中の幸いでした。



私のほうは、収穫を得てルンルンで帰るつもりが、他人様の不幸を見て意気消沈しました。

しかし、タイミングが悪ければ、私も危なかったわけで幸運だったのかも。

まさに、禍福はあざなえる縄。


“明日は我が身”です、気をつけましょう。


他人事ではありません。

私自身も含め、「高齢者、恐るべし」






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