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3日間の丁稚奉公 [出来事]

『職場体験』とかいう学校のカリキュラムで、中学生の息子が、"3日間の丁稚奉公”に行きました。

ウチの息子は、駅前の小さな食品スーパーを割り当てられました。

朝9時から午後3時までです。

商品の袋詰めなど、簡単な作業を指示されたそうです。

授業の一環であるし、子供ですから給料は当然ありません。

しかし、普段たまに家の家事雑用の手伝いをすることはあっても、他人様の指示で家以外の場所で『労働する』というのは初めてです。


立派な仕事です。

記憶違いでなければ、私の子供の頃には、こういう課外活動?は無かったです。

(大抵の子供は、家でけっこう使われていたので必要なかった?)

今の子供たちは、塾やスポーツクラブやクソゲームに忙しく、家の手伝いなんてしない子が多いようです。

ですから、”職場体験”は新鮮だろうし、大人になるために必要な”教育”だと思います。

考えてみれば、勉学年数は長くても6+3+3+4で16年、人生の中で働く年数は普通でもその倍以上です。

先日、息子の人生にとっては労働の初日でした。

その日の夕食には赤飯を炊いて労(ねぎら)い、祝いました。


私も、息子がささやかながら社会のお役に立てたことを嬉しく思いました。

そして肩の荷が少しだけ軽くなったというか、子育てのひとつの区切りを通り過ぎてホッといたしました。






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