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“復興”予算は何処から [出来事]

近頃、地震と台風の自然災害が続いています。


ここ最近でも西日本の水害、関空の水没、北海道の地震・・・・。

もともと世界的に見て、我が国は自然災害が多い国です。

台風、地震、火山の噴火。

どれひとつとっても、欧米先進諸国では滅多にない天災です。

ところが日本では、ほとんど毎年、それこそ『自然にある』こと。

美しく豊かな自然に、交換条件のように付いてくるこれらの自然現象。



その被害からの迅速な回復・復興について、日本の人は”当然”のことの様に考えています。

生真面目な国民性の表れでしょうが、なんかこれからはもう、今までの様にいかなくなることもあるかも知れません。

かつての経済大国から並の国になった今、その予算はどこから捻出するのでしょうか。

もともと現在のインフラの多くは、バブル以前のかつての高度成長期に構築されたものが多いです。

既に老化していて、維持管理するだけでもカネが掛かっている筈です。

そこに来て少子化による人口減少、過疎化。

財力のある自治体は限られています。


ひとつの選択肢として復興を急がない、場合によっては、諸外国で見られるように”転地”と云うか、災害で破壊された土地を、(一時的にしろ)放棄することも検討すべきなのかもしれません。

人口減少、経済縮小、国力衰退が進行する今、それはアリなのではないでしょうか。

少なくとも善意の募金や増税に縋(すが)るのは、本筋ではないように思います。








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