猛暑だど ハダカで走って 皮むけた

おかげ様で、ウチのほうは台風の被害はありませんでした。

台風一過の今日、走りに出ての一句です。



猛暑だど　　ハダカで走って　　皮むけた



いらない解説と云うか見たまま、〈だど〉以外、何の想像力も説明も必要ない句？です。

この夏はいわゆる猛暑。

私は陽射しが大好きですから、ひと気の無い田園地帯はハダカ（下は短パン）でジョギングです。

とても気分がイイですね～。



その結果、日焼けして皮が剥けてきています。

シミ・シワができようと、お迎えボクロが増えようと気にしません。

もう高齢者だから、皮膚ガンだってドンと来いです。


私は私ですから。

3日間の丁稚奉公

『職場体験』とかいう学校のカリキュラムで、中学生の息子が、"3日間の丁稚奉公”に行きました。

ウチの息子は、駅前の小さな食品スーパーを割り当てられました。

朝9時から午後3時までです。

商品の袋詰めなど、簡単な作業を指示されたそうです。

授業の一環であるし、子供ですから給料は当然ありません。

しかし、普段たまに家の家事雑用の手伝いをすることはあっても、他人様の指示で家以外の場所で『労働する』というのは初めてです。


立派な仕事です。

記憶違いでなければ、私の子供の頃には、こういう課外活動？は無かったです。

（大抵の子供は、家でけっこう使われていたので必要なかった？）

今の子供たちは、塾やスポーツクラブやクソゲームに忙しく、家の手伝いなんてしない子が多いようです。

ですから、”職場体験”は新鮮だろうし、大人になるために必要な”教育”だと思います。

考えてみれば、勉学年数は長くても６＋3＋3＋4で16年、人生の中で働く年数は普通でもその倍以上です。

先日、息子の人生にとっては労働の初日でした。

その日の夕食には赤飯を炊いて労(ねぎら)い、祝いました。


私も、息子がささやかながら社会のお役に立てたことを嬉しく思いました。

そして肩の荷が少しだけ軽くなったというか、子育てのひとつの区切りを通り過ぎてホッといたしました。

権力を振り回すヒーローはみっともない

ここ数年、日本のスポーツ界の不祥事？が相次いでいます。



追及が流行りのようでもありますが、伝統や古い考えに凝り固まり、時代に乗り遅れた指導者たちの存在が、問題の根源のようです。

それらのコーチ・監督・団体役員の人たちも、元を正せば、かつて競技で名を馳せ一時代を築いた選手たちがほとんどでしょう。

指導者は、指導者として選手の育成に力を注ぐことが恩返しであって、私利私欲に走っては・・・・。

恩返しどころか、現役時代の自分の栄誉にも泥を塗り、晩節を汚すだけです。



名前を出して申し訳ないですが、塚原氏はかつて体操界の大ヒーローです。

どんな事情があっても、権力を振り回す姿はあまり見たくありません。


“弱きを助け強きを挫く”のが、ヒーローのあるべき姿。

俗世間のパワーゲームには、関わらない方がイイんじゃないでしょうか。

金農の吉田君は『健さん』になるべきでない？

甲子園のヒーロー：金農の吉田君、まだプロ入りか進学か明確な意思が出てきません。



本人はプロ希望(らしい)。

しかし、長年指導を受けた某大学の野球部監督に恩義がある。

プロに行きたいのは”人情”ですが、大学野球部監督には”義理”がある。


こういう時、もし”男の中の男”、(高倉)健さんだったら、間違いなくプロを振る。

何しろ・・・・

♪義理と人情を秤にかけりゃ　　義理が重たい男の世界♪

であります。

健さんはカッコイイ。

若い頃も、中年になっても、老いても、亡くなってもなお『健さんは男の中の男』であります。


ですが残念、もう時代は変わりました。

『古き良き時代』は今や歴史の中、”過去”となりました。



まず、吉田君には公に”プロ志望”の意思表示をしてほしいし、某野球部監督には『吉田君の意思を尊重する』と明言して欲しいですね。

あの桑田氏の時のような、ゴタゴタはもう沢山です。

吉田君という原石を磨いたコーチとしての功績に満足し、あとは本人の意思と云うか、むしろ吉田君を放り出してこそカッコイイです。

『吉田を育てた』だなんて、コーチ冥利に尽きるじゃないですか。

世間は評価します。



ところで、吉田君、パフォーマンスもさることながら人気が凄まじい。

1巡目指名でプロ入りすれば契約金1億とか言われていますが、なんのなんの、1億＋アルファ＋でしょう。

球団にすれば、その程度のカネは1軍入り前に元を取ってしまうのではないでしょうか。

そしてあの伸びるストレート、プロの1軍で通用するかどうか、これがまた楽しみです。

私はもっぱらMLBですが、吉田君が登板する試合は見てしまうかも。