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“チバニアン” やったね! [自然]

地球史の地質時代名に「チバニアン」 国際学会が決定

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54509170X10C20A1I00000/?n_cid=BMSR2P001_202001171427

(上のURLの本文は末尾にコピーさせていただきました)




『77万年前』という、途方もない時間軸の出来事です。

20代、極地探検に憧れた私の拙い知識ですが・・・・

(今でも)磁石の示す『北』は、地球の自転軸の真北と云うか『極点』とはズレがあります。
現在のそのズレ=不一致は、人が暮らしているような地球上の場所からすれば、何ら問題はないのですが、”北極点”や”南極点”というポイントからすれば、真北でも真南でもありません。

ですから例えば、自転軸の天辺を目的地とするような『北極点を踏む』目的の場合、磁石だけを頼りにはできないのです(簡単に云えば、北→北→北と行動しても、北極点には到達できない=地軸と極軸は同一ではないのです)。

その『北』(=磁石の指す北、地磁気の向き)が77万年以上前には、今と真逆だったとは・・・・私のようなジジィには想像すらつきません。

地道に研究を成し遂げた方々には、心から敬意を表します。


“チバニアン”が証明された場所ですが、〈千葉県市原市田淵1898〉のようです。

私も45年前に訪れた、養老渓谷の”粟又の滝”の北になります。



我が千葉県に、またひとつ"お国自慢"が増えました。

単純に嬉しいです。




(以下、URLの本文です)

国立極地研究所などは17日、地球の歴史の一時代が千葉の名前を冠した「チバニアン(千葉時代)」と命名されることが決まったと発表した。国際地質科学連合が韓国・釜山で会合を開き、最終承認した。77万4000年前から12万9000年前の時代の始まりを告げる痕跡が千葉県市原市の地層にあり、時代の名前にふさわしいとして日本チームが申請していた。

46億年におよぶ地球史は、当時の様子を示す地名などをもとに名前をつけるのが通例となっている。地球史の一時代を日本の地名が飾るのは初めて。数々の物証から時代を証明するのは簡単ではなく、日本の地質学の水準の高さを改めて世界に示した。 これまで77万4000年前から12万9000年前の地質時代は、暫定的に「中期更新世」と呼んでいた。今後、国際学会である国際地質科学連合が世界に周知し、「千葉時代」を意味する「チバニアン」が教科書や研究論文で使う正式名称になる。

地球の歴史は、隕石(いんせき)の衝突や寒冷化などの節目ごとに117の時代に分けている。これらを地質時代と呼び、名前がついていないのは10程度を残すだけとされていた。 地球では、方位磁石の指すN極が北とは向きが逆になる「地磁気の逆転」と呼ぶ現象がたびたび起きていた。最後は約77万年前で、そこから約13万年前までが名前の定まっていない時代の1つだった。

研究チームは市原市の地層に地磁気逆転の痕跡を見つけ、一時代を代表する地層だとする申請を2017年に実施。国際学会は他に申請のあったイタリアの2地点を含めて審査していた。 最終選考に唯一残った日本チームが選考の上で重視されたのが地磁気の逆転をいかに証明するかだった。

市原市の地層には磁石の性質を持つ鉱物が含まれ、逆転の様子を克明に記録していた。逆転が起きた時期が複数の手法で説明できたうえ、当時を物語る花粉や化石を含んでいたことも今回の決定を後押しした。 申請に必要な資料は茨城大学や極地研を中心に30人以上の地磁気や化石など多分野の研究者らがまとめた。地層が含む微量成分の解析から、最後の地磁気の逆転が起きていた時期を高い精度で特定するなど、質の高いデータをそろえた。 イタリアの2地点は鉱物の性質が変化していたり、地磁気逆転のタイミングが手法ごとにずれていたりしたとされ、適切な記録と認められなかった。 市原市の地層は、チバニアンの時代における気候変動や生物化石など、当時の環境を知るうえで世界で最も優れた現場として国際学会のお墨付きを得た。

チバニアンの時代は、現代人と同じ人類「ホモ・サピエンス」が生まれた時期とも重なる。国内外の多くの研究者が千葉に注目すれば、千葉を舞台とした気候学や地質学などの研究が盛んになる。国内における研究も発展し、次世代の研究者の育成にもつながると期待される。









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東京に熊が出る? [自然]



12月になって、東京・千住の河川敷や八王子の河川敷を、イノシシが闊歩してメディアがネタにしています。

私はこのまま少子高齢化と空き家の増加が進行すれば、埼玉・茨城に来秋は熊が出るんじゃないかと思います。

イノシシ&熊に限らず猿など、野生動物のテリトリーは、人の暮らしのエリアを確実に侵食しつつあります。

『ゴーストタウン』とまでは言えませんが、ひと気の少ない町や村、地域は増え続けていますから。

神奈川、埼玉、茨城の山際の地域は、来年秋に熊が出ても不思議ではないでしょう。

あと20年もすれば、日本全国、”野生の王国”かも。

私は生きてはいないでしょうが、それはそれで面白そうです。




今現在の、私のジョギングエリアで云えば、数日前はキジが休耕地をのんびりと歩いていました。

川では、川鵜が魚を自由に食べまくっていますが、猿や猪、熊は、まだ見てはいないです。









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ミミズの救命 [自然]

雨上がりなど・・・・

朝ジョギングしていると、小道でミミズがのたくっている場面に出くわします。

近頃は隅々まで舗装されていますから、路面が渇いてくると(硬くて潜れないし)苦しくて?、クネクネとなるのでしょう。

ほおって置けば、自転車に轢かれたり、干からびて、お亡くなりになったり・・・・


そこで私めの登場。

落ちている枯草の茎など拾って、クネクネをすくい取り草むらへリリース、ポイッ。

『アリガトウ』の言葉も、”恩返し”もありませんが、何となくスッキリします。


それにしても諸悪の根源は、”舗装”です。

住宅地内や自動車が走行する道路は仕方ないとして、遊歩道や土手道は舗装しない方が良いです。

生き物たちの生活域に舗装道路があると、ミミズに限らず、沢山の生き物の往来を妨げ、その命を危険に晒したり、奪ったりします。

いいことはありません。



自然のままが一番ですが、せいぜい、砂利を敷くくらいにして欲しいものです。


そのほうが、人間の身体にも良いと思います。







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また桜が咲いている [自然]

また桜が咲いている。

2年前の今頃にも書いたような・・・・

探してみたら有りました。

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2017-11-13


観察するだけで書きませんでしたが、やはり去年も咲いていました。

ジョグりながら探索すると、そのあたりに8本咲いている桜があります。

先週あたりが花の盛りで、春の満開時の7分程度です。

2年前は「狂い咲き」と思って(勘違い?)しまいました。



ですが、同じ木々が毎年春と秋に、2回花を咲かせるのを3年間
見てきました。

どう見ても周辺の木と同じ、ソメイヨシノです。

私のジョギングコースのアチコチの桜は、当然ですが、今は花も葉も皆無です。


どうなっているんだか分かりません。

しかし、これらの木を接ぎ木などして増やせば、”年に2回咲く桜”という品種を作れそうな・・・あくまでも素人考えですが面白いでしょう。

例年であれば、12月の声を聴く前に、花は散り冬ごもりに入り、来春また咲きます。


自然は乙なもの、でございます。


(最新情報=今日11月15日も、2時間ジョグで見てきました。まだまだ盛りでした)


2019年12月2日の追記:"四季桜”という品種かも・・・








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タワマンは「空の孤島」 [自然]

中部・関東・東北に甚大な被害をもたらした台風19号。

ウチは幸いにも大丈夫でした。

しかし、今回は武蔵小杉や二子玉川の人気地域までも・・・・




20年ぶりに帰国して眺めた、日本の高層マンションやタワマンには、私は最初から違和感がありました。

地震や台風のほとんどない欧米の各地ならまだしも、自然災害の多い日本の国土には、向かないんじゃないかと。

そして将来、老朽化した時や、空き室が多くなった時には、どう対処するのか全く闇の中です。

更に解体方法と費用は。

あと20年もすれば、スラム化した高層アパートだらけなんて・・・。


なんら根拠無く直感ですが、古来、土地には、その広さに見合った”生活できる人の数”が決まっているようにも思え、そうであれば、高層マンションやタワマンは、ハナからその意に叶っていないのです。

狩猟・農耕・放牧、どんな人の生活形態であれ、大地が養える人数には、限界があるのではないでしょうか。

住民が激減したという、越後湯沢の高層マンション群じゃないですが、都会のリバーサイドやビーチサイドのそれらはどうでしょうか。

電気と水、そのどちらが止まっても、『陸の孤島』ならぬ「空の孤島」となります。

あのドラゴンボールの”カリン塔”に住むという、ネコ仙人でもない限り住めません。


そもそも本来、我が国では、海・河の近く、傾斜地、低地などに建てた住宅には、災害のリスクは付きモノだったと思うのですが・・・・




以上、災害や犯罪の被害に遭っても、ほとんどセーフティーネットの無いフィリピンで、20年住んだ私の妄想ではあります。


ですが、いわゆる『自己責任』と云いますか、『自分の命・家族・財産は自分で守る』という、つい最近までの、そして今でも、多くの国や地域ではまかり通る”常識”について、あらためて考えてみても、悪くはないのではないでしょうか。










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台風の高潮にもご注意あれ [自然]

『超大型台風』と云えば、2013年11月の30号”ヨランダ”をどうしても思い出します。

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2013-11-09

https://t2mary.blog.ss-blog.jp/2013-11-10



上の記事のように、私の住んでいたセブ島南部は運が良かったのですが、同じセブ島でも北部は被害が出ました。

しかし酷かったのは、レイテ島とサマール島でした。

風速60mと5メートルの高潮が、通り道のほとんどの建物を跡形もなくぶち壊し、流しました。

上陸の3日前から、テレビやラジオが『逃げろ』と怒鳴る様に放送していましたが、逃げなかった人たちが多数犠牲になりました。

死者・行方不明者で6,000人以上、負傷者3万人以上。

900HPの化け物は上陸しても衰えず、フィリピン中部の島々を横断しました。



今度の台風19号も、大潮の時期です。

あす土曜日と明後日、満潮時は潮位が高いです。

海岸の近くに住まいする方々、雨風だけではありません。

津波のような、高潮、高波にもお気を付けください。

“逃げるが勝ち”という選択肢もあります。


(私も、我がボロ屋がとても心配です。 自分勝手な話ですが、思い切り東に逸れてくれれば、ウチは進路の西(左)側になるので助かります。 この前の15号のような『風速50mで直撃』だけは勘弁してほしい。)











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『想定外』の破壊力 [自然]

この度の台風15号で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。


私も千葉県には通算で30年ほど住んでいますし、子供の頃から長年親しんだ、千葉の海には大変な御恩があります。

ですから、今回の災害には心が痛んでいます。


我がボロ屋は、幸いすぐ南側に風除けとなってくれた家があり、被害は大したことはありませんでした。

普段は、そのせいで日当たりが悪いとか不満もあったのですが、お蔭(影?)で今回は助かりました。

ですがご近所では、瓦を飛ばされたり庭木が倒れた家も多いし、5キロ先からは停電エリアが始まりました。

そして南房総や山武の被害状況は、TV報道でよくご存じのとおりです。


観測史上最強と言われる風速50m越えの風の破壊力は、建物、電柱、樹木にとっても『想定外』の破壊力でした。



台風の発生場所と進路が、変化してきているように感じます。

それは、私がフィリピンに居た頃から続いている、変化です。

徐々に以前より北方(=日本に近くなる)でも発生するようになり、その為に進路が不定で予想しにくくなっているように思います。

よく云われる『温暖化』の影響でしょうか。









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実るほど・・・・ [自然]

昨日も、ご存知、朝のジョグです。

里を走ってますが、ついこないだ花が咲いたと思っていた梨の木には、もう既に食べ頃の梨が沢山ブルさがっています。

このところ、田圃の水も抜かれ、『実るほどこうべを・・・』と云われるように稲穂が重く垂れ下がっています。

中には、もう倒れそうなほど傾いている田圃もあります。

あと数日で刈り取られ、美味しい『新米』となるでしょう。


四季折々、風景、花、果物、稔り、私の人生は1/3が海外でしたので、日本の自然と云うか里山の景色には、いちいち感動してしまいます。

稲は、米という稔りで頭を垂れます。

稲に較べれば、私は無駄に生きてきただけのようで、胸を張れるような実りも無かった。

ただただ疲れただけで、私の頭はガックリと下がります。



黄金色に輝く田圃の脇を、私は俯(うつむ)き走る、ヨタヨタと。







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寒さに慣れた・メイドインジャパン [自然]


常夏の島から帰国して、4度目の夏です。

毎日暑くてだるいです。


去年の夏までは、こんなに暑く感じませんでした。

2016年の夏などは、外の日差しのもとに出るのが、心地良かったくらいでした。

(その代わり、冬は寒くて、毎日震えて暮らしていました。)

身体の変化です。

日本の冬に慣れた=結果、夏が暑い。

人間のカラダの細胞は、7.8年で全部入れ替わるらしいから、私の身体の半分は、もう”MADE IN JAPAN”になったようです。


夏バテです、ウナギ食べたいです。





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桜吹雪と梨花の絨毯 [自然]




今年はサクラが長持ちして、桜花と梨の花を同時に見れました。

一昨日など、桜吹雪が梨畑へ舞い・・・。

梨の花と云うのも見事でして、「地上1.7mの広大な白い絨毯」のようです。

これだから朝の2時間ジョグは、やめられません。








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