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タワマンは「空の孤島」 [自然]

中部・関東・東北に甚大な被害をもたらした台風19号。

ウチは幸いにも大丈夫でした。

しかし、今回は武蔵小杉や二子玉川の人気地域までも・・・・




20年ぶりに帰国して眺めた、日本の高層マンションやタワマンには、私は最初から違和感がありました。

地震や台風のほとんどない欧米の各地ならまだしも、自然災害の多い日本の国土には、向かないんじゃないかと。

そして将来、老朽化した時や、空き室が多くなった時には、どう対処するのか全く闇の中です。

更に解体方法と費用は。

あと20年もすれば、スラム化した高層アパートだらけなんて・・・。


なんら根拠無く直感ですが、古来、土地には、その広さに見合った”生活できる人の数”が決まっているようにも思え、そうであれば、高層マンションやタワマンは、ハナからその意に叶っていないのです。

狩猟・農耕・放牧、どんな人の生活形態であれ、大地が養える人数には、限界があるのではないでしょうか。

住民が激減したという、越後湯沢の高層マンション群じゃないですが、都会のリバーサイドやビーチサイドのそれらはどうでしょうか。

電気と水、そのどちらが止まっても、『陸の孤島』ならぬ「空の孤島」となります。

あのドラゴンボールの”カリン塔”に住むという、ネコ仙人でもない限り住めません。


そもそも本来、我が国では、海・河の近く、傾斜地、低地などに建てた住宅には、災害のリスクは付きモノだったと思うのですが・・・・




以上、災害や犯罪の被害に遭っても、ほとんどセーフティーネットの無いフィリピンで、20年住んだ私の妄想ではあります。


ですが、いわゆる『自己責任』と云いますか、『自分の命・家族・財産は自分で守る』という、つい最近までの、そして今でも、多くの国や地域ではまかり通る”常識”について、あらためて考えてみても、悪くはないのではないでしょうか。










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