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近大マグロ?、天然クロマグロはやっぱり美味い [グルメフード]



まず、手っ取り早く(すみません)、きょうのジンベイウオッチングの報告です。

朝9:20、晴れ、無風、ベタ凪ぎ、集まったジンベイザメは10匹でした。

ここ数日、非常に良い海況&天候です。

“神秘の滝”は、まだ道路工事で閉鎖中です。



さて、きょうの戯言です。


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おなじみ、本マグロ(腹側)の身の部位です。



月に何回かの、隣の島の仕入れのついでに、奥様Mに魚市場によって、マグロを買って来て貰います。

この辺りで獲れるマグロですから、当然、〈生マグロ〉です。

後進国、しかも暑い国、冷蔵状態が良くないので、売られる魚の鮮度には気をつけないといけません。

しかし、とびっきり新鮮なマグロも、水やけしたりぬるくなったマグロも、同価格です。

また部位やマグロの種類にも関係なく、値段はキロいくらとなります。

(目の利く日本人には、有利な価格設定です。)


この近海で獲れるマグロは、40~80キロ位のキハダ(マグロ)が多く、それに少しのビン長と本マグロが混じります。

新鮮であれば、どれも刺身で旨いのですが、やはり何と云っても、大きな本マグロ(=クロマグロ)に勝るマグロはありません。

赤味もトロも、他のマグロとは味がふた味、違いますね。


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血合い(右)、赤味(左)、トロ(中)。




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トロ(手前)、赤味(奥)。

上は、前々回に入手したクロマグロ、腹側です。










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上は、前回買ったキハダマグロ(腹側)です。

慣れてくると、ぶつ切りにされていても、種類や大きさがわかってきます。




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上のキハダの画像の左にある、腹の合わせ目のトロ部分です。

見た目すごいウマそう(実際うまい)ですが、薄いので刺身にするのはちと面倒、表皮を落とし短冊に切り、腹側の皮を下にして、少し焼いて食べると美味いです。



しかし、ま、キハダも不味くはない(=どうも贅沢ですみません)のですが、本マグロとは違います。

本マグロは、刺身の王者ではないでしょうか。

市場には、各種のカジキマグロ(マーリン)やヨコシマサワラ(タニギ)などもありますが、マグロ(ツナ)と比べると少し匂ったり、淡白すぎてイマイチです。



ところで近年、日本はマグロの完全養殖に成功したとかで、既に市場に出回っているそうですね。

それは勿論、スゴイことですが、どうなんでしょうね。

所詮、海上に設けた狭い生簀で飼育し、人口の飼料をエサとして育てた“品種”ですよね。

自然のエサがほとんどない生簀に、たくさんの幼魚をいれ、成長促進剤や抗生物質で強化した合成飼料を与え大きくする。

仮に『美味い』としても、〈天然モノより美味い〉と言う表現は、そりゃ、ないんじゃないでしょうか?

〈天然モノ〉が美味いと認めた上での表現であるわけで、(天然ものではないくせに)天然モノより・・・は、何か矛盾しませんか?



例えばの話、野生種(原種)に近いようなトマトやジャガイモ、云わば〈天然モノ〉があります。

そして近年の、人間が品種改良を重ねて作り上げた〈品種〉があります。

どちらが美味い(と感じる)かといえば、品種改良を重ねた品種の方が美味いのです。

しかし、そういった品種は、厳しい環境や害虫、病気には弱いようです。

また、遺伝子操作などにより1代限りの品種も珍しくなく、これは云ってみれば、自然には子孫は出来ない人工の種?なのです。

ウマイかマズイかは、人間が勝手に決める、人間好みの味であるかどうかの基準です。

しかもその味覚とは、化学と科学で作られた薬品まみれの食物を食べ慣れた、現代人の味覚の判断です。

人類は(=かなり大きく出ましたが)、発達した科学や化学に大変助けられていることは、紛れもない事実です。


しかし私は、〇大マグロより、天然モノのマグロのほうが美味いと考えます。

文句のある方は、反論よりも、試しに私に○大マグロを食べさせてみてください。

論より証拠を見せて・・・もとい・・・食べさせて!








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