なんだぁ、みんなジジィになるんじゃん [ランニング]
”ランスマ”というTV番組を見ていました。
瀬古利彦と金哲彦も出ていました。
瀬古は、ご存知"15戦10勝"のとてつもない”レジェンド”。
金も名の通った選手でした。
瀬古は私より4歳、金は10歳若い。
番組の中で、金さんが走るカットがありました。
往年の走りの影は全く見れず、如何にもの年寄りの走り。
瀬古さんに至っては、『腰を痛めている』と全く走らず。
(瀬古は”イメージ”を壊したくないのだろう、と私は読んだ)
あれほどの選手たちでも、いやむしろ、あれほどの選手だったからなのです、年寄るとトコトン駄目になるのでしょう。
(過去の自分をアタマが覚えているから、情けなくて・・・という事もある)
私の今の経験でも、同じ年回りでも、40代前後に走り始めたランナーのほうが、私なんかより全然強く、バンバン抜かれてしまう。
私自身は名のある選手とかではなく、自慢できませんが、市民ランナー歴は70年代の第一次マラソンブーム以来。
当時の練習距離だけなら、通算:地球10周(約4万キロ)以上です。
つまり、すでに賞味期限が切れた?
もう『足が無くなった』のです。
日頃の我が走りの不甲斐なさの理由を、納得させられました。
従って、かえって自信がつきました。
これからも堂々と、「私は、歩く速さで(死ぬまで)走り続けます」
例えば野球とか、他のスキルが大事なスポーツであれば、高齢になってもソコソコ出来る人も多いのですが、長距離走ではごく稀です。
知り合いにも居ましたが、長距離走を長年やった人はたいてい、腰、ヒザ、椎間板など壊していて、結局、高齢になると(一般人より)走れなくなってしまう。
私のヒザくらいの故障なら、まだ幸いです。
前にも書いた気がしますが、「スポーツのやり過ぎは、身体にも健康にも毒」となる事があります。