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『刃向かう者は切り捨てよ』 [テレビ]

『刃向かう者は切り捨てよ』


これは時代劇の”鬼平犯科帳”で、『鬼の平蔵』がよく言うセリフ。


TVの『鬼平』は人情味溢れる人物ですが、相手が刃向かう凶悪犯であれば、現場で切って捨てる。

わざわざ捕縛して、時間をかけて詮議してもどうせ打ち首。

であるなら、その手間を省いてやろうということです。

というより、心底から”悪”を憎んだのか・・・・

個人的には、犯罪や悪事はほとんどが所謂、"弱い者いじめ"だと考えています。


『鬼の平蔵』=長谷川平蔵は実在した人物で、新宿区にお墓もあるそうです。



日本はともかく、海外諸国では、(メディアによれば)乱射犯やテロリストを警察官などが現場で射殺するケースが多いです。

しかも、それで社会から非難されることは、(私の知っている限りでは)ほとんどない。

翻って、我が日本国。


犯人がどんな相手であれ、警官が暴力をふるったり、発砲したりすると、『世間』は眉を顰(ひそ)めるように思われる。

お国柄なのか。

『男はつらいよ』じゃなくて、警察官はつらいよ、が本音じゃないでしょうか。


「鬼平!あの世から復活して、出て来いや!」

・・・・といっても、今の日本はどんな犯罪者でも”人権”がある『法治国家』だし、ムリか。





それら凶悪犯と言いますか、他人様を傷つけたり命を奪う犯罪より、近頃の日本では際立つのが知能犯・・・詐欺や騙しです。

スマホやネットのフィッシング詐欺、お年寄りを騙す為の訪問・電話、投資関係の詐欺、今なら給付金の受給詐欺、・・・・etc。

このような人の弱みやヒトの好さに付け込む、卑劣で狡い犯罪のニュースを見聞きすると、殊更にムカムカします。

これも時代かもしれませんが・・・・


とどのつまりは、どこの国とは言いませんが、『放置』国家にならぬ様、”世界一”と云われる日本の警察に頼るしかありません。


“国民の生命と財産を守る” 警察官の皆様、本当にいつも有り難うございます。

(感謝にたえないのは、自衛官の方々へも同様です)


実際のところ、”犯罪を憎む気持ち”というものは普通は他人事で、自分自身が”被害者”の立場になってはじめて、心底から分かるものではないでしょうか。

我が家も帰国してこの5年間、様々な事が起きました。

しかし、万物同様に、人は死ぬまで必死?に生き続けなければならないと思っています。




おそらく、これが2020年の最後の私の投稿となります。

いつも見て頂き有り難うございます。

2021年も書き続ける所存でございますので、たまに寄っていただけると幸いです。


年末年始、そして来る年、皆様と御家族、日本国、否、世界中の人々と国々とが、安寧であることを祈念いたします。









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ラクダの股引・・・年の瀬の邂逅 [終活]


20年住んだフィリピンの田舎ビーチを後にして・・・

5年前に日本に戻った時、無人となった実家の整理をしました。


その中に『ラクダのモモヒキ』もありました。

亡き父が穿こうとして買った物かも知れません。



私は形見の一品として、他の品々と共に持ち帰りました。


まさか自分が、そんな古臭いモノを使うとは思わず・・・・




ところが、翌年の冬から必需品になりました。



以来4年目の冬。

他に、ユ二✕✕とかのサーモテック?、今どきのタイツも何本かあるのに、この『ラクダの股引』が一番温かいのです。

その差は歴然です。

改めて、小さく丸まったタックを伸ばし見ると”レナウン”とある。

古いから当然 "日本製”
 

ナゼ今風のハイテクタイツより、古めかしい薄茶色の『ズボン下』=ラクダの股引のほうが暖かいのか、私には分かりません。



ですが、寒い冬に寝る時などその差は歴然、足が冷えないのです。

それから足首のところがダレない。

新しい近頃の股引(=タイツ)は、ひと冬使うと足首のところバカになって、締まりがなくだらしなくなります。



やはり、昔のメイドインジャパンが優秀なのか・・・・

4年目の冬にして尚、くたびれない。



それとも、あの世におわす父が、私を温めてくれるのか・・・・。



年の瀬の、父との邂逅でした。








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なんだぁ、みんなジジィになるんじゃん [ランニング]


”ランスマ”というTV番組を見ていました。

瀬古利彦と金哲彦も出ていました。


瀬古は、ご存知"15戦10勝"のとてつもない”レジェンド”。

金も名の通った選手でした。

瀬古は私より4歳、金は10歳若い。


番組の中で、金さんが走るカットがありました。

往年の走りの影は全く見れず、如何にもの年寄りの走り。

瀬古さんに至っては、『腰を痛めている』と全く走らず。

(瀬古は”イメージ”を壊したくないのだろう、と私は読んだ)


あれほどの選手たちでも、いやむしろ、あれほどの選手だったからなのです、年寄るとトコトン駄目になるのでしょう。
(過去の自分をアタマが覚えているから、情けなくて・・・という事もある)



私の今の経験でも、同じ年回りでも、40代前後に走り始めたランナーのほうが、私なんかより全然強く、バンバン抜かれてしまう。

私自身は名のある選手とかではなく、自慢できませんが、市民ランナー歴は70年代の第一次マラソンブーム以来。

当時の練習距離だけなら、通算:地球10周(約4万キロ)以上です。



つまり、すでに賞味期限が切れた?

もう『足が無くなった』のです。


日頃の我が走りの不甲斐なさの理由を、納得させられました。

従って、かえって自信がつきました。


これからも堂々と、「私は、歩く速さで(死ぬまで)走り続けます」


例えば野球とか、他のスキルが大事なスポーツであれば、高齢になってもソコソコ出来る人も多いのですが、長距離走ではごく稀です。


知り合いにも居ましたが、長距離走を長年やった人はたいてい、腰、ヒザ、椎間板など壊していて、結局、高齢になると(一般人より)走れなくなってしまう。


私のヒザくらいの故障なら、まだ幸いです。



前にも書いた気がしますが、「スポーツのやり過ぎは、身体にも健康にも毒」となる事があります。









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コロナがおせちを [食べ物]


スーパーでちょっとした変化が起きているような、気がするのです。

主夫として、買い出し担当なのですが・・・・



先週半ばあたりから、お節料理が売り場に並んでいます。

例年からすると、かなり早め。

しかも値段が安い。



・・・つまり、スーパーは、年末にはおせちが売れないと計算しているのでは。


売り残しを避けるため、今のうちに捌いてしまえ、という事なのか。



年末年始の帰省、正月気分もない。


親族のお正月の団欒も、激減と踏んでいるようだ。



さて、どうなるのでしょうか?



例年ですと、大晦日以降も定価で売って、1月3日あたりから、やっとお節料理に赤い値引きシールが付くのですが。


コロナ過は今後も悪化するとスーパーはよんで、自衛している。


どっかの総理のように、無策ではないようです。


以上、もしかしたらというお話でした。







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ワープしました [ランニング]

昨日、ジョギング中、”ワープ”してしまいました。

『ワープ』?・・・・瞬間移動?



事の次第ですが・・・・

きのうのコースは、川沿いに北へ向かい、橋を渡って南に折り返すという、私の「80分コース」でした。

橋を渡る前に、よく出会うウォーキングのご老体とすれ違ったのを覚えています。

橋を渡って折り返すと、駐車場の空き地に突如作業員の仮設ハウスが新設され、(何の工事をするんだろう)と思いました。



・・・・(あれっ、橋を渡った記憶がない)・・・・


私にとって、橋を渡るという事は、方向転換(右折を2回)し頭の中の羅針盤が180度回って、太陽の向きが逆になるというだけではありません。

私には橋を走る時に、両腕をだらりと下げてブラブラさせて、肩と上腕をリラックスさせるというルーティーンワークがあります。


橋を渡った記憶も無いし、肩と腕は血と乳酸が留まっていて、リフレッシュしていない。

どうやら、時空を飛び越えたらしい。

まぁ、70年近く生きて、地球10周分もランニングすればこういうことも有るのでしょう。


・・・・しかし、よくよく考えてみれば、私は(尊敬する)ドラゴンボールの孫悟空ではないし、これはタダの物忘れ、いわゆる『ボケ』の症状かも知れないかと思うのであります。


仮にそうであったとしても、初冬の青空のもと、気分良くジョグ出来たので善しとしよう。








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全部『コロナ』のせいにするか? [貧楽]

ご無沙汰してしまいました。

気分が乗らなくて・・・。

言い訳すれば、これもコロナ(Covid19)騒ぎのせいでしょうか。


(私も含め?)日本人気質の故か・・・・何とか飯は食ってますが10か月も続くと、気が滅入っちゃてるひとが多いでしょうね。




それにしても、『ゴーツーキャンペーン』、EAT,TRAVEL & EVENT・・・愚策。

税金はしっかりとられてるけど、そんなことに使うおカネが無い( コロナ、或いはそれ以前から失職して、外食・外泊・イベント行けない)人々のことを、考えてない。

(大抵は、失業保険も退職金も無い失業者達、食と住で目いっぱいの人々です。)



もともと、事業・起業とは、経営者とは自己責任じゃなかった?

水商売は無論、宿泊・飲食業、イベント業、リスク覚悟の商売ではなかったのでしょうか。

当たれば儲かる、しくじれば地獄という世界です。


そして、それこそが商売の醍醐味です。


お客様が来ない、収入減で潰れそうだからと言って、その咎をコロナだけに転換していいものでしょうか?



国民の血税という、セーフティーネットから補填されて嬉しい?


事業主としての矜持はある?




私事で恐縮ですが・・・

このブログの過去ログにあるように、かつてセブ島でビーチリゾートを経営していました。

海が頼りの仕事、文字通り『水商売』です。

良い時も悪い時もありました。



頭と身体を使い切って仕事して、スタッフを雇用して給料を払い、生活を保障するのが経営者の務め。

そして、それぞれのスタッフには家族達もいる。

皆の生活を、日々食べさせる責任を負う。


自分達がどうにかなっても、給料は払わなければ・・・スタッフとその子供たちの顔が浮かぶ。

楽しい時より、苦しい時のほうが多いのが経営者。



・・・・以上は、ウチの昔話でした。





コロナ騒動の最中ですが・・・・・


古来より、”窮すれば通ず”と言う言葉もあります。

旅行や飲食業界の中には、何とか工夫して、この場を凌ごうと努力する経営者もいる。

その中には、成功して業績を伸ばしている商売人さえいる。


出口のないトンネルは無いし、ピンチはチャンスです。



現在のコロナ騒ぎも、必ず終わりが来るものです。

メディアに振り回されて一喜一憂しないで、家族と我が身を守り耐え忍ぶ。

今できることをシッカリやる。



・・・・・とまずは第一に、自分に言い聞かせています。








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