食い物の恨み [日本]
菅首相は高級ステーキ会食、石破議員はフグのコース料理会食だそうです。
恥ずかしながら、高級ステーキもふぐも、この私はバブル期以降ご縁がございません。
『上等だ!』
↑の場合の『上等』は、料理が上等と言うのもありますが、ケンカする時の『上等じゃね~か!(この野郎!)』という意味の方が強いです。
遥か昔から、生き物と食い物は付きモノです。
ですから、生物の歴史は、まさに食物を得る闘争の歴史です。
今のこのタイミングで、菅首相は先だって自らのGOTOキャンペーン一斉中止発表直後に著名人ら8人と会食。
一昨日は日本医師会会長が『(議員は)率先して(自粛の)範を垂れて欲しい』と発言した日に、あの石破議員が議員仲間と多人数会食、とスッパ抜かれました。
”会食” 費用の出所は自腹であれば元は税金、奢(おご)りであれば接待受けたかな。
それどころか、贈収賄事件さえ後を絶たないレベルの低さ。
それとも、上級国民は何してもいいのか。
安い食材を探し求め、チマチマと自宅調理して食べている庶民の暮らしなどは、想像もできない人たちの集まりでしょうか。
コロナ騒ぎで家計が火の車になり、ごくたまのファミレスや回転ずしにも行けなくなって、おせちも無かった国民がどれほどいるのかご存じない。
議員とは、庶民感覚どころか人情も判らず、錬金術に精を出す連中の集まりでしょうか。
それで君たちは政(まつりごと)ができるのか?
これが、もしコロナ騒ぎで儲けた人たちが集まって旨いもの喰ったと云うなら、『経済を回すため』という言い訳もまだ分かります。
しかし・・・・公務員、公僕であるべき議員たちが・・・ハラ立ちますね。
”奢れる平家”じゃないですが、(だったら選挙で思い知らせてやる)と思うのは、私だけですかね。
食い物の恨みは恐ろしいから・・・ね。