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これから始まる『ワクチン接種騒ぎ』 [日本]

”COVID19 感染症”(日本で云う『新型コロナ』)のワクチン、結局と云うか、いまだ”日本製のワクチン”は影も形も見えません。

世界では、英・米・ロシア・チャイナ・インドなどなどで作られ、とっくのとうに、接種が始まっています。

COVID19感染のクラスターは、チャイナ以外では、客船:ダイアモンドプリンセス号から起きているので、世界に先駆け、日本にもワクチン開発のチャンスはあったと思うのですが、まぁ、現在の日本の病理医学の分野ってのは、やはりレベルが低いのでしょうか。

それとも、リスクを取らない用心深い国民性が、災いしたのでしょうか。



さて、あちこちのワクチン。

『何処其処から何千万回分供給』とか、『何処其処に何千回分発注』『何処其処のワクチンを日本国内で生産』なんてニュースが、毎日のように溢れています。

ですが、『いくらで契約しました』というカネの話しは何処も云わないですね。

『何千万回分のワクチン』が無料ではないはずです。

購入ですから、買う相手の製薬会社や提供国へ、おカネを払わないといけないのですが。

値段は非公表?ですか??

まぁ、売る相手の足元みて値段を付ける訳でしょうから、ウヤムヤにするのは当然?

現在は各国間でワクチンの『奪い合い』の様相を呈しているようで、ワクチン製造販売は政治の道具、取引手段、云わば兵器のようです。



少し話が飛びますが、ウチの一家がセブ島に済んでいた頃です。

日本と同じで、子供たちが生まれてから、何種類もの予防注射を受けました。

システムが日本とは異なります。

・病院に行く
・何々の予防接種を受けたいとドクターに告げる
・診察後、ドクターは処方箋を書く
・それを持って病院内の薬局に行き、注射器と薬液の代金を支払う
・診察室に戻り、ドクターが注射する
・自分で母子手帳?のようなノートに記帳する

薬や注射液は薬局の収入、診察料・技術料はドクターの収入、大雑把に云えばそんな感じでした。

ウチが外国人一家のせいもありますが、高い予防接種ですと、日本円で2万円近くしました。

ウチは日系企業の駐在員一家ではありませんので、戸籍はあっても住民票は除籍していました。

よって予算の都合で、あまり高額な予防接種はパスしました。

5年前に帰国後、住民票・健康保険等整え、パスした接種をチェックし日本で受けました。



さて今回のCOVID19ワクチン接種、未だ不明瞭な部分があります。

その一つは、無料で受けられるとTVでは言っていますが、医院や病院で受けた場合も完全無料なんでしょうか。

それとも、保険適用で全額が国家負担(=税金)となり、病院や医院は7割?貰う?

医院や病院がタダ働きするとは思えないし・・・・

よく分かりませんね。



それにしても、海外から買うこのワクチン、1回分当たりお幾らなのか興味ありますね。

確かな事は、『感染騒ぎ』に辟易した庶民を次に攻めるのは、『ワクチン接種騒ぎ』でしょう。


ヤジ馬根性で済みません。






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薬九層倍ですね [医療]

20年間のフィリピン田舎生活の名残で、常備薬はネットの海外通販で入手しています。

例えば鎮痛剤。

痛みや炎症の原因を治すステロイド系、抗生物質系、そして『頓服』と云うか、単に痛みだけを押さえる鎮痛薬など結構そろえてあります。




3週間ほど前、かつて無い強烈な歯痛に見舞われました。


歯のみならず、顔面半分、目や耳まで痛み、リンパも腫れ眠れない。


2日間、各種鎮痛薬(頓服)を服用しまくり、やっと痛みを鎮めました。


そして、痛みが治まってから歯科医院に電話し、1週間後の予約を取り、現在通院しています。



で、思いつきました。

国保で3割負担だから、鎮痛剤を処方してもらえば、海外通販よりさらに安く買えるのでは? という下心。


治療中、歯科医師に言ってみました。

「また痛くなった時のため、鎮痛剤を処方してもらえませんか?」


試しに、”ジクロフェナクナトリウム25mg錠”という、ごく一般的な鎮痛解熱薬を指定しました。



治療後、窓口で4錠渡されました。

【診療明細書】をチェックすると・・・

治療や検査など以外の項目に。


1.薬剤情報提供料ーーー保険点数10点

2.調剤料ーーー11点

3.処方料ーーー42点

4.ジクロフェナクナトリウム25mg錠 4回分ーーー4点

(1点=10円ですよね)



【領収書】を見ると、上記の内、2.3.4.が投薬のカテゴリーで57点となっています。


薬剤情報提供料?

むしろ私が薬を指定したのですから、私が薬剤情報提供者じゃないでしょうか(笑)。

そんな話はイイとして・・・



私の負担は3割ですから、570円(57点)のうち171円(つまり国保の負担が残りの399円)。

今回4錠ですから単純計算で、171÷4で 1錠=43円。

海外通販ですと、送料は別として1錠=27円で入手できます。


ちなみに、 ジクロフェナクナトリウム25mg錠の日本での薬価は、1錠当たりたった約6円です。

結論を云えば、3割負担でも、通販のほうがまだ安いのです。


6円薬価の薬を4錠処方して、歯科医師には570円収入があった、という事になりますね。




子供の頃から、『魚三層倍・・・・薬九層倍、坊主丸儲け』という言葉は聞いて知っています。

『鼻クソ丸めて萬金丹(まんきんたん)』なんてのもありました。



今でもホントなんですかね、これは・・・・

病院も医院も、医師も言ってみれば、『商売』でしょうし、経営なら経営として成り立たせないと喰ってはいけない。


まぁ、少なくとも国保の保険料が下がることは無さそうです、今後共。

てなわけで、薬を安く入手する私の作戦は、失敗の巻となりました。


皆様お健やかに。








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100歳での”戦死” ・・・トム・ムーア [世界]

昨日から日本のメディアも報道しているので、ご存知の方も多いでしょう。

イギリスの、あのトム・ムーア氏が亡くなりました。


医療募金呼びかけの英100歳男性が死去 女王も哀悼

新型コロナ: 医療募金呼びかけの英100歳男性が死去 女王も哀悼: 日本経済新聞 (nikkei.com)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0303K0T00C21A2000000/


Captain Sir Tom Moore: 'National inspiration' dies with Covid-19

https://www.bbc.com/news/uk-england-beds-bucks-herts-55881753





私は、毎朝5時からBSのワールドニュースを見る楽しみがあります。

一昨日2月2日の朝は、トム・ムーア氏の訃報に接し身体中の力が抜けてしまいました。

いつの間にか、涙腺も緩んでしまいました。



BBCはトム・ムーア氏に関する報道をたびたび発信していて、私もムーア氏に励まされていた一人でした。


去年3月、100歳の誕生日の100日前から、今年2月2日の”死”までの彼の生きざまは、まるで良く出来たおとぎ話のように鮮烈です。

氏は、COVID‐19と戦う英国国民や世界中の多くの人を元気づけ、大いなる勇気と希望を与えました。

ワイシャツ・ネクタイ・ブレザースーツで歩行器を押しながら歩く姿は、英国紳士の”威厳”を感じました。

あんなにカッコいい99歳の歩き、私は初めて見ました。


100日間の歩きは、邦貨で47億もの募金を集め、エリザベス女王はコロナ騒ぎで公務自粛の禁を破り、彼の両肩に剣を押し当て、”ナイト”の称号を授与し栄誉を称えました。
その後、彼自身がCOVID‐19に感染し落命しました。



しかし、ムーア氏はウイルスに負けたのではありません。

彼はCOVID‐19と戦い、命を犠牲にし、ウィルスに勝ったのだと私は思います。

100歳で戦死したのです。

その証拠に彼の階級は『キャプテン(少佐)』から『カーネル(大佐)』に2階級昇進し、女王は哀悼の意を表し、議事堂は喪に服し半旗を掲げました。




私がひと様より思い入れが強めなのは、ムーア氏と私の父に共通点があるからだと思います。

見た目や雰囲気も似ているような・・・・


父は94歳で他界しましたが、生きていればムーア氏と同い年だし、二人とも第二次大戦を戦っています。




生き様と死に様は、ひと夫々です。

管を繋がれ施設のベッドで暮らし、自らの命と向き合い全うするのも生きざまでしょう。


私の父は施設に入所して間もなく、管を繋ぐことなく死を迎えました。

昭和の初期、神田美土代町のYMCAで英語を学び、戦争に駆り出され戦後復員し、家族を養いながらも、生涯英語を学び続けた父です。


最晩年の父は、『(こういう施設での生き方は自分には)不本意だ』と訴えていました。

(ムーア氏も、あの100日歩きが無かったら、まだ存命だったかも知れません)



私も父同様、自分が自分でなくなったら、もうそれは死んだも同然だと考えます。

トム。ムーア氏の生き様と死に様は、父とダブってしまうのですね。





しかし、なんだな~。

私は日頃、ヨタヨタとジョギングしているのですが、誰一人として、『カッコイ~!』と思ってくれないのは疑う余地もありません。

私は父には、勿論ムーア氏にもなれそうもないのです。

ダメな奴だな~。

「こんど、ワイシャツ・ネクタイ・ブレザースーツでジョグしてみよ~かな~」

(・・・って、こんなこと思っちゃうから、バ~カなんだな)





トム。ムーア氏のご冥福をお祈りいたします。


そして”サー・カーネル”、父を思い出させて戴き、感謝いたします。







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