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ピンクの桜は好きじゃない [自然]

暖かさと春風に誘われて、今朝も2時間たっぷりジョグしてきました。

花(=桜花)を愛(め)でながら。


なんか分かりませんが、私の身体の”ヒトゲノム”の中には、桜の花に反応する何かがあるのでしょう。

桜花を見るとワクワクするし、気分が高揚します。



しかし、気になることがあります。

皆さんの近所に、〈ピンクの桜〉増えてませんか?

ウチの周りには多いのです、ピンクの桜。

幹が細い若木なら、8~9割はピンクの桜です。

開花の早い”河津桜”以外にも、何種類かピンク色の種類のサクラがあるようです。



一体全体、どういうことでしょう?

サクラと云えば、ソメイヨシノでしょ。

あの花の色、妙齢な色白の女性が何かの拍子に頬を染めたような、ほんのりとした極薄の恥じらいの桃色・・・これがイイのです。

『この糞ジジイ』と思った方、私はいたって真面目です。

ピンクの桜花は、なんか下品です。


冒頭のヒトゲノムの事で言えば、私のDNAはピンクの桜花は「桜」と認めません。



しかし、何か私の知らないワケがあるのでしょうが、何でピンク色の桜があんなに植えられるのでしょうか・・・。


ソメイヨシノよ、永遠なれ。


(そういう私は、そのうちお迎えが来る歳ですから、ピンクの桜花に文句を付ける資格はないのか。)







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泥沼の英国議会 [世界]

日本で新元号が決定した昨日(4/1)、英国議会で4つのEU離脱案の採決がすべて否決されました。

日本時間では2日の朝の事です。

どの案も過半数には至らない、泥沼のイギリス議会です。

メイ首相も与党も、手綱をとれない。

議員たちは『何でも反対』、まるでヤジ馬の集団です。

BBCを見ていると、採決の時は議員が膝と肩を寄せ合って座っていますが、議論の最中は、ベンチシートのあの美しいグリーンがやたら目立ちます。


予想は大変難しいけど、残る選択肢は二つか3つ。

“合意なき離脱” ”長期延期” 或いは”2度目の国民投票” でしょうか。



どの道を行っても、EUとイギリスにとっては当分は泥沼。



英国議会の伝統も、グリーンのベンチシートも呆れていることでしょう。






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“玉砕戦法”に出たメイ首相だが・・・ [世界]


今一番私が注目している政治家は、イギリスのテリーザ・メイ首相です。



政治家という職業に優劣があるとしたら、今はメイ首相が抜群に優れていると思います。

英国のブレグジット問題の解決に、全身全霊を注いでいる感があります。



私の記憶によれば・・・・・

もともとメイさんは、3年前のブレグジット国民投票のとき反対派でした。

人気者でお調子者のボリス・ジョンソンが、EUを離脱するよう英国民を煽り、国民投票でブレグジット派が勝ってしまうと、ビビッて逃げ腰になり、首相の座を辞退した。

そしてキャメロン首相が去った後、メイさんに針のムシロである首相のお鉢が回ってきて、メイさんは受け入れたのでした。

誰もが嫌がる火中の栗を拾うために。

その後は、EU各国を回り、離脱合意案を取りまとめ、それらが悉く議会で否決され、本日(20193月末)現在も解決を模索している。

メイさんにあるのは、愛国心であり、英国民の為という政治家の本分でしょう。

近頃は痩せてきて、先週などはテキヤ並みに声も枯れていました。

“不惜身命”、という言葉が浮かぶほどです。

約束した離脱日であったおとといの議決前は、合意案を受け入れてくれたら首相の座を辞するという”玉砕戦法”に出ましたが、議会はまた否決しました。

英国人には厄介な人が多いので、袋小路のようです。


かつてイギリスには、稀代の宰相ウィンストン・チャーチルもいたし、『鉄の女』と云われたマーガレット・サッチャーという女傑首相もいました。

メイさんは、タイプは違います。

メイさんは、あの”おしん”のような首相だと、私はイメージしています。







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