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子供は幸福度低下のもと? [子育て]

日本の少子化には様々な原因がありますが、以下はその第一候補でしょう。


最新調査で判明! 親の幸福度を低下させるのは、子育てにかかる大きすぎる費用

https://www.businessinsider.jp/post-187114


(上のURLの本文は末尾にコピーしました。)



まぁ、ウチの事で言えば、経済的に苦しくなるという点で、あたっていると言わないといけないでしょうね。

世間一般でも、義務教育の小中学生の時でさえ、その他に掛かる【習い事の費用】と【塾の費用】。

家庭差は有っても、一人当たり年間で50~100万円前後は掛かっているでしょう。

子供が2人なら2倍、3人なら3倍です。

習い事も塾も無しと云うのは、日本人気質からして難しく、庶民層には大変な負担となっています。

バカげた話ですが、現実です。

それが、子供を作らない(=少子化)大きな要因となっっているとしても、不思議ではありません。

北欧諸国などでは、教育費は全てが無料という国も幾つかあり、彼我の隔たりを感じます。

日本も「もう少し何とかならんかな~」と云うのが正直な感想です。



昔のことを言っても仕方ないですが、私の子供の頃(半世紀以上前)と比べて、「世の中は良くなっているのだろうか?」という単純な疑問はあります。









(以下は冒頭のURLの本文です)

これまでの研究で、おとなは子育てをしている時期に幸福度が低下することが分かっている。

だが、最新の研究は、幸福度が低下するのは子どもを持つことによる経済的な負担のためで、子どもがいること自体が原因ではないと示している。

アメリカでは、子どもを18歳まで育てるのに約25万ドル(約2780万円)かかる。



子どもを持つことは、必ずしも親を幸せにはしない。 事実、これまでの研究で、一般的に子どもを持つことは親の幸福度を低下させることが分かっている。 だが、ある最新の研究がついにその不幸せの原因を見つけたかもしれない。お金だ。


全米経済研究所が2月に出版したデビッド・ブランチフラワー(David Blanchflower)氏とアンドリュー・クラーク(Andrew Clark)氏の研究成果報告書によると、子育てがもたらす経済的な負担を除けば、子どもを持つことは親の幸福度を低下させず、上昇させるという。 研究者らは、ヨーロッパで2018年までの10年間、約100万人を対象に調査を行った。調査対象者に人生の満足度を毎年1~4点で評価してもらうとともに、「この12カ月間で月末に請求書の支払いが困難になったことがあるか? 」と尋ねた。

回答者の幸福度は、子育てをしている時期に低下した。

そして、この幸福度の低下の原因は明らかだった。それは経済的な苦労であり、子どもを持つことそのものではなかった。メリルリンチの2018年のレポートによると、アメリカでは子どもを18歳になるまで育てるのに25万ドルかかる。ヨーロッパの一部の国でも、同様にかなりのお金が掛かると報告されている。


ブランチフラワー氏はBusiness Insiderに対し、「『請求書の支払いが難しいか? 』と尋ね始めたときに分かったんだ」「ただ1つの小さな変数を見ることで、データがひっくり返り、物事を違うように見ることができた」と語った。



ブランチフラワー氏は、学生ローンや若い世代の間の不完全雇用とともに、子育てにかかる費用が増えていることが、新たに親になった人々の家計の最大の負担の1つになっていると指摘する。最新データによると、アメリカでは1週間の子育てにかかる費用が143ドル(約1万6千円)に増えている。


「子育てにはかなりのお金がかかるため、一部の親にとっては請求書の支払いが難しくなっている」と、ブランチフラワー氏は報告書に書いている。「我々の研究は、子どもを持つことで親が不幸になるという観念をいかにひっくり返せるかを示したものだ。親が抱えるさまざまな経済的困難を含め、家計の状態をコントロールできれば、子どもの存在が人生の満足度に及ぼすマイナスの影響は消え、プラスに変わる」と、同氏は言う。


言い換えれば、「請求書の支払いに困るようにならない限り」子どもは親の幸福度を上げると、同氏は書いている。


また、研究成果報告書の筆者らによると、10歳以下の子どもよりもティーンエイジャーの子どもの方が親の幸福度を低下させ、一般的に1人親の方が2人親の家庭よりも幸福度が低いという。








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