これが少子化対策なら、政府は愚かだ [日本人]
先ごろ、政府は出産一時金の支給額を50万円にする、(『これで、どうだ~!』と云わんばかりに)発表しました。
出産一時金50万円、岸田首相が表明 過去最大の上げ幅
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA103G50Q2A211C2000000/
【主張】出産一時金50万円に 少子化克服へ政府方針を評価
https://www.komei.or.jp/komeinews/p269424/
これで『少子化が食い止められる』、あるいは『改善される』と考えているとしたら、日本国政府は大馬鹿です。
岸田首相本人が言うように、まさしく”異次元の少子化対策”(笑)です。
50万貰っても、諸々の出産費用を払うのです。
1ミリも少子化は止められない、と私は思います。
所詮、我々とは住む世界の違う『上級国民?』たちの発想です。
今の日本の若者は・・・・
『子供を持つとお金がかかり、家計が苦しくなる(あるいは成り立たない)』
『子供がいれば、自分たちの楽しみや趣味の時間が犠牲になる』
『子育てという仕事は、大変で面倒だ』
『教育費が高すぎて…』
・・・・・・etc
一般人に、そう考えている人々が、多いからではないでしょうか。
そして残念なことに、それが当たっているのが今の日本です。
そもそも、結婚さえしたがらない?、結婚できない?、若者が多いのが現代ではないでしょうか。
”子供を作ること”は、彼・彼女らにとって、さらにハードルが高い。
そういった様々な根本的な原因を解決できなくて、『10万足せば』なんて無能すぎるし、国民をバカにしています。
ベビーブーマーという世代がいます。
昭和20年戦争が終わり、平和が訪れ世の中に活気が出て、それから一気に子供が増えました。
27年生まれの私もその端くれ、末端の一人です。
路地裏も学校も、子供で溢れていた。
小学校は6組、中学は9組までありました。
私の5歳上は、人数が多すぎて、一時、米軍払い下げのかまぼこ宿舎を校庭に設置し、教室代わりに使っていました。
(以上23区内の、私の通ったある小中学校の話です)
この競争心溢れる世代が、後の日本の未曽有の経済成長の原動力となったのは、ご承知のとおりです。
とうちゃん・かあちゃんが、額に汗して働きながら、子育てした。
今とは全く世情は違いますが、何故その頃、子供が増えたかと云うと、無論、出産補助金ではありません。
理由は多々あるでしょうが、私が思うに、人々に「未来は明るい!」という希望があったからではないでしょうか。
3大本能とか言いますが、それ以外に生き物の根本として、”自分の子孫を残したい”という欲求があると思うのです。
『絶滅危惧種』は、個体数がある一定限度を下回ると、その後は、絶滅へのスピードが増すという研究があります。
私や皆様の家系、ひいては日本人、日本が滅びる・・・そんなことがあり得ないとは言い切れません。
政治家、官僚、専門家、知識人と云われる人達は、もっと普通の人々と交わり、精査し意見を聞き政策を決めて欲しいです。
少子化を克服した、欧州諸国の政策も見習ってほしい。
さて、日本の少子化が行き着く先とは・・・・何でしょう、未来に希望はあるのだろうか。
出産一時金50万円、岸田首相が表明 過去最大の上げ幅
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA103G50Q2A211C2000000/
【主張】出産一時金50万円に 少子化克服へ政府方針を評価
https://www.komei.or.jp/komeinews/p269424/
これで『少子化が食い止められる』、あるいは『改善される』と考えているとしたら、日本国政府は大馬鹿です。
岸田首相本人が言うように、まさしく”異次元の少子化対策”(笑)です。
50万貰っても、諸々の出産費用を払うのです。
1ミリも少子化は止められない、と私は思います。
所詮、我々とは住む世界の違う『上級国民?』たちの発想です。
今の日本の若者は・・・・
『子供を持つとお金がかかり、家計が苦しくなる(あるいは成り立たない)』
『子供がいれば、自分たちの楽しみや趣味の時間が犠牲になる』
『子育てという仕事は、大変で面倒だ』
『教育費が高すぎて…』
・・・・・・etc
一般人に、そう考えている人々が、多いからではないでしょうか。
そして残念なことに、それが当たっているのが今の日本です。
そもそも、結婚さえしたがらない?、結婚できない?、若者が多いのが現代ではないでしょうか。
”子供を作ること”は、彼・彼女らにとって、さらにハードルが高い。
そういった様々な根本的な原因を解決できなくて、『10万足せば』なんて無能すぎるし、国民をバカにしています。
ベビーブーマーという世代がいます。
昭和20年戦争が終わり、平和が訪れ世の中に活気が出て、それから一気に子供が増えました。
27年生まれの私もその端くれ、末端の一人です。
路地裏も学校も、子供で溢れていた。
小学校は6組、中学は9組までありました。
私の5歳上は、人数が多すぎて、一時、米軍払い下げのかまぼこ宿舎を校庭に設置し、教室代わりに使っていました。
(以上23区内の、私の通ったある小中学校の話です)
この競争心溢れる世代が、後の日本の未曽有の経済成長の原動力となったのは、ご承知のとおりです。
とうちゃん・かあちゃんが、額に汗して働きながら、子育てした。
今とは全く世情は違いますが、何故その頃、子供が増えたかと云うと、無論、出産補助金ではありません。
理由は多々あるでしょうが、私が思うに、人々に「未来は明るい!」という希望があったからではないでしょうか。
3大本能とか言いますが、それ以外に生き物の根本として、”自分の子孫を残したい”という欲求があると思うのです。
『絶滅危惧種』は、個体数がある一定限度を下回ると、その後は、絶滅へのスピードが増すという研究があります。
私や皆様の家系、ひいては日本人、日本が滅びる・・・そんなことがあり得ないとは言い切れません。
政治家、官僚、専門家、知識人と云われる人達は、もっと普通の人々と交わり、精査し意見を聞き政策を決めて欲しいです。
少子化を克服した、欧州諸国の政策も見習ってほしい。
さて、日本の少子化が行き着く先とは・・・・何でしょう、未来に希望はあるのだろうか。