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『歩く会』は『徘徊かい?』 [出来事]

先日、ある遊歩道を自転車で走行中の事でした。

木々に覆われた土の小道。

日中なのに薄暗く、人家も見えず、鬱蒼として人通りも少ない。

用事があった私はけっこう急いで、その『近道』を走っていました。


ところが・・・

上の道路に上がる斜面の丸太階段に、1人の高齢者(70代後半)と思われるご婦人。

様子がオカシイ・・・・・

座った状態から、何度も立ち上がる動作を繰り返しているーーーつまり、フラついて立ち上がれない。

(これは”危険な状態”と一目瞭然でした)

私は自転車から降りて声を掛けました。

「しばらくじっとして、無理に立ち上がらないほうが良い」という事を伝え、隣に腰かけて、なぜこんな場所にひとりでいるのか話を聞きました。

その方の話では、”✕✕✕を歩く会”に申し込んで、他の人と歩いている内にはぐれてしまった旨。

だったら尚更、今お仲間が探していて迎えに来るだろうから、遊歩道から出ず、この場所にいた方が良い訳です。

お仲間が来るまで、私も付き添う事にしました。

ものの10分も座っていたでしょうか、引率の方と思しき高齢者男性がひとりやって来ました。

相手を確認し、事情を話し、私は自転車へ。

少し進むと、”✕✕✕を歩く会”の本隊らしき7.8人ほどの団体(全員が高齢者と見ました)。

声をかけて、ご婦人と引率の方の現在地を教えました。



考えて見ると、あのご婦人があのまま坂を上がっていたら、完全に迷子になっていたでしょう(しかもあの健康状態で)。

そう思えば、立てなくなった事もむしろ幸いだったわけです。


それにしても、『〇〇〇を歩く会』とか、地元の神社や札所を巡る歩く会は、地域新聞や官公庁の公報ではよく目にします。

“山岳ガイド”じゃないですが、引率者や主催者の方には、資格とか、予想される危険に対応できるスキルとか、有るのでしょうか。


『〇〇〇を歩く会』・・・ちょっと怖いかも、と気になりました。







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