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命がけのマラソン [スポーツ]

ドーハ世界陸上、の女子マラソン終わりました。

深夜のスタートにも拘らず、高温多湿。

選手にとっては、たまったもんじゃありません。

ケニア選手の優勝タイム=2時間32分台は、アッパレです。

数字的には平凡でも、心身の消耗は世界記録をも上回るでしょう。

日本の谷本の、落ちてくる選手を拾っての7位入賞も、大した根性です。

これだけ厳しいコンディションでは、選手の生きざまが勝負を分けます。




結局”マラソン”という競技の『本質』とは、そういうモノだったと、あらためて思い知らされました。

マラソンとは、タイムを競い、賞金を争う競技ではなかったと。



その発祥は、ご存知、古代ギリシャのアテナイの戦。

勝利を伝える伝令の兵が、アテネの本陣に辿り着き戦勝報告の直後、息を引き取ったという・・・故事です。


つまりマラソンとは、競技でも、エクササイズでも、趣味でもなく、元々は、命がけの”任務”でした。



男子マラソン代表の川内勇輝選手へ。

「君は暑さ・寒さにはめっぽう強い、その面では特異で偉大なランナーです。 ただひとつ、今回も君に覚悟はあるか?!」

何年か前、君は『(いつも)死んでもいいという思いで走りますから』と発言したが、実際今まで、君の走りは、その覚悟を体現していた。

まったく『上から目線』で生意気な話ですが、元市民ランナーの一人として、川内選手のド根性に期待しています。

10月6日、楽しみです。


フィジカルでまさったアフリカ勢に泡を吹かせる、川内優輝のマラソンを見せてくれ。


“日本最強の市民ランナー”から、世界の星、伝説のランナーとなれ~っ!


*追記  
残念です。女子のレースと違い、あの気温・湿度じゃ無理です。優勝タイムが2時間10分台じゃ、川内の出番はなかったです。熱中症でバタバタ倒れるとか、(大きな試合ではあり得ないだろうけど)低体温賞でリタイア続出とか、そんなサバイバルレースでないと、川内に勝ち目は無い。天に見放されたようなもんです。 ま、腐らず走っていればまだ先があります。・・・10月6日





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