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最強台風に散った"同期の桜" [終活]

“観測史上最強の台風”(=関東)が上陸した地に住んでいます。

風速50mオーバー、私も初体験でした。

凄かったです。




今朝ジョグに行きました。

いつもの里の遊歩道、大きな木がバタバタ倒れ、小道を遮(さえぎ)っていました。

多くはソメイヨシノの老木でした。

来春の花はもう咲かせられませんが、最強の風と戦った散り際は見事です。


ソメイヨシノの寿命は、通常6~70年と聞きます。

つまり、これらの老木は私と同年代なのでしょうか。

若い方はご存じないでしょうが、言わば"同期の桜"。


だとすると、今回の”史上最強台風”は、彼らにとっても『人生最強だった』という事になりますね。


私は花見に心騒ぐ人間ですが、来春の花が見れたら、一段と感慨深いのかも・・・・








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「できた」事が「できない」 [終活]


お盆です。

暑い日が続いています。



ご先祖や父母にお線香をあげて、考えてみれば、私も今まで普通に出来たことが、出来なくなっています。


出来ることが減り、出来ないことが増える。


諸先輩が通った、この道です。


例えば、ジャムなどの瓶が開けられなくなったとか・・・


一番ショックなのは、真夏のジョグの時、去年までは給水なしで行けたのに、今年はついに途中給水するようになったこと。


(去年は、途中歩きがはいった・・・これも初めての経験でした)




前期高齢者になって数年、出来ることが減ってきて、現在、唯一残された”道楽”ーーージョグです。



キロ10分でもいい、どんなに遅くなってもいいから、死ぬまで走りたい。


・・・でもそれも、やがて打ち砕かれる。


それが定めです。



縋(すが)って生きるモノ。


年取るということは、縋るものが無くなることのようです。





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集団詐欺か? [終活]

テレビに、高齢者の病気や健康法、運動や食事を扱った番組が多いと感じます。

CMには、健康食品とかアンチエイジングのタブレットの告知が目につきます。

白髪染めや、ウイッグ、老眼鏡のCMも同類の高齢者商法でしょう。



私のように、貧しさにドップリ漬かった高齢者も多いでしょうが、カネの使い道に困っている高齢者も少なくない。



でも、やり過ぎじゃない?

かつての『若大将』K.Yじゃないですが、『10年前と変わらないんですよ!』なんてCMのセリフ、絶対にあり得ないでしょ。


K.Y氏は、今82歳らしいから10年前は72。

30歳と40歳ならともかく、72と82は身体も精神も全く違うのが摂理です。


(だったら、82と92、つまり今から10年後にも同じセリフを吐くのでしょうか?)


(昔の若大将映画は、何でもありの筋書きだったから、そのノリなのかな?)


まぁ、若大将様CMはホンの一例でして、多くの有名人やその他の烏合の衆が、同じように庶民をウソで洗脳?しようとしている。


高齢者のカネが狙われている。


これって、カルト? それとも集団詐欺?


まぁ、賢明な諸兄は相手にしていないと思いますが、『長生きしたい』という、始皇帝以来の人間の弱みがあります。


ただし、です。

こんな娑婆なら、こんな生き様なら、未練はないと思っていたり、ほど良く枯れている高齢者も多い事を、忘れてはいけないでしょう。







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本当の断捨離 [終活]



いつの間にやら、『断捨離』なんて言葉が定着しています。


大雑把に云えば、(死ぬ前に)身の回りのモノを捨てて片付け、身軽になろう、という事らしい。

まぁ、悪い事とは思いませんが、モノへの執着を絶てるのに、なぜ生命の維持に異常なまでに拘るのか、私には判らない。


今の高齢者は、健康食品や良質な食事を摂ることに気を使い、運動してアンチエイジングに励み、意に反し病を得たら、過度なまでの医療を頼みとする。

「貪欲」と云いたくなるほどの、長寿への憧れ、生への執着。




エラそうに云える私ではありませんが、思うにテレビ番組などのメディアに踊らされているのではないでしょうか。

実際には、そんな年寄りばかりではないでしょう。

私はマネしませんが、ちょっぴり羨ましくもあります。





昔のインドでは、ご存知のように”四住期”という良識があり、生き方の理想的なモデルを説いています。


私の理解する限りでは、そこには『健康寿命』だとか『長生き万歳』みたいな、レベルの低い思想はありません。


如何にして生き、如何にして死ぬか、生き物として、人としての”理想の形”を説いています。


古代インドのヒンドゥー教成立から3千年以上経ますが、人間の中身はそうは変わらないように思います。



ほんとうに、『断ち』、『捨て』、『離れ』、なければいけないのは、モノだけなのか?








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1万7000人不明ーボケるが勝ち [終活]


認知症の不明者1万7000人 18年、6年連続最多

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46330750Q9A620C1MM0000/?n_cid=NMAIL007

(文末に本文あり〼)



タイトルと数字に驚きますが、それは報道の常。

記事を読めば、71%(1万1905人) は届け出受理当日に保護されているようです。

決してイイことではないと思うのですが、正面切って徘徊老人を責められないのが、辛いところです。

警察官もお忙しいだろうに・・・・


我が身については、そんな煩わせをしないよう、始末をつけたいと思っています。



今から35年くらい前、私がサラリーマンしてた頃。

職場のある医師がいっていました。

『ボケるが勝ちナンですよ』

『夫婦って、先にボケた方が勝ち、ボケ残ったほうは苦労ばっかりで大変ですよ』




(↓ 冒頭のURLの本分)

2018年に認知症が原因で警察に行方不明届が出された人は前年より1064人多い1万6927人だったことが20日、警察庁のまとめで分かった。6年連続で過去最多を更新した。統計を取り始めた12年の1.7倍となり、徘徊(はいかい)中に車にはねられるなどして508人が死亡した。


認知症の人は15年時点で約520万人いると推計され、団塊の世代がすべて75歳以上となる25年には約730万人に達する見込み。政府は18日に決定した認知症対策の新たな大綱で、地域の見守り体制づくりやICT(情報通信技術)を活用した捜索システムの普及などを打ち出している。


認知症が原因で行方不明になった人の年齢は80歳以上が8857人(52%)で最も多く、70歳代が6577人(39%)、60歳代が1353人(8%)だった。男女別の内訳は男性が9274人(55%)、女性が7653人(45%)だった。 17年以前に届け出があった行方不明者を含め、18年中に所在が分かったり、届け出が取り下げられたりした人は1万6866人。自宅周辺を徘徊し、遠くまで離れなかったケースが多いとみられ、1万1905人(71%)は届け出の受理当日に無事が確認された。2~7日以内の発見は25%で全体の96%が受理から1週間以内に見つかった。死亡が確認されたのは508人だった。
厚生労働省はホームページに認知症行方不明者の情報を提供する特設サイトを開設し、自治体が保護した身元不明者らの情報を公開している。各地の警察も自治体や高齢者施設と徘徊の恐れがある人の情報共有を進めている。







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深夜の怪物? [終活]

『実話』です。




深夜、ひとりで寝ていると・・・・


ナンカ、気配が・・・

(眠りが浅いというか、昔から『寝てても起きてる』番犬のような私です)


薄目を開けると・・・

怪物のような”モノ”が目の前に・・・・

「何だコイツは?」と思ったとき・・・・

そいつがデカい両手を、ヌ~ッと私のほうに伸ばしてくる・・・

首、絞められる、と身構えた時・・・



ソイツは、私の顔から老眼鏡を外した・・・

そして、サイドテーブルに置いた・・・


次に、どっかにあった本を取って、これもサイドテーブルに置いた・・・・


私は『アリガト』とつぶやいた・・・・

奥様だった・・・・・・・




30年以上前から、仕事の緊張をほぐすとか、気分転換で、私は寝る前に読書しています。



(いきなり目を閉じても、寝れません。)


ですから、今は、こんなこともあります。







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♪じ~ィさん ば~ァさん♪ [終活]



風邪やら何やらで、しばらくジョギングに行けませんでした。

昨日、久しぶりのジョグでした。

少し居ない間に、何やら季節は変わっていました。

そして私の調子も・・・・ヒドいもんです。

週2~3回のペースが崩れると、私は1回走らないごとに、その分の体力が落ちる高齢者です。


周りを見て、改めて気が付けば、ウオーキングの人、ジョギングの人、ほぼ7~8割は高齢者。

今の日本の現実です。



そう云えば今どきの季節、草木が芽吹くころ、人はぽつりぽつりと亡くなるという話を聞いたことがあります。

今年の花を待ちながら、花を見れない。

枯葉が土に埋もれ同化するように・・・・だろう。



すれ違ってから、私は『♪ぞうさん♪』のメロディで口ずさんだ。

「♪じ~ィさん ば~ァさん  あぁ~の世が近いのね♪」


すると空耳が・・・・

『♪そぉ~よ あんたぁも近いのよ~♪』



ますます足が重くなりました。


しかし、彼らジーバーズみんなと私は、幸い今年の花は見れるでしょう、たぶん。
 


きょうは"啓蟄"です。


そして私事ですが、父の命日です。








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眠れないジサマと耳鳴りの関係 [終活]

不確かなことですが、「良く寝た日の朝は、耳鳴りが弱い」ような気がします。


(良く寝たと言っても5時間くらいですが)



反対に寝れなかった日は、朝から耳の中で沢山のUFOが飛び回ります。

「キーン!」という高音の耳鳴りで、狂いそうな思いがします。



上のこと、昨夜10時頃に寝て今朝2時に起きて眠れなくなり、しかたなく内職を始めて気が付きました。

毎日が睡眠障害で3~4時間しかベッドにいられない私です。

ほぼ10年間、一瞬たりとも耳鳴りが止まらない、情けないジサマ(=私)が今日感じたことでした。

“耳鳴り”は自らが創造した”音”で、実際は存在しません。



(調べたところ、私の耳鳴りの周波数は9,000ヘルツ~9,500ヘルツです。もし実際にその周波数の音があったとしても、私の老化した耳は聞き取ることは出来ないので、聞こえないのです・・・複雑です)

しかし耳鳴りは「聞こえ」るのです。


自分で作ってしまう幻聴、イリュージョンです。


何処へ逃げても、必ず付きまといます。



書いている今も、耳に響いてウルサくてたまらないです。


誰か引き取って!







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『ピンピンコロリ』はクチだけか? [終活]

巷の高齢者の間では、『ピンピンコロリ』という言葉が持て囃(はや)されているようです。

かく申す私自身も、『ピンピンコロリ』をこのブログで何度か使っています。



しかし近頃はやりの『ピンピンコロリ』は、何かが違うように思えて違和感を感じます。

本来ピンピンコロリとは、元気な人がある日突然逝ってしまうこと。


喩えて云うなら、勇猛果敢に出陣した武将が、敵に討たれてしまうとか・・・

まぁ今の世の中それはないでしょうから、交通事故で突然無くなるとか、仕事中クモ膜下で憤死するとか、飲んで騒いで勢い余って息絶えるとか・・・そんな事じゃないでしょうか。

高齢者で云えば、普通に暮らしていた老人が、ある朝起きて来ないから起こしにいったら亡くなっていたとか・・・・でしょ。



今、『ピンピンコロリ』を切望?する高齢者たちは、お見かけしたところ『アンチエイジング』とやらに精を出し、些細なことでも最新医療を受けて健康を維持して、なるべく長生きしてからのち、鬼籍に入る”死に際”を求めているように思えます。


もしそうだとすれば、健康診断だとかその後の通院投薬だとか、挙句に手術だとかの類いの”延命措置”に執着するのは、ピンピンコロリを願う生き様とは何かが違うように思えます。


病に冒されること自体、すでに『ピンピン』ではないと思いますし、生に執着すれば、『コロリ』に対する覚悟はないような気がします。


それは数多の生き物の中で、恵まれている現代の人間だけに許される贅沢ではないでしょうか。

他の生き物の多くは、子孫を作ったとき、或いは子孫を作れなくなった時、さもなくば自分で食料を調達できなかった時点で、”死”は訪れます。


長寿を望む目的も理由もあるでしょうし、周囲の意向もあるでしょう。


しかし、私は下等な高齢者だから思うに違いないのですが、自分で糊口(ここう)を凌げなくなったら(=稼げなくなったら?)、もうこの世に未練はない・・・・いま66歳9か月としてはそう思います・・・(いずれ私もそのうち、生にしがみつくかも知れないのですが)。





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酒もタバコも体力だ [終活]

酒を呑むのも煙草を飲むのも、やはり体力と実感する今日この頃です。


体力的にキツクなって、酒量も本数も減りました。

国家の税収のうち、酒税とたばこ税の減収に関しお詫びいたします。

でも、まだまだ平均的な方々よりは、充分に貢献していると自負いたします。




しかし、酒・タバコでさえそうなのですから、スポーツやエクササイズが体力勝負なのは、言うまでもありません。

最近の私の習慣の2時間ジョグ。

若い頃の半分以下のスピードなのに、つい数日前もまた、急に心拍数が沸騰して気分が悪くなりました。

ここのところの調子良さに、少し油断してしまったようです。


いよいよ「焼きが回ってきた」(*注)・・・・春が来れば67歳です。



*注(若い方のために)

やきがまわる〔刃物を鍛える時に火が行きわたりすぎて, かえって切れ味のにぶることから〕 年をとるなどして衰えてにぶくなる。ぼける。 >>『 三省堂 大辞林』








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