高齢者は、”切り捨て御免”？・・・上等だ！ [日本]
このお方は、紹介文によれば、経済アナリスト、エコノミスト、タレント、獨協大学経済学部教授。
専門は、マクロ経済・計量経済・労働経済・教育計画、オタク文化論など。
となっていますが、今はバラエティ番組のタレント感が強いと感じますね。
引用させて戴いた下記の記事も、ウケを狙ったと言うか、（失礼ですが）面白おかしくゴマかしているような気がします。
【森永卓郎の本音】高齢者ヘイト・・・（以下にURLと記事全文）
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%A3%AE%E6%B0%B8%E5%8D%93%E9%83%8E%E3%81%AE%E6%9C%AC%E9%9F%B3-%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88/ar-AA16R2ou?ocid=msedgntp&cvid=3d0829e9f3eb4171bf078e2212fe0b12
岸田政権は、新型コロナの扱いを５月８日に２類相当から５類相当へと引き下げる。確かに感染第８波の感染者数は、すでにピークアウトしているが、死亡者数は高水準が続いており、第８波だけで累計２万１０００人を超えて、東日本大震災の死亡者数とほぼ並んだ。
それにもかかわらず政府がコロナ規制の緩和を急ぐ背景には、政治家は誰も言わないが、「高齢者が亡くなるのは仕方がない」と心の中で思っているからではないだろうか。実際、死亡者の９割は、７０歳以上の高齢者だ。
ある若手経済学者が日本経済の低迷を受けて、「高齢者に集団自決してもらうしかない」と発言したが、彼はその後もメディアに出続けている。例えば、同じことを障害者とかＬＧＢＴとか女性に対して言ったら、即刻アウトになるだろう。それが、対高齢者となると、言いたい放題なのだ。
多くの若者たちが、賃金が上がらず、生活が苦しいのは事実だ。しかし、それは高齢者が社会的な権力を独占し、高額の社会保障を享受して、若者の生活を圧迫しているからではない。私の周囲を見渡しても、低年金で暮らしがままならずに、アルバイトを続ける高齢者が圧倒的に多いのだ。
ただ、歴史をみても、深刻な不況の下では、誰か悪者を見つけ出して、そのターゲットをバッシングすることによって、政権が国民に自分たちの正当性をアピールするということが、さんざん行われてきた。
もちろん世代間対立はよくないのだが、このままだと高齢者が一方的に悪者になり、下手すると社会から抹殺されてしまうので、高齢者は、そろそろ立ち上がるべきだ。いまの高齢者の中心は、団塊の世代だ。彼らは、学生時代には全共闘として、闘っていた。その元気をいまこそ取り戻すべきではないだろうか。（経済アナリスト・森永卓郎）
言いたいことは、多々ありますが・・・
『ある若手経済学者』って誰でしょうか？
もし事実なら、いつ何処で誰が、誰を相手にして言ったのか、出典を明らかにすべきでは・・・
感じとしては、自作自演？の空気ですね。
『団塊世代が全共闘として戦っていた』？？？
バカ言っちゃいけない。
森永氏は私より6学年下になるので、ご存じないのでしょうが、全学連や全共闘、つまり学生紛争でゲバ棒・ヘルメット・手ぬぐい覆面で暴れていたのは、団塊世代でもホンの一部の人たちです。
（私を含め）大多数は『ノンポリ⁽ティカル⁾』で、傍観者であり迷惑していました。
一番騒がしかった東京（私の地元）でさえ、そんなものですから、今より”格差”があった地方の若者たちは、尚更でしょう。
資金源は右翼と、まことしやかな噂もありました。
『連合赤軍』と名乗り、仲間を10何人も山中で殺した。
『あさま山荘事件』で世間を騒がせた連中が逮捕されたのは、1972年の2月でした。
私は、日本から1万キロほど離れた北欧に住んでいたのですが、彼の地でも、この事件は新聞1面を飾る大ニュースでしたので、はっきり覚えています。
以降、紛争は絶えました（一部は地下に潜って細々と活動したが、やがて消滅）。
森永氏が入学したころは、既に各大学は静かなキャンパスだったはずです。
『高齢者は立ち上がるべき』？
違うでしょう、普通の高齢者にはもうそんな影響力も元気もありません（高齢者なんだから）。
むしろ立ち上がるべきなのは、未来を担う若い世代ではないでしょうか。
正直言って、高齢者をこれ以上働かせないで欲しい（笑）。
私ども団塊世代は、今でこそジジイ＆ババアですが、幼少より（数が多いため必然的に）競争に明け暮れ、切磋琢磨し、学び働き、日本の高度経済成長の原動力となったという自負と言うか、矜持があります。
子供心に、64年の東京オリンピック前からの、エネルギッシュな日本を間近で見て育ちました。
少し前の中国とか、現在のインドも同様ではないかと想像します。
昨今、団塊世代が、日本の発展のお荷物だとか、老害だとか、一部の団塊世代をとらえてバッシングされています。
『高齢者は切り捨て御免！』？・・・ 上等です。
どうぞ、存分にやってください。
しかし私を含めた団塊世代は、『集団自決』などしなくても、自然の摂理で、あと10数年もすれば自⁽おの⁾ずと絶滅します。
すると、確かに若い世代にとっては、医療費や年金の負担が減るかもしれませんが、そうは甘くないと思います⁽細かくは書きませんが）。
人口減少に於いては、高齢者・団塊世代が急減していくこともあって、少なくとも、あと10数年は続きます。
ですが少子化により、その後も、日本の人口減少は継続するのではないでしょうか。
少子化の解決策は、私ごときには・・多分森永氏にも、明示できないでしょう。
『少子化』を克服した欧米の国を範にとっても良いのですが、思うに、日本の少子化の原因の第一は、30年間続いている経済の低迷です。
若い世代の多くは、キツキツの暮らしで将来に希望が持てない。
生まれた時すでに、日本は冴えない国だった。
仕事に就いても、給料は上がらない。
なかなか『結婚して子供を作り育てよう！』なんて、思えるわけがない。
彼と彼女らは、日本と日本人が元気だった時代を知りません。
『バラ色の未来なんか来ない、夢も希望も・・・』と、若い人の多くは、醒めているのではないでしょうか。
ベビーブーマーと云われた我ら団塊世代は、『第2次ベビーブーム』を演出しました。
しかし当分は、もうこの国に『ベビーブーム』が来る気配はありません。
しつこいようですが、団塊世代を知らない人に、安易に『団塊世代』を語って欲しくないと思います。
団塊世代のミソッカスである、私の私見です。
（こんなブログ見ないでしょうが）森永様、そして不快に思った方、失礼いたしました。
お詫びします。
専門は、マクロ経済・計量経済・労働経済・教育計画、オタク文化論など。
となっていますが、今はバラエティ番組のタレント感が強いと感じますね。
引用させて戴いた下記の記事も、ウケを狙ったと言うか、（失礼ですが）面白おかしくゴマかしているような気がします。
【森永卓郎の本音】高齢者ヘイト・・・（以下にURLと記事全文）
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%A3%AE%E6%B0%B8%E5%8D%93%E9%83%8E%E3%81%AE%E6%9C%AC%E9%9F%B3-%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88/ar-AA16R2ou?ocid=msedgntp&cvid=3d0829e9f3eb4171bf078e2212fe0b12
岸田政権は、新型コロナの扱いを５月８日に２類相当から５類相当へと引き下げる。確かに感染第８波の感染者数は、すでにピークアウトしているが、死亡者数は高水準が続いており、第８波だけで累計２万１０００人を超えて、東日本大震災の死亡者数とほぼ並んだ。
それにもかかわらず政府がコロナ規制の緩和を急ぐ背景には、政治家は誰も言わないが、「高齢者が亡くなるのは仕方がない」と心の中で思っているからではないだろうか。実際、死亡者の９割は、７０歳以上の高齢者だ。
ある若手経済学者が日本経済の低迷を受けて、「高齢者に集団自決してもらうしかない」と発言したが、彼はその後もメディアに出続けている。例えば、同じことを障害者とかＬＧＢＴとか女性に対して言ったら、即刻アウトになるだろう。それが、対高齢者となると、言いたい放題なのだ。
多くの若者たちが、賃金が上がらず、生活が苦しいのは事実だ。しかし、それは高齢者が社会的な権力を独占し、高額の社会保障を享受して、若者の生活を圧迫しているからではない。私の周囲を見渡しても、低年金で暮らしがままならずに、アルバイトを続ける高齢者が圧倒的に多いのだ。
ただ、歴史をみても、深刻な不況の下では、誰か悪者を見つけ出して、そのターゲットをバッシングすることによって、政権が国民に自分たちの正当性をアピールするということが、さんざん行われてきた。
もちろん世代間対立はよくないのだが、このままだと高齢者が一方的に悪者になり、下手すると社会から抹殺されてしまうので、高齢者は、そろそろ立ち上がるべきだ。いまの高齢者の中心は、団塊の世代だ。彼らは、学生時代には全共闘として、闘っていた。その元気をいまこそ取り戻すべきではないだろうか。（経済アナリスト・森永卓郎）
言いたいことは、多々ありますが・・・
『ある若手経済学者』って誰でしょうか？
もし事実なら、いつ何処で誰が、誰を相手にして言ったのか、出典を明らかにすべきでは・・・
感じとしては、自作自演？の空気ですね。
『団塊世代が全共闘として戦っていた』？？？
バカ言っちゃいけない。
森永氏は私より6学年下になるので、ご存じないのでしょうが、全学連や全共闘、つまり学生紛争でゲバ棒・ヘルメット・手ぬぐい覆面で暴れていたのは、団塊世代でもホンの一部の人たちです。
（私を含め）大多数は『ノンポリ⁽ティカル⁾』で、傍観者であり迷惑していました。
一番騒がしかった東京（私の地元）でさえ、そんなものですから、今より”格差”があった地方の若者たちは、尚更でしょう。
資金源は右翼と、まことしやかな噂もありました。
『連合赤軍』と名乗り、仲間を10何人も山中で殺した。
『あさま山荘事件』で世間を騒がせた連中が逮捕されたのは、1972年の2月でした。
私は、日本から1万キロほど離れた北欧に住んでいたのですが、彼の地でも、この事件は新聞1面を飾る大ニュースでしたので、はっきり覚えています。
以降、紛争は絶えました（一部は地下に潜って細々と活動したが、やがて消滅）。
森永氏が入学したころは、既に各大学は静かなキャンパスだったはずです。
『高齢者は立ち上がるべき』？
違うでしょう、普通の高齢者にはもうそんな影響力も元気もありません（高齢者なんだから）。
むしろ立ち上がるべきなのは、未来を担う若い世代ではないでしょうか。
正直言って、高齢者をこれ以上働かせないで欲しい（笑）。
私ども団塊世代は、今でこそジジイ＆ババアですが、幼少より（数が多いため必然的に）競争に明け暮れ、切磋琢磨し、学び働き、日本の高度経済成長の原動力となったという自負と言うか、矜持があります。
子供心に、64年の東京オリンピック前からの、エネルギッシュな日本を間近で見て育ちました。
少し前の中国とか、現在のインドも同様ではないかと想像します。
昨今、団塊世代が、日本の発展のお荷物だとか、老害だとか、一部の団塊世代をとらえてバッシングされています。
『高齢者は切り捨て御免！』？・・・ 上等です。
どうぞ、存分にやってください。
しかし私を含めた団塊世代は、『集団自決』などしなくても、自然の摂理で、あと10数年もすれば自⁽おの⁾ずと絶滅します。
すると、確かに若い世代にとっては、医療費や年金の負担が減るかもしれませんが、そうは甘くないと思います⁽細かくは書きませんが）。
人口減少に於いては、高齢者・団塊世代が急減していくこともあって、少なくとも、あと10数年は続きます。
ですが少子化により、その後も、日本の人口減少は継続するのではないでしょうか。
少子化の解決策は、私ごときには・・多分森永氏にも、明示できないでしょう。
『少子化』を克服した欧米の国を範にとっても良いのですが、思うに、日本の少子化の原因の第一は、30年間続いている経済の低迷です。
若い世代の多くは、キツキツの暮らしで将来に希望が持てない。
生まれた時すでに、日本は冴えない国だった。
仕事に就いても、給料は上がらない。
なかなか『結婚して子供を作り育てよう！』なんて、思えるわけがない。
彼と彼女らは、日本と日本人が元気だった時代を知りません。
『バラ色の未来なんか来ない、夢も希望も・・・』と、若い人の多くは、醒めているのではないでしょうか。
ベビーブーマーと云われた我ら団塊世代は、『第2次ベビーブーム』を演出しました。
しかし当分は、もうこの国に『ベビーブーム』が来る気配はありません。
しつこいようですが、団塊世代を知らない人に、安易に『団塊世代』を語って欲しくないと思います。
団塊世代のミソッカスである、私の私見です。
（こんなブログ見ないでしょうが）森永様、そして不快に思った方、失礼いたしました。
お詫びします。
＞正直言って、高齢者をこれ以上働かせないで欲しい（笑）
いや、まったくその通り！これまで国の政策が間違ってきたからです。民のことを考えない政治家ばっかりだから自分勝手で無茶苦茶な国にしてしまったんですね。
yashinoki さんと同じで、私も学生運動のリアルタイム体験者ですが、わかっていない人に安易に「団塊世代が全共闘として闘っていた」なんて結論づけて欲しくないですね。確かに『ノンポリ（ティカル）』が殆どでした。
by 扶侶夢 (2023-02-04 20:28)
扶侶夢様、コメントを戴き有難うございます。
ご賛同いただき感謝です。
しかし、森永氏ほどの知名度・影響力を持つ人がこれでは、団塊世代が滅んだ後には、嘗ての『戦犯』のように、十羽ひとからげで、悪者扱いされるんでしょうかね。
by yashinoki (2023-02-04 21:13)
拙ブログは諸事情により一時的に復活しましたが、
当初の目的を果たしましたので、予定通り『戦略的撤退』を致します。
最新記事を見て頂ければ事情はすぐに分かります。
本当に申し訳なく思っております。
by U3 (2023-02-05 22:22)
U3様、コメントでご連絡を戴き有難うございます。
私、検見川の海に縁がある者ですので、niceさせて戴きました。
U3様の、引き続きのご健勝をお祈りいたします。
by yashinoki (2023-02-06 09:38)