SSブログ

日本の休日は独特だ [日本]

アメリカ合衆国では、毎年5月の最終月曜日(今年は明日5/30)は、

”メモリアルデー”と呼ばれる休日。

南北戦争以来の、全ての戦争における戦没者の栄誉を称え、追悼する日です。


他に、11/11の”ベテランズデー”があり、こちらは、退役した復員軍人を称賛する日です。



欧米諸国の休日は、宗教がらみが多いです。

次に多いのは、”戦勝記念日”や”独立記念日”、”終戦記念日”などの、戦争に関わる休日です。




我が日本では、なぜか『戦没者を追悼』したり、『退役軍人に感謝』したりする休日はありません。

それどころか、靖国神社に定期的にお参りでもすれば、変な目で見られるだろうし、右翼扱いされかねません。

広島・長崎の平和記念像に献花すれば、褒められる・・・・戦争と平和は、本来、表裏一体なのに。



まして、”日清・日露戦争勝利の日”なんて、(これはいらないけど)発想さえ皆無です。



今年の、ロシアによるウクライナ侵略から明らかなように、第二次大戦が最後の大規模な戦禍とは言い切れません。


第三次があれば、日本も巻き込まれ参戦しなければならないでしょう。


日本の国土と人民を守るのは、自衛隊であり我々一人一人の日本人だからです。


戦争を、いくら嫌で避けようとしても、向こうからやって来ることも大いにあります。



平和主義者であった私の父は、徴兵され、練兵場で厳しい訓練を受け、意に反し、中国本土で日本陸軍兵士として戦いました。


戦後、運良く生き延びて帰国できまして・・・だから、今の私や兄弟があります。

よって、私の子供たちもあります。


今現在の『平和な日本』があるのは、命を懸けて戦い無念にも戦死した、何十万の無辜の『兵隊さんのおかげ』でもあります。

(無辜=むこ=罪のない)




思うのですが・・・民間人犠牲者も含めた”戦没者の日”という休日。


充分手遅れ(笑)ではありますが、今こそ、日本政府も検討するべきではないでしょうか。


日本人の戦没者だけでなく、敵味方なく、「全世界の戦没者を追悼する」ような休日を、平和日本が制定することが私の望みです。




かつて北山修はその歌詞で、団塊世代を『戦争を知らない子供たち』と命名?しました。

作曲は杉田次郎、歌唱は”ジローズ”でした。


当時は、まぁ反戦歌だったのですが、私を含め多くの『子供たち』は、(なんだ、そりゃ~)と自覚は無かったと思います。


ところが世界では、1945以降も、実際に戦争・紛争はアチコチで起きていて、止まることがないという事実があります。




日本では『戦争を知らない子供たち』と名指しされた私たちが、戦争を知らないまま、既に70年以上生きています。


ご承知の様に、これは全く稀有なことなのです。


北山氏と杉田氏の、先見の明には脱帽ですね。



さらにまた、『戦争を知らない子供たち』という流行り言葉を、一種の黙示とするなら、日本が次に関わる戦争は、団塊世代が滅びる・・・今から10数年後となるのか。


・・・・話が逸れましてすみませんでした。





nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。