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まだやるか、フィリピン保険金殺人 [フィリピン]

会ったことはありませんが、フィリピンには、殺しを仕事をしている人々が生息している(らしい)。

もっとも『私は殺し屋です』なんて、他人様に言えるわけではないので、正体はごく一部の人の知るところでしょう。

表の家業の陰で裏で殺しを生業とする人は、数の大小はあっても、たぶんどこの国でも居るのでしょうが、噂では、現職警官もしくは元警官の職歴を持つ人がメインだとか・・・・。


以下、マニラ新聞の記事よりコピーです。


マニラ新聞: http://www.manila-shimbun.com/





鳥羽さん射殺事件  事件発生時、タクシーに同乗していた日本人男性が山梨県警に自首

首都圏ラスピニャス市の路上で2014年10月、商用でフィリピンを訪れていた鳥羽信介さん(32)=山梨県韮崎市、整骨院経営=がオートバイの男に射殺された事件で、直前まで鳥羽さんと一緒にタクシーに同乗していた50代の日本人男性が山梨県警に自首し、鳥羽さん殺害に関与していたことなど、事件の全容について自供していたことが9日、関係者への取材で明らかになった。 
 鳥羽さんには複数の保険会社から総額1億円を越す多額の生命保険などがかけられており、山梨県警は保険金目的の計画的な殺人事件とみて捜査を始めた。
 関係者によると、この男性は今年3月23日に日本に帰国、山梨県警に自首した。鳥羽さんの殺害を計画する複数の人物に協力を求められ、比での「実行犯」として、首都圏警察ラスピニャス署の現職警官を紹介したことを自供したという。
 同県警は数日後、自供を裏付ける証拠がないとして男性の拘束を解いたが、事件について慎重に捜査を進めている。
 事件が発生した昨年10月18日深夜、この男性は鳥羽さんと一緒に飲食後に首都圏マニラ市マラテ地区のマビニ通りからタクシーに乗車、ラスピニャス市のバランガイ(最小行政区)プランルパに向かった。午後11時半ごろ、タクシーが幹線道路C5エクステンションに差し掛かったところで、助手席に乗っていたこの男性が小用を足すためタクシーを止めさせ、一人で車外に出た。その直後、オートバイの男がタクシーに近付いて来て、後部座席にすわっていた鳥羽さんに向かってウィンドー越しに拳銃を3発発射し殺害した。外に出た男性はそのまま現場から行方をくらました。
 首都圏警察ラスピニャス署は発生直後、重要参考人として現場から行方をくらましたこの男性から事情を聴いたが、決定的な証言は得られなかった。しかし、男性は今年に入って突然、自供することを決意し、山梨県警に自首してきた。
 殺された鳥羽さんは知人の男性2人と比を訪れ、そこで2人から今回自首した男性を紹介された。来比の翌日夜、4人でマニラ市マラテ地区のステーキハウスで夕食をとり、その後、鳥羽さんと男性の2人だけが店を出てタクシーに乗り、事件が発生した。(加藤昌平)






3日間の旅行にもかかわらず、1億円を越す保険がかけられていたことが判明

路上で2014年10月、商用でフィリピンを訪れた鳥羽信介さん(32)=山梨県韮崎市、整骨院経営=がオートバイの男に射殺された事件で、わずか3日間の旅行にもかかわらず、鳥羽さんには1億円を越す多額の生命保険などがかけられていたことが12日までに分かった。山梨県警は犯人が保険金殺人を計画、鳥羽さんが訪比するよう最初から仕向けていた可能性が高いとみて慎重に捜査している。また、一部の保険金の受け取り先が、鳥羽さんと一緒に訪比した知人2人の経営する会社名義になっていたことも分かった。
 事件に詳しい関係者の証言によると、鳥羽さんと知人2人は、昨年10月17日にマニラを訪問、19日まで滞在予定だった。鳥羽さんらは事件当日の18日には、首都圏の商業施設で比人十数人を集め、比で新たに立ち上げるビジネスについての説明会を開いており、これが訪問の目的になっていたという。
 鳥羽さんには知人2人が経営する会社が受け取り先になって傷害保険もかけられており、さらに訪比の数日前には同じ会社が受け取り先になった海外旅行保険にも入っていた。
 訪比後、鳥羽さんは知人2人から比在住の日本人男性(56)を現地の案内役として紹介された。18日夜は首都圏マニラ市マラテ地区での夕食後にこの男性とタクシーに2人で乗り込み、事件に遭った。この男性は今年3月に山梨県警に自首し、事件に関与していたと自供した。
 男性の県警への供述によると、保険金がなかなか下りず、自身の事件への関与の深さから、口封じなどの目的で命を狙われる可能性を恐れ、日本に帰国して自首することを決意したという。
 関係者によると、この男性は十数年間、ラスピニャス市で比人の妻や子どもたちと生活していたが、事業に失敗し金に困っていたという。また、事業に失敗した直後に1年ほど日本に滞在、事件の数カ月前の昨年夏に比に戻っていた。日本滞在時に鳥羽さんの殺害を計画する人物と知り合ったとみられている。
 鳥羽さんは訪比2日目の夜、マラテ地区から今回自首した男性とタクシーに乗車、ラスピニャス市プランルパに向かった。タクシーで移動中、男性は立ち寄ったコンビニエンスストアの前で携帯電話を使い何者かと話をした。 
 この男性は午後11時半ごろ、小用を足すためいったんタクシーを止め、車外に出て行った。直後にオートバイの男がタクシーに近づき、後部座席の鳥羽さんにウィンドー越しに銃撃して殺害した。男性は現場から700メートル手前でもタクシーを一時停車させ、携帯電話でだれかと連絡を取っていたことがタクシー運転手の供述などから判明している。(加藤昌平)





この在留邦人が、日本に帰国して自首したのは賢明な判断です。
次の標的はこの人(保険が降りなければ、成功報酬が殺し屋に入らず、契約違反のため、見せしめに殺されるという筋書き)でしょうから。

それにしても、<高額な保険金をかけてからフィリピンに連れ出し殺す>という、所謂 『フィリピン保険金殺人』、30年以上前からある手口ですが、いまだにやりますか。






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