“オドリ食い”は食べたいが・・・ [リゾート]
こちらセブ島・オスロブ・ラグンデ村です。
ただ今、午後3時30分、室内気温28.1度、湿度62%、風北東3m、海は少し波があります。
PC仕事には、丁度良い気候です。
上は一昨日の午後、ウチ(T2ゆかり)の海です。
大体いつも誰もいない『プライベート・ビーチ状態』でして、一昨日は珍しくウチの子供2人と製作担当者:奥様Mが遊んでいました。
こちらの画像は、近所の子供たち(この画像では、ウチのファミリーは左の奥のほうです。)
オスロブの海の『ベストシーズン』まで、あと一ヵ月半くらいでしょうか。
しかし、この頃は、段々と海が波静かな日が多くなってきました。
夜になると、(当たり前ですが)暗くなります。
暗くなると、特に月のない夜は、海はこんな様子になります。
下の白いのは、ウチのビーチゲートの上の部分です。
海になにやら、怪しい光がたくさん浮かんでいますね。
“漁火(いさりび)”です。
海はまったりとたたずみ、遠目にはなかなかきれいな光景です。
隣の敷地から、10数隻の漁師舟が日没後に明かりを灯して出漁します。
このあたりは、水深1m~2mといったところで海底は砂地です。
海面を灯りで照らして、寄ってくる獲物を大きな網ですくう単純な漁です。
見にくい画像ですが、アップです。
岸から50mほどの海ですので手漕ぎで十分、餌もいらず元手の掛からない漁です。
そして採れるのは、イワシなどの稚魚、アミエビや小イカも採れます。
(このうちのアミエビは、ジンベイウオッチングのジンベイ鮫のマキ餌にしています。)
ここはセブ島の田舎です。
おそらくは、ほとんど“汚染の無い”海の幸です。
(セブ市からは120キロ離れ、工場や産業施設など、どこにもありません。)
ご存知でしょうか?
本物の“シロウオ”や“シラウオ”のオドリ食いなど、日本の産地の高級料亭でしかお目にかかれず、しかもお猪口一杯で少なくとも数千円以上取られるらしいです。
参考写真(これは生ですが、すでに死んでいますので、オドリません。)
ウチの海のは、正確に言えば、シロウオやシラウオではなく、チリメンジャコ(イワシ類)なのでしょうが、獲れたての『生のオドリ喰い』・・・・・それに辛口の本醸造でもあれば・・・私は想像だけで、我慢できなくなって胃がヒクヒクしそうです。
それから、カキ揚げにして戴くのも堪らんですな。
熱いうちにご飯に乗せて、大根おろしを盛って、麺つゆなどぶっ掛けてサクサクっと・・・・唾が出てきませんか?
・・・・しかしです
・・・・信じられますか?
オスロブのこの場所に7年も住んでいながら、私は一度も『オドリ喰い』を食べていないのです。
理由は簡単。
情けない話ですが、私は朝が早いので、漁師の舟が海から上がってくる頃には、バッテリー切れでもう活動能力がゼロでございます。
酒を飲みながら、ベッドで本でも読んでいて、とても外に出る気がしないのです。
漁師どもは、『私のオドリ喰い』を、浜に焚き火し、海水で茹でてから持ち帰ります。
私はその焚き火の炎を、クラブハウス2階のテラスで一服しながら、指でなくタバコをくわえて眺めているのです。
これが最近、毎晩のことでございます。
これもストレスになるのでしょうか?
EA
コメント 0