セブ・オスロブのジンベイザメに夏一番 [ジンベイザメ]
上の2枚は、昨日のジンベイ海岸の画像です。
快晴・凪ぎで透明度も上々です。
ただ、それだけではありません。
一昨日までとは、格段の違いがありました。
分かりにくいでしょうが、手前の小舟をご覧ください。
舟のもやい綱の位置が、右側になっています。
つまり、非常に弱い風ですが、右方向からの風が吹いているのです。
右方向からの風=南風=オスロブの夏風
この風が吹くとオスロブの海は、プールのように穏やかになります。
“春一番”ならぬ“オスロブの夏一番”です。
オスロブの住民である我々にとって、季節の変わりを告げる待ちに待った風です。
長いアミハン(海が荒れる北東の風)の、季節の終焉を知らせる風です。
一昨日までの約4ヶ月間は、ほとんど左から右方向の風で、もやい綱は船の左から出ていたのです。
勿論、これからもアミハンは吹くのですが、それもあと1ヶ月ほどの辛抱でして、その後は、吹いてもこの南風(ハバガット)でオスロブの海は静かです。
昨日オスロブに集まったジンベイザメは8匹、一昨日も8匹との発表(調査担当は、国際NGO・La.Ma.Ve)でした。
しかし、ジンベイウオッチングの楽しさや感動の度合いは、集まるジンベイザメの数も重要ですが、波の程度や天候、水中の透明度などの海の状況も大事です。
その時の海の様子しだいで、『想い出』としての、大きさや質がずいぶん変わると思います。
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