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フィリピン3面記事-⑧ [フィリピン]




先日、セブ港近くでフェリーが衝突して、多数の死者、行方不明者が出ています。


http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=2017975


思うところはありますが、結局、日本を含めた先進国・成熟した社会以外の国では、自分の命と安全は自分で守るしかないという結論になりそうです。




さて、ここからは恒例“フィリピン3面記事”の先月編 です。

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2013-07-03

の続編です。

ネタ元はマニラ新聞ですが、マニラ新聞のネタ元はフィリピンの新聞各紙です。

(マニラ新聞↓)

http://www.manila-shimbun.com/


例によって、青地が記事で日付や細かな地名は消してあります。
黒字は私の勝手なつぶやきです。






 4歳の娘に父親が性的暴行  首都圏パサイ市の簡易ホテルで、4歳の娘に性的暴行をした疑いで、父親が逮捕された。別居中の妻がホテルの部屋を出た際に、暴行を加えた疑い。調べでは、妻が新しい交際相手と電話していたことに激怒し、犯行におよんだとみられる。父親は容疑を否認している。

父親が娘を・・・というのは、よくあるようです。
ただ現場は自宅がほとんどで『簡易ホテル』というのが珍しいです。






比人女性殺害未遂で韓国人男性逮捕  ルソン地方パンパンガ州アンへレス市で、同居相手の比人女性(31)を殺害しようとしたとして韓国人男性(40)が逮捕された。調べでは、女性は男性が渡したおかゆを食べた直後に意識を失った。3日後に病院で目覚めると、体中にあざができていた。また、警官が男性を逮捕した際、国家捜査局の捜査員を装い逮捕を妨害した比人男性も拘束された。

私はまったく縁がないのですが、『東洋一の歓楽街』として、アンへレスは有名ですね。
最近は上のK国の皆様が、国技を生かして幅を利かせてきて、パイオニアであった欧米人の割合が少なくなったとか・・・。







飲みの誘いを断り刺されて重傷  首都圏パシッグ市の路上で、男性(45)が隣人の男性に刺され、重傷を負った。調べでは、男性が帰宅しようと歩いていると、隣人らの酒盛りに遭遇した。隣人の1人が1杯飲むように誘ったが、男性は「疲れているから」と断った。恥をかかされたと感じた隣人は、背を向けた男性を刃物で刺した疑い。

この国の人の言う、『恥』とか『プライド』とかの言葉は、少なくとも私共日本人の考えている『恥』や『プライド』とは異なると感じます。



 夫が妻を射殺  ビサヤ地方セブ州ミンラニラ町で、夫が妻(23)を射殺した疑いで国家警察に逮捕された。調べでは、妻と子供2人はめいの誕生会に出席しており、午後10時ごろに帰宅した。酒に酔った夫は妻(23)の帰宅が遅いことに激怒。2人は口論に発展し、夫が子供の目の前で、妻に拳銃を発砲した。

夫と妻は同じ時間に帰宅したように、記事からは想像されるのですが、『妻の帰りが遅いことに激怒』・・・分かりませんね。
私の知っている事は、この国の人は、まるで小さな子供のように、自分の感情を制御できない人がとても多いということです。






夫にめった刺しされ死亡  ルソン地方カビテ州ロサリオ町で、33歳の女性が夫に刃物でめった刺しにされ、搬送先の病院で死亡した。夫は逃走中。調べでは、2人は自宅で口論になり、夫が取り出した刃物で女性を18回刺したという。女性の浮気が原因とみられる。
『めった刺し』・・・マニラ新聞でよく踊る活字のひとつです。





強盗に抵抗した女性が撃たれ重傷 首都圏パサイ市エドサ通りを走行中の路線バス車内で、乗客の女性(57)が、強盗4人組に拳銃で撃たれて負傷した。かばんを奪おうとした4人組に抵抗した際に撃たれたという。4人組は他の乗客2人から所持品を奪った後、バスから降りて逃走した。

路線バスの車内で拳銃強盗です。
安全な場所は、なかなかありません。
ジープニーの車内(街中の日没後)では、頻繁に物盗り事件が起きています。





歌声が気に入らず飲み仲間射殺  ルソン地方リサール州アンティポロ市の路上で夜、男性が飲み仲間を射殺した。調べでは、男性らは酒盛りをしながらカラオケを楽しんでいた。仲間の歌声に気を悪くした男性が歌うのを止めるよう言ったが、無視されたため、38口径拳銃を仲間の顔面に発砲した疑い。

フィリピン名物といってもいいような、『カラオケ殺人』です。
『路上で夜』と書いてありますね。
フィリピンですからボリュームは常にMAXです。
“はた迷惑”という概念はありません。
私が近所の住人だったら、犯人に感謝するかもです。
殺人があれば、しばらくは静かですから。




復縁断られ、妻殺害  ルソン地方カビテ州で、夫(37)に首を絞められ殺害された女性(35)の遺体が見つかった。警察が逃走した犯人の行方を追っている。犯人とみられる男性は、妻に復縁を迫ったが、すでに他の男と交際しており、断られたため犯行に及んだとみられる。

男女の仲に限らず、『嫉妬心』って、一番見苦しい感情のように思います。





留置場で容疑者が自殺  ルソン地方イサベラ州にある国家警察の留置場で、首をつった状態で死亡した男性が見つかった。男性、同州サンマリアノ町で、女児(7)に性的暴行を加えた疑いで逮捕されたばかりだった。同州検察局に移送するため、警官が留置場を訪れたところ、男性の死体を発見した。

女児の両親の思いを考えれば・・・・






妻同士の口論で夫が相手の夫射殺  首都圏マニラ市トンドで、男性(31)がいとこ(24)に射殺された。調べでは、男性が出勤前にいとこの自宅前を通った際、いとこが突然銃撃した疑い。直前に、男性といとこの妻同士が、ゴミの出し方をめぐり口論になり、夫たちも加わって騒ぎになったという。

フィリピンで、しかもあのトンドで、ゴミの出し方が問題になるとは思いませんでした。






偽警官を恐喝容疑などで逮捕  首都圏パサイ市で、警官を装って現金を恐喝したなどとして、男性(20)が逮捕された。同市内でトライシクルに乗った際、「おれは警官だ」と偽り、運転手の男性(21)から奪った120ペソで覚せい剤を購入した疑い。運転手にも無理矢理覚せい剤を吸引させようとしたらしい。

文中に『120ペソで覚せい剤を購入』とあります。
120ペソ=300円弱、私の聞いた範囲でも、これがこの国の覚せい剤の相場のようです。







少年の喫煙注意し刺殺される  首都圏バレンスエラ市の路上で、男性(46)が、喫煙を注意した少年の親類に刺殺された。調べでは、男性が喫煙している未成年を注意したところ、親類がやってきて刃物で男性を刺した疑い。親類は少年がいじめられていると思ったという。

日本でも未成年の喫煙を注意することは、そこそこあると思うのですが、親類が出て来て刺し殺されたら、たまりませんね。






遅い帰宅を注意され同居相手を射殺  ルソン地方カビテ州の民家でこのほど、男性が同居相手の女性(39)を射殺した。調べでは、男性が未明に帰宅したため、女性が「遅い」と注意した。すると、女性の態度にいら立った男性が、持っていた拳銃を女性の顔面に向けて発砲した疑い。女性はほぼ即死状態だった。男性は犯行直後に逃走した。


話しは違いますけど、よく映画やテレビなどで、善玉が悪人に銃を突きつけられて『撃てるものなら撃ってみろ!』というシーンを見受けますが、現実の場面で、アレを云えば、99.9%撃たれると思いますけど。

前にも書きましたが、人に銃を向けることは、向けただけで“殺す意志がある”という重大犯罪です。

それを一番良く知っているのは、銃を向けている当人です。

ですので、そういう場面に出くわしたら、

『撃つな!』

『撃たないでくれ!』

と言うのが正解でしょう。

その上で、もし撃たなければどういう利益があるか(例えば金を払うとか)当人に納得させる・・・ま、相手の精神状態は高ぶっているはずですから、なんとか落ち着かせるのが先決でしょうが。

何事も、命あっての、ものダネです。


“銃社会”でない日本の方、

多数の一般人が銃を所有する“銃社会”に於いて、『脅すつもり・・・』はまず無いのです。










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Ryuchan

セブもマニラ化して大分治安が悪くなっているようですね~。

でも、あんまり本当の事を書くと、観光客を誘っているブロガーが怒るのでは??
by Ryuchan (2013-08-20 23:22) 

yashinoki

Ryuchan様
コメントありがとうございます。
私はマニラの事をよく知りませんが、マニラに住んでいる日本人の方々に言わせると、まだまだ、セブのほうがずっと治安がいいし、ノンビリしているという人が多いです。
上の記事の中でもセブは一件だけのようです。

それから、私もここで、日本の皆様相手にちっぽけなビジネスをしていますが、だからこそ、“本当”(に近いこと)を知らせるべきであると思います。
一般の方にとっては、フィリピンは短期で遊びに来て楽しい場所と、私は考えています。
by yashinoki (2013-08-21 13:00) 

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