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カーテンだって、自分で・・・ [パノラマルーム]




パノラマルームのカーテン用として、セブ市で生地を28m(1F-11m、2F-17 m)買ってきた。

たかが布なのに、28mって、けっこう重い。

幅は60インチだが、売る単位はメートル。

この国は生地に限らず、センチよりインチが多用される。

私はもう慣れて『両刀使い』だが、日本人にはインチは馴染みがない。


まぁ、そんなことよりカーテン。



blog838-1.jpg



これは1階のベッドルーム用の生地の一部。
切っている途中。




作る段取り

・窓の開口部のサイズを測る(もちろん、インチで私が設計して作ってある)。

・以下の要領で生地をカット。

横幅は上にひだの分を加え(私はいつも1.5倍にする←正しいかどうか分からない)、縦幅はカーテンレールの位置と取り付け具のための上の追加分、窓下部分の追加分を加える。
これがカーテンの最終サイズとなる。

上の『最終サイズ』に縫い代(サイドはともかく、上下は折り返しの幅がデザイン上異なるので、縫い代は当然違ってくる。
『最終サイズ』に『縫い代サイズ』を足したサイズで生地をカットする。



そして縫い子に出すのだが・・・・

失礼は承知で書けば、田舎はレベルがとても低いので、一種の『賭け』となる。

普通なら、窓のサイズを教えて生地を(カットせず←なかなか面倒くさい)そのまま渡せば、正しい“カーテン”が出来上り、ハンパ生地とともに戻ってくると思う。

ところが、ここでは現実は違う。

以前、シーツくらいなら出来るだろうと、仕上がりサイズを書いて、生地をそのまま切らずに渡した事がある。

出来上がってきたのは、『ベービーベッド用』と思わんばかりの、小さなシーツがドッサリ!

(ウチに泊まって、シングル用シーツなのに、つなぎ目があればその時のです。)


残念ですが、とにかく、頭のデキが普通(ここでは普通なのだろうが)と違うのであります。

だいたい、7~8歳くらいの子に説明するように、想像できる限りの、『ここまでやればミスしないだろう』というレベルまで掘り下げて、絵に描いて、文章にして、彼らの言葉で話して、見せて、繰り返さないといけません。

而(しこう)して、あとで後悔しないためには、ミシン掛け以外のことは、自分でするほうが良いのであります。




任せたことによって、相手がどんな失敗をして、こちらがどんなに損害を被ろうと、相手は絶対に責任を取る(弁償するとか)ことはない。


無い袖はふれない。

“持たない者”の強みである。


それは比国(の田舎)に住んでいる外国人なら、誰もが知っている不平等な“ローカル・ルール”である。

例えば、日雇いのドライバーを雇って自家用車を運転させたところ、事故って車を潰す。

食器を洗わせたら、高価なグラスや皿を悪びれずに割る。

誤った操作をして、家電製品を壊す。

強風で隣家の木が倒れ、うちの建物が壊れるとか・・・・例を上げればキリがない。

ヒドイのになると、居直ったり、逆ギレしたり、ひと言あやまることもしない。


ここはそういう国なので、憤(いきどお)っても仕方ない。




さて、とりあえず、1階のベッドルーム用カーテン・8枚を縫い子に出してみた。

今回はどうなるかな。








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