今年のお盆の、ジンベイウオッチング [ジンベイザメ]
セブ島・オスロブの“ジンベイ鮫ツアー”相変わらず好調・・・・と言うより、最近は集まるジンベイザメの数がハンパではありません。
ちなみに、このお盆の期間、最低で17匹、最高で24匹でした。
もともとオスロブ沿岸は、多数のジンベイザメが1年中棲息する“不思議な海”なのですが、『ジンベイ海岸』と言うエサ場に行けば、食事にありつけるという習慣がジンベイ君達に行き渡ったせいでしょうか、去年の同時期に比較すると明らかに数が増えているようです。
この事は、現場でジンベイザメの生態調査をしている、国際NGO団体の調査でも、データとして現れています。
上は8/11のジンベイウオッチング。
曇り&小雨で、お客様は浮かない顔で到着いたしましたが、全体で21匹のジンベイが来ました。
お客様としては、やはり天気が気になるようです。
お盆休み前半は小雨や曇りが多く、後半は晴れました。
たしかに晴れていたほうが、海色がキレイでいかにもトロピカル然としますが、こと“ジンベイ・ウオッチング”に限れば、天気はほとんど関係ありません。
したがって雨の日でも、ジンベイは多数集まります。
むしろ、コンディションとして良くないのは、波です。
ジンベイは来ますが、お客様のほうが水面の揺れで、ちょっとツライです。
さいわい、12月初旬までは、そんな波高の日も少ないですが、舟に酔う、波に酔う、これは個人差がかなりあります。
先の話で恐縮ですが、季節風の吹く12月以降~4月頃までは、酔い易い人は、事前に酔い止めの服用がお薦めとなってきます。
たぶん次のジンベイ世代まで情報は浮けつながれるのでしょうね。うちの小さなヴェランダにパンくずをおいただけで、毎年同じような鳥がやってきます。小鳥の寿命は短いそうですから、同じ鳥とも思えません。子か孫か不思議な情報の伝達です。ジンベイやマンタの寿命は長いようなので、こちらは同族間の情報交換制度があるのかと思えますね。人間の退化した本能レベルでは、語れないのかもしれません。
by だるまおこぜ (2013-08-20 06:35)
だるまおこぜ様
コメントありがとうございます。
たしかに“野生”とは、ほど遠くなってしまった私達人間です。
また最近思うのですが、日本人は特に“本能”を失いつつあるような気がしますね(他国の人と比較して思うのですが)、何しろ日本社会は痒いところまで手が届きすぎます。
過保護というか・・・・
いずれにしてもジンベイに関しては、まだわからない事だらけです。
by yashinoki (2013-08-20 18:32)