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漂流・連絡船を救助 [出来事]

昨日、日曜日。

朝8時にT2を出て、隣のネグロス島・ドマゲティに行ってきました。

“パノラマルーム”の細かな資材の買出しです。

日曜で閉まっている店が多いのは分かっていたのですが、月-土曜は現場から目が話せませんので、止むなく行ってきました。

なかなか欲しいものが見つからず、めげそうになったのですが、気を取り直し、街を3時間行軍して、必要な品々を取り揃えました。




その帰りです。

渡し船。

ネグロス島・シブランの港で、キャプテン(船長)が最後に乗ってきました。

見ると知り合いです。

最近、渡し船の船長をやっていると噂で聞いていましたが、6年ぶりくらいで顔を見ました。

港を出て、ちょうど海峡の真ん中あたり、船足が落ちました。

潮がきついので、流されないよう当て舵をあてているのかと思いましたが、ちょっと変です。

船長の視線は、あらぬ方向(横)に集中。

その先を見ると、こちらが出てきたシブラン港に向かうはずの、渡し船を見ていました。

その船、ずいぶん北に流されています。

エンジンストップ、トラブルのようです。

船長は船を回頭させ、流されていく船を追いかけ追いつき、ロープで曳航してリロアン港に向けて、舵を切りなおしました。

このレスキューで、リロアン到着は30分遅れました。

シブランに向かっていた故障船の乗客は、またリロアンに逆戻りでした。



2つの船の乗客は(遅れて)ちょっと渋い顔をしていましたが、船同士が助け合うのは、どこの国でも一緒ですので、仕方ありません。

まして此処はフィリピンです。

鉄の船は、日本やアメリカの老朽船(50~70年前に建造)ばかりです。

昨日のような『バンカーボート』は、日本のジャンクの自動車エンジンと木とベニヤで作られています。

要するに、船はボロ船ばかりですから、こういうトラブルが起こる事は充分ありえます。

日本からの旅行者の皆様も、自らの責任において移動する場合は同様です。



此処は外国です。

慣れていない方は、よく言われるように、『安全はお金で買う』ことも必要かと、在住わずか16.7年くらいですが私は思います。







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