セブのジンベイ鮫の近況 [ジンベイザメ]
昨日午前10時撮影
この頃の天候は、晴れたり曇ったりとハッキリしませんが、海は凪ぎの日が多く、空も海も大崩れすることはない・・・・そんな感じです。
常夏の島だから四季というか『季節感』には乏しいのですが、やはり自然の移り変わりはあるようです。
ウチは小さくて、どちらかというとヒマなリゾートですが、ここ最近はチョコチョコとお客様に来ていただいて、忙しくしておりました。
何しろ、お客様もスタッフも『少人数制』ですから。
今日からまた2日間、片付けと施設のメンテや、お客様をお迎えする準備に勤しみます。
お客様といえば、リクエストの第一位はジンベイです。
写真提供:京都のPSC・原田様
ユミちゃんのブログをご覧いただければ分かるように、ご近所のジンベイ海岸、ジンベイ君達もますます張り切って元気一杯です。
ユミちゃんのブログ(↓)
http://ameblo.jp/ysgysgysg/
ここ20日くらいは、常に10匹以上のジンベイザメが集まっています。
初期から参加の『古顔』から、最近加わった『新顔』まで様々です。
まさに“ジンベイ牧場”さながらです。
お客様のご感想も『今まで、いったい、なんだったんだろう!』という方が多いです。
つまり(説明すると)、ジンベイザメに会いたくて、貴重なお金と時間を使い世界のあちこちを潜ったけれど、当たらなかった。
それが、オスロブではいとも簡単に見れる。
見たくなくても、探さなくても、向こうから寄ってくる。
『どういうことだ!』
オーバーに言えば、『青春を返せ~!』ですかね。
一度潜って、『一生分のジンベイを見ました!』とおっしゃる方も多いです。
だとすると、うちのユミちゃんなどは、もう3千五百年分くらいジンベイを見ているのではないでしょうか。
最近は、ジンベイ(絶対オスでしょう)がユミちゃん付いて来て、ウインクするらしいです。
本当の話です。
私もビデオで確認しました。
まったく、どうなっているんでしょうか?
当初は賛否両論、喧々諤々たるジンベイザメの公海餌付けですが、これだけのサンプルを定点観測できれば、今まで『謎の魚』であったジンベイ鮫の生態研究も一気に捗(はかど)るのではないでしょうか。
そういった意味では、わがオスロブ町の漁師どもの功績は大です。
魚を乱獲し、海を荒らし、酒喰らってゴロゴロしているばかりではありませんでした。
莫大な利権、“打ち出の小槌”にありついた町長は、一番最初にジンベイにエサを与えた漁師の、銅像とまではいかなくても、現場海岸にセメント像ぐらい建ててあげたらどうでしょうか。
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こんにちは!
相変わらず、ジンベイ様様でお忙しそうですね。
先週の土曜日にテレビで放映していましたが、ハワイ島とうにもこれと同じ様にマンタに99%見れるのをやっていました。
オスロブとチョット違うのは、ライトが付いた筏の様な物に捕まってシュノーケリングでライトに集まったプランクトンを食べにマンタが集まって来るそうです。
行ってみたくなりましたよ。
ブログに書いてあったように、何時遭えるかわからない所でダイブするより確実な所に行った方が時間的にも経費的にも合理的ですね。
ただ、見た時の感動に差が有りますけどね!!
先月終わりに、娘の友達にお姉さんがバリ島東部のヌサプニダ島西部沖でマレーシア人と13人(内ガイド3名)でダイビング中に行方不明なり、翌日水深45m発見されたそうです。
ガイドは、浮上すまで居なくなっているのに気が付かなかったそうです。
ネットのニュースには、初心者の為中性浮力の調整が出来ずと書いて有りましたがダイブマスターを持っていたそうです。
翌日には、同じ場所でデンマーク人ダイバー3人が溺れて居るそうです。(ダイブマスターかイトラを持っていたそうです)
その日より、そのポイントはダイビング禁止になったそうです。
ダウンカレントが、発生したのでしょうかね??
T2の事故の無い事を、願っています。
by 打ち首獄門 (2012-09-04 18:24)
打ち首獄門様
コメントありがとうございます。
ハワイのマンタの話は、他の方からも聞きました。
有名みたいですね。
ですが、おっしゃるように、見れることがわかっている場所というのは・・・ウチのジンベイもそうですが。
バリのヌサプニダ島西部沖というところは知らないのですが、あの辺は流れが速いポイントが多いと聞いています。
当然ダウンカレントも出やすいですね。
15年前のアニラオみたいに、体育会系ダイブの色が濃いのかもしれませんね。
私はご存知のように、臆病で用心深いですから、もうそっち系はやりません。
by yashinoki (2012-09-05 08:23)