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カラシきゅうりのラグンデ風 [T2]




T2の中に日本種のキュウリ畑がある。
ユミちゃんと私で、手塩にかけて育てている。
(奥様Mは他の仕事で多忙で、畑までは手が回らない。)

安定供給するよう工夫しているつもりだが、なかなか生産管理が難しい。
したがって、このキュウリが食事に出るお客様と、残念だが、やむを得ずスーパーで売っているニセモノ、“JAPANESE CUCUMBER”〈=日本キュウリ〉になってしまうお客様がいる。

このほど、この『T2産キュウリ』を使った新料理というか、酒の肴を新規レパートリーに加えたので披露したい。





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ネットで、“キュウリのカラシ漬け”レシピを研究した。
基本的に材料は、きゅうり、塩、砂糖、和辛子の4つだが、分量は皆様それぞれ違う。
ウマイとマズイの味覚は個人個人の生まれ、育ち、世代、環境により、マチマチだから当然だ。

したがって、私好みの味を作るにはネット情報はあくまで参考程度にとどめ、何度か実際作ってみて、創造していくしかない。
(ネット上のレシピは、私にすれば甘すぎるものが多かった。)
今回のレシピもそんな試行錯誤の結果、今のところこれが『俺にとってはウマイ!』と思った選りすぐりである。
参考までに云うと、塩、砂糖、辛子の割合を変えて、計6回作った。

「ヒマジン野朗め!」と思うかもしれないが、フィリピンのド田舎に暮らしていると、普段は食い物くらいしか楽しみが無いのである。




さてレシピ・・・・



①畑からキュウリをもいでくる。


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このキュウリはそろそろ終りが近く、形が良くない。   そしてキュウリの場合、形が悪いものは味も一段落ちる。

とりたては表面のトゲトゲがあって香りが良い。
なんびとも悪い食材から美味い料理は作れない。




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②両端を落として、適当な大きさにカットして、10分ほど自然乾燥する。
(丸ごと漬けるほうがベターだが時間がかかる、今回のはクイックレシピである。)





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③適当な大きさのジップロックに②を入れて、さとう、塩、カラシ粉をふりかけ、袋に空気を入れて振って全体にいきわたらせる。
私好みの分量は、キュウリの重さに対し、塩3.2%、砂糖4.8%、辛子粉1.7%。
もしキュウリが1キロなら、塩32グラム、砂糖48グラム、辛子粉17グラムになる。
化学調味料など余計なものは入れない。
小細工はしない。





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④空気を抜いて冷蔵保存すると4時間もすれば、上のようにキュウリから水が出てきてらしくなる。
食べるとき、洗う必要はない。
12時間後には、ウマイッ!
24時間後も、ウマイッ!
36時間すると、歯応えと香りのイキが悪くなり始めるが、まあウマイ。
3日め以降に食べた事はないので、分からない。





以上、お試しあれ。
慣れれば、5分以内に作れます。


いちど作ってみて、塩分、甘味、辛さは自分好みに2度目に調整すると良い。
2度目に満足がいかなければ、3度目に、
3度目がまだなら4度目に・・・・

分量を変えるたびに味も変わる。

自分の舌を信じて、味に磨きをかける。

辛子キュウリ・ラグンデ風でした。





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