キタロー・キャビネットのお色直し [T2]
2008年7月、3年前に製作のクラブハウスのキャビネットです。
“キタロー・キャビネット”と命名されたT2のオリジナル・キャビネット。
『ゲゲゲの鬼太郎』が住んでいるような雰囲気ですので、そう名付けました。
先日、お色直しいたしました。
かなりの量の文庫本を含む、日本の図書を頂いた事がきっかけとなりました。
このままでは、全部の本を収納できませんから。
まず今までの本やらガラクタやらを全部取り出し、文庫本サイズで中に棚を3段追加しました。
そして全面にニスの上塗りを2度重ねました。
そして、どうにか全部の本が入りました。
ところでこの、キタローキャビネット。
3年前に、構想を練って図面を引いている時は意欲満々だったのですが、いざ出来上がってみると異様で、見たことない変わったキャビネットです。
クラブハウスに置いてみると違和感というか、なにか場違いな様子で、「やっちまった!か?」感がありました。
しかし3年経って改めてみてみると、我ながら傑作?というかゼンゼン不自然ではなく、今ではすっかりクラブハウスに馴染んでしまいました。
内張りは竹をそいで編んだ『アマカンシート』です。
棚板は75年前の古民家の床材のマホガニーです。 角材はT2の建築で使った足場用のココ椰子材の再利用、硬く重いのを選びました。 キャビネットにあるまじき外壁と屋根は、ネイティブハウスの屋根材であるニッパ椰子の葉を束ねたものの残り物です。
通しの芯柱は、釘も打てないほど硬く重いリムの木。 T2の敷地内に生えていましたが、建設のため撤去しました。
ヤシの殻の自然の人面模様が面白いので、ちょいと柱に下げてみました。
というように、ほとんどの材料が、廃材&古材でできています。
とても重く、運ぶときには男6人がかりでした。
本には正義の味方も妖怪も棲んでいますから、キタローキャビネット、命名もお見事ですね。
もうすぐ、思いあふれるあれこれと会えると思うと、心が騒ぎます。
夏休み
あぁ夏休み
懐かしき、そして新しき、再会。
楽しみにしています。
by 八百勝 (2011-07-22 08:06)
八百勝様
コメントありがとうございます。
こちらこそ大変楽しみですが、過分なご期待を裏切りはしないかという不安もあります。
どうぞお手柔らかにお願い致します。
by yashinoki (2011-07-22 15:56)
って、八百勝様のコメントを見てコメント返しをして、「あれ~?何か変だな~?」と思ったら、そうでした。
5分前に八百勝様にメールを送ったところでした。
ナニカが知らせたのでしょうね。
by yashinoki (2011-07-22 15:59)