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七夕のビーチで残業 [工事]





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海側のゲートが片方だけ開けてあります。
この前にスロープを作っています。


7月7日の七夕の日。

ビーチで残業いたしました。
シースロープです。
7月7日は満月の大潮、海に突き出すスロープの囲いの部分の最後、先端部分を施工するチャンスであります。
潮が引いていないと、水中作業―――そんなことは出来るわきゃないですが―――になってしまいます。
その干潮のピークは、午後6時18分。
当然総攻撃、全員残業命令です。


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13:00.
午後の仕事がスタートしましたが、海はご覧の通りで潮位が高く、やりかけのスロープ先端部分はまだ海面下、スタッフは他の仕事に就いています。




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15:00.
潮が引き始め先端が見えてきました。
出撃です。
先陣は4人のスタッフ、コンクリート用の砂集めです。



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15:30。

総攻撃でございます。
まず昨日やり残しの右側スロープの先端部分の仕上げ、そしてフロント(左右の先端を繋ぐライン)の穴掘りです。
この部分は一番波が当たる部分ですので、なるべく深く掘りたいところです。



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手前の砂の色が異常です。
60センチも掘ると、エリックの掘っていた場所から、黒いグレーの臭い砂泥が出始めました。
その昔、日本の高度成長期のドブ川の川底の泥みたいなアレです。
こんな海の真ん中で?????

私はエリックに、囁きました。

「エリックよ、100年位前迄は、海岸線は今よりずっと沖だった。」
「だから、この辺りはまだ陸地で人が住んでいた。」
「この黒い臭いのは、ここがトイレだったからなんだ。」
「ウ〇コは100年位すると、こういう風になるんだよ。」

と話しましたら、とたんに彼の手が遅くなり、少ししたらエリックの場所は別のスタッフが掘っていて、エリックは岩集めに行ってしまいました。



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卑怯者メ!
ウ〇コ(?)ごときで。
敵前逃亡です。
銃殺ものです。



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17:00.
砂がウ〇コじゃなくて、粘土に変わったところで掘削終了。
大岩をぶち込んでいきます。



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見物人の方が多いのです。
みんなヒマ人です。



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沖から見るとこんな感じ。




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夕闇迫り、見物人もはけ、スタッフは休憩ですが、さすが棟梁エンボイは一人でやる気満々。
潮はずいぶん引きました。



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もう息子フィリピン1号も遊びつかれて、海に座り込んでいます。





(・・・・・続く。)








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