令和

新元号：令和のお祭り騒ぎというかバカ騒ぎも、そろそろ今日は飽きてくるのではないでしょうか。

かなり軽薄でしたよね。

若者は仕方ないとしても、いい大人まで。



ところで、『平成は戦争のない平和な時代だった』なんて評価があります。

平成の30年間、確かに日本は戦争が無かった。

ですが、昭和20年から64年までの44年間も、戦争は無かったです。

朝鮮戦争、ベトナム戦争にも派兵はしていません。

私事ですが、亡き父は徴兵され2度戦地（支那）に戦いました。

運良く生き残り帰還しましたが、戦争で人生を狂わされた数百万の日本人の一人でした。

戦争が無かったのは善い事です。




しかし、平成の30年間は、相対的に日本がダメになった時代でもあります。

国力の低下、経済力の低下、人口減少と老化、国土の劣化、人心の劣化・・・・・。


例えばの話、平成元年あたりは、世界の中で今の中国以上に国力・経済力は強かったと思う。

庶民の収入は今より多かったし、今となっては余裕のある人々しかできなくなった遊び・趣味・スポーツ、旅行を、大抵の人たちがしていた。

いわゆる一億総中流（家庭・階級）社会だったと思います。

始まったばかりの令和に期待するのは酷ですが、新元号を日本人が心機一転のきっかけ、思いを新たにする節目としたいものです。

なんて、余命少なく、責任のない団塊世代の一員は思うのです。