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フィリピン・セブ島のフラッグセレモニー [世界]

TV『チコちゃん』を見ていたら、『ナンデ校歌があるの!?』とやっていました。


活発で行動半径の広い、次男4年生は「校歌がないと学校を間違えちゃうから~ァ」と彼らしく答えていました。

そしてさらに、「あれ~ッ、フィリピンには校歌がなかった」



ウチの子供たちは、帰国するまで"セブ島"の保育園・幼稚園・小学校に通っていました。

私の知る限り比国の小中学校には、校歌はありません。



“国歌”です。

毎朝、各学校では ”FLAG CEREMONY(フラッグセレモニー)” と云うのをやります。

ポールに国旗を揚げながら、国歌を歌うのです。

子供たちは、右手を胸に当て、直立不動で国歌を歌わなければなりません。 

神聖な儀式です。

前の道路を走る車は、その間止められることも多いし、自発的に停車して座席で胸に手を当て、口ずさむドライバーも多いです。


『右』だ『左』だとか、リパブリックだデモクラッツだ、コンサバティブだリベラルだとか関係なく、家族を愛するように自分の国を愛し、その象徴である国歌・国旗を敬うのは、自然なことだと思います。


数年前、中国人観光客が、大声で話しながらフラッグセレモニーを横切って、警察に拘束されるという出来事もありました。

外国で暮らす、或いは外国を訪れる人々は、少なくともその間は、かの国の土地を踏み、かの国の水、食物、風土、国民によって生かされています。

日本人であるウチの子供たちが、(比国で)フラッグセレモニーをしたり、観光客がセレモニーを冒涜して警察のお世話になるのも、当然なことです。

百歩譲っても、やむを得ない事だと思います。


世界には様々な国があり、様々な習慣があります。

それらを畏れ敬い、許容して認めないと、中々ひとつにはなれません。








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