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ヒアリ ≠ 赤アリ [自然]

近頃、『ヒアリ』が、メディア報道のおいしいネタになっているようです。



“fire ant”なんて物騒な別名?があるので、『ヒ(火)アリ』という和名?を賜ったのでしょうか。


フィリピンの田舎に住んだことのある人は、『アカ(赤)アリ』がお馴染みです。

(今世間を騒がす『ヒアリ』が、私のよく知る『アカアリ』と同種かどうか、定かではありませんが、近親種であることは確かでしょう。)

私も外での活動が多かったので、慣れるまでは散々嚙まれました。

痛いし、痒いし、治るまで数日を要します。

ひとつふたし噛まれるくらいならまだしも、誤って行列を踏んだり、畑仕事で巣を当ててしまったときなど、団体で足に攀じ登ってきて大変なことになります。

(アカアリは、人の足音や、スコップ・農具による土の振動で、興奮して出てきます。)

アッという間に攻撃が来ますから、逃げるが勝ちと云うか、逃げて払い落とすしか手はありません。

生まれた時から、アカアリに慣れているはずのフィリピン人でさえ、慌てて飛んで逃げます。



私自信は、長年の慣れで、噛まれても重篤な症状は出ません。

しかし、人によってはごく稀に、噛み跡が膿んで腫れたり、身体中に湿疹が出て、発熱する人(主に外国人)もいました。

映画などで、敵や捕虜を害するため、アリの巣の近くの地面に縛り付け放置するシーンはお馴染みですが、想像するだけで恐ろしいです。



アリと言えば、日本では、働き者の代名詞であります。

また童話などでも、悪いイメージは少ないです。

ところが、熱帯の蟻(あり)は憎まれ者です。




*私の知る限りでは・・・・

フィリピンにも日本のアリのように、大き目で刺さない種(黒いアリ)は生息しますが、数の上では赤アリが大いに勝ります。
フィリピンだけでなく、他の東南アジア諸国やハワイでも、赤アリに刺されました。










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