ジンベイ鮫の鰓裂 [ジンベイザメ]
上の画像は、ジンベエザメの鰓裂(体側のエラの裂け目)です。
中には普通の魚のように、エラがあるはずなのですが、どんなふうか、めくって見たことはありません。
(ジンベエザメに触ることは厳禁ですから。)
ジンベイザメの鰓裂は他のサメ同様、左右5対あります。
深海ザメの一種“カグラザメ”などは左右6対だそうで、古代の特徴を残すサメには6対や7対あるのがいるそうですが、これも自分の目で見たわけではありません。
ダイビングで偶然に遭遇するジンベイザメは、時間にすればせいぜい数秒、長くても数十秒しか見れません。
上の画像は、わが町:オスロブのジンベイ海岸で撮ったものですが、ジンベイウオッチでは、長時間ジックリと観察できますので、1・2・3・4・・5と鰓裂を数えることも容易です。
鰓裂に限らず、目や目の後ろの噴水孔、はたまた(以前記事にしましたが)オチン〇ンなどもタップリと見れます。
ダイビングと言えば、ダイバーがよくお遊びで海中でバナナを食べたり、コーラを飲んだりすることがあります。
海水を一緒に飲み込まないようにするには、少し慣れるまでコツがいります。
サメや魚達は、云ってみれば、海水も食物と一緒に口中に入るのですが、海水は鰓裂からまた海中に排水?します。
ただ出すだけでなく、その際に、シッカリとエラで体内に酸素を取り入れているのですね。
生き物全般に言えることですが、全く、上手く出来ているものです。
いくら泳ぎや素潜りが上手い人でも、これは絶対出来ない芸当です。
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