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コバンザメもた~くさん [ジンベイザメ]

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わが町オスロブのジンベイ海岸のジンベイ君達はもとより、海の中の大型脊椎動物、つまりサメとかエイ、カメ、カジキ、クジラなどには、コバンザメが普通に付いています。


しかし、ジンベイ海岸のジンベイ鮫たちは、くっ付いているコバンザメの数が、ハンパでなく多いのです。

なぜ?

答えはご想像の通りです。




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ありつける喰い物=エサの量が、他の魚に付くより多いからでしょう。

毎日6時間、相当数のジンベイザメを餌付けしているわけで、撒かれるエサの量はかなりのもので、当然『おこぼれ』も多いのです。

したがって、ここのほとんどのジンベエザメは、10匹前後のコバンザメを付けて泳いでいます。

『扶養家族』のようなものです。




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この<コバンザメ>、名前に<サメ>とついていますが、サメの仲間ではありません。

スズキ目・コバンザメ科の魚で硬骨魚ですから、軟骨魚である<サメ>とは分類上、全く違う種類です。

ここら辺が日本語の曖昧さ(=日本語らしさ)で、例えば英語では、コバンザメは“sucking fish” とか“shark sucker”とか云います。

(*SUCKは、口で吸う、吸い取る、飲み込む、すする、などの意味があります。)


コバンザメ科には全世界で8種類いるそうですが、そのうち少なくとも4種類はジンベイ海岸のジンベイザメで見ることができます。

噂では、『コバンザメは結構ウマイ』 ということです。

よくダイバーにくっ付きたがるスジコバンよりも、ずっと大型のクロコバン?オオコバン?が沢山見れ、エサが多いので丸々と太り、それらのサイズは5.60センチありますので、きっと食べがいがあるでしょう。


世の中には、けっこう『コバンザメ・マニア?』も居るそうでして、そんな方には、オスロブのジンベイウオッチはコバンザメ観察には、絶好のフィールドとなります。

なにしろ、ジンベイザメ同様、ジ~ックリと見れますから。








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