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困った初心者?ダイバー [ジンベイザメ]

本題の前に、まず昨日の報告です。

ウチの到着は、朝8:45、気温28度、海水温28度、曇り、北東風3m、波高10センチ。

集まったジンベイザメは10匹で、二ケタを確保いたしました。

朝方は時々雨がパラツキましたが、その後晴れてきてしまい、風波が出始め少し心配しましたが、そのあとまた曇ってくれて、風が弱まりました。

この時期、<曇り→晴れ>の空模様は、風&波が強くなる傾向にあり要注意です。





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さて本題です。

画像は、左がフィリピン人ガイド、右が日本人ダイバーです。

今月のある日、マクタンにあるダイブショップが、日本人のお客さんを2人連れてきてジンベイダイブ。

そのうちの一人の日本人が、Cカード(いわゆるライセンス)を持っているんだかいないんだか、とにかく沈めない(他のお客さんの乗るボートの妨げになります)。

画像の海面(渚から10m)から、ジンベイザメの集まっている場所まで、僅か30mが行けない。

結局17.8分くらい、渚から10mでスッタモンダして、モタモタして、やっと潜行できてジンベイの場所まで行けたようでした。





もうひとつ、今月の別の日の出来事です。




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ウチはいつも、ジンベイの集まる場所の真正面に陣取るのですが、右の方の海岸で、一人のダイバーがエントリーを試みていました。

この日は、波気があって、彼は何度も波にもまれてゴロゴロと岸に押し戻されていました。
波のある海岸でのビーチエントリーのスキルが無い、いわば初心者。

でもガイドを連れていない。

まぁ、画像の通りです。

どこのショップから出てきたお客さんか、また彼の国籍も分かっていましたが、ここでは名前は伏せます。

私は、ジンベイウオッチを終わったうちのお客さんをケアーしながら、そのダイバーの一挙手一投足を、始めから目の端で見ていました(いかにも危なっかしかったので)。

なぜ危なっかしいか、一例を挙げれば、彼が何度も波に転がされている場所から、15mも左側からエントリーすれば、もっと簡単に沖に出れるのにそれが判らない。

つまり、海岸の状況がヨメないのです。

しかも、波のある海岸でのエントリーの手順もメチャクチャだし、経験も無さそうです。

しばらく眺めてから、私の右側で同じようにそのダイバーをチェックしていた、ジンベイ海岸のスタッフ達に目で合図しました。



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彼らのウチの年配の一人が、手助けに向かいました。

すぐあと、若いのが追いかけました。

(もともと、単独潜水は禁止ですし、責任はダイバー自身とタンクを貸したショップにありますので、ジンベイ海岸のスタッフに責任はありません。)


そして、波打ち際で勝手に一人で奮戦するダイバーを、2人がかりでケアーしました。


そこまで見届けてから、お客様と一緒に私は“神秘の滝”に向かいましたが、身の程知らずというか、はた迷惑なダイバーを時々見かけます。

岸から僅か50m先、水深5mだからか、ダイビングをナメテいるのでしょうか。





我が町:オスロブのジンベエザメ(=ジンベイウオッチング)は、浅い海の水面で餌を食べながらゆっくり移動しています。

私は、スキューバ(ダイビング)のほうが、シュノーケリング(海に浮かんでいるだけで充分)よりジンベイがよく見れると言ったことは、かつて一度もありません。

ジンベイ鮫をうんと近くで沢山見たいなら、ジンベイと同じ水面が道理です。

迫力が断然違います。



主催者であるオスロブ町や、我々オスロブの住民が一番恐れることは事故です。

せっかくオスロブに遊びに来ていただいた観光客の皆様に、楽しく貴重な思い出だけを持ち帰っていただくのが、オスロブ全住民の切なる願いです。








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