日本の家屋は大丈夫か? [日本]
http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06
上の記事でネタにした『越境台風:17号』は、まぁ予想通り、本州に近づくことは無さそうですが、とんでもない伏兵が現われました。
今お騒がせの18号ですね。
この台風も珍しく、ほとんど日本近海で発生いたしました。
一般的に多い『フィリピン産』ではなく、『日本産』の台風です。
(やはりなんかオカシイんですかね。)
しかし、小さくても弱くても、台風は台風。
ニュースによれば、被害がでているようです。
その中で、6日の千葉の竜巻?(これも18号の影響だと思うのですが)騒ぎ。
何十戸もの屋根が飛び、ブロック塀が倒れたと画像がありました。
地上5.6mにある屋根材が、強風で煽られて飛ぶのは、まぁ分かります。
しかしブロック塀もですか?(そんなのアリ?)
上の画像、気になります。
私の間違いであればいいのですが、(この画像を見る限りでは)鉄筋が入っていないような・・・・????
もしそうだとすればですが、フィリピンでも滅多に無い、ひどい手抜き工事です。
しかも何でしょうか、(これも私の間違いであればいいのですが)ブロックの中空部分にモルタルを入れていないような・・・・
かりに、鉄筋なし、内部のモルタルなしだと、目地のモルタルだけでかろうじて立っている?
普通の大人が強く蹴飛ばせば、倒れる強度です。
ジャイアント馬場の16文キックは、必要ありません。
近隣のブロック塀、全部が倒れたわけではない。
と言うことは、倒れた場所に強く風が吹いたから、或いは、倒れたブロック塀が弱かったから、この二通りの見方が成り立ちます。
瓦やスレートなどの屋根材も、同様のことが言えますね。
建築工事の質というものは、たとえ同じ資材を使ったとしても、造る人の心の持ちようで、どうとでも変わります。
ひと言で言えば、自分の仕事に誇りを持っているかどうかだと思います。
塀の内部や屋根材の固定方法のような、見えない場所ならなお更です。
仏像の中に経文や大事なものを封入するように、見えない場所こそ、職人魂という心を入れてもらいたいものです。
もし『どうせ素人には分からないから』、と言う手抜きであれば最悪です。
技術や心のあり様以前の問題ですので、何も云うことはありません。
家を造る仕事(会社の経営)を辞めていただきたいだけです。
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