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不良品も普通に売る [移住]







日本で停電すると一大事=ニュースですが、フィリピンでは停電は普通にあります。

20年前に比べれば回数は少なくなり、復活するまでの時間もずいぶん短くなりました。

ですがいまだに、大都会のど真ん中であろうと、まったく停電しない場所はフィリピン中どこにも無いと思います。

立派なビルやホテルには、それぞれ自家発電設備があり、停電に対応するようになっています。




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上の画像は、ウチで急な停電の際に使う〈充電式非常灯〉の一つです。

ウチには、大小10個以上あります。

数年前までは蛍光灯式が多かったのですが、最近、LED灯が出てきて、長時間の点灯が可能になり大いに助かっています。



しかし、この前買ったばかりの上の型の内のひとつが、つかなくなくなりました。

これ(不良品も混ぜて売る=日本の皆様には信じられないでしょうが、比国で暮らしている者にとっては、残念ながら周知の事実です)も、よくある事です。



開けてみると・・・・


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バッテリーに繋がる配線が一本外れています。

画像の赤い線です。

ソルダリング(半田付け)して、修理完了。

点灯しました。

しかし、ここからが、made in china(なのかな?) の面目躍如でした。

10分ほどすると、また点かない。

開けてみると、またターミナルからワイヤーが外れている。

私の半田付け技術が未熟なのかと、再度半田付け。

ところが、またしても外れて、点かなくなりました。

(何故???)

ターミナルをよく見ると、黒っぽい物質が付着しています。

密封が悪くバッテリー液が、ターミナルから漏れているんですね。

酸ですから、半田を溶かしてしまうのでしょう。




しかし、ここで諦めないのが私です。

ターミナルの、直径2.5ミリくらいの細い金属棒に匠の技?で2ミリ径の穴を開け、子供の壊れたおもちゃから調達した小さなネジに配線を巻き付け、ネジ止めしました。

ターミナルの周辺には、瞬間接着剤を垂らしておきました。

以後、快調に機能しています(いつまで持つかは、わかりませんが)。

またひとつ、比国で売られる不良品の家電をトラブルシュートいたしました。

(小さなガキの頃からの、半世紀以上に亘る私の習性?が、役に立っているフィリピン暮らしです。)


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