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ロイヤーとシロスケの去勢手術-① [犬]



とうとうやってしまいました。

ウチの犬の『玉抜き』です。



日本じゃ、飼い犬の去勢や避妊手術は常識でしょうが、この国の田舎では、お金持ちのペット犬以外、つまりほとんどの犬は“自然”のまま、しかも放し飼いです。

その結果、ご存知の方はご存知のように、比国の田舎はいっけん野良犬だらけ(飼い主は一応いるのですが、先進国の常識では汚いノラにしか見えない)、という有り様です。

しかし、それでもある一定数に保たれているのは、車に轢かれる、病気になる、餌が充分ない、人間に食べられてしまう・・・などの自然?淘汰があるからでしょう。



ウチの犬は、父親:ロイヤー6~7才、母親:パフ1~2才、その子供♂:シロスケ6ヶ月、この3頭で敷地内から外へはいっさい出しません。

ですので、先のような淘汰や天敵がないため去年9月に5頭、今月5頭と子犬が産まれ、この調子ではネズミ算ならぬイヌ算で増えてしまいます。

去年9月の5頭のうち4頭(シロスケ以外)は里子(スタッフに“支度金”付きで進呈)
しましたが、予想通り、あまり幸せな犬生?を送ってはいない(少なくともその内1匹は車に轢かれて既に死亡)ようです。


知人(フィリピン人)には、手術しなきゃダメだと云われていたのですが、どうも気が進まず、そうこうしている内に今回また子犬が産まれました。

この国で犬の避妊手術といえば、普通は雄犬の去勢のほうになるようです。

雌犬の不妊手術の場合は開腹が必要ですので、この国の医療レベルを考えれば(人間同様、動物でも)開腹はまず、〈手術=死〉の確立が高いため、雄犬の睾丸摘出となるようです。

これが同じ♂である私には、可哀そうというか・・・・・特に名犬ロイヤーのほうです。

仔犬時代から6年間、ずっとT2のために働いてきた賢い犬ですので、(ごめんナ)心が傷み、決断がつかなかったのでした。

葛藤を割り切り、捨てて、ついにその日が来てしまいました。


しかしまぁ、人間ってのは勝手なモンでございます。


犬に生まれなくて良かった・・・・・・




②へ続く






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