アレレ!電気が・・・ [移住]
3月後半から“夏の陽射し”となり、気温が上がってきました。
ここはセブ島・オスロブ、つまり、かなり田舎ですので、日かげや家の中は木々を渡る風のせいで、暑さはさほど感いません。
しかしセブ市などの都会や街中は、相当暑いのでしょうね。
私は引きこもり(都会嫌い?)で、T2を出ることはほとんど無いのですが、判りますよ。
120キロ先のことが何故判るかというと、これです。
画像は今日のお昼、ウチの冷凍庫にかませてあるAVR(オートマチック・ボルテージ・レギュレター)です。
一番右の緑のパイロットランプ――これは入力電力の電圧です―――が、最低レベルになっています。
ここまで下がると、コンセントにテスターを入れて計測すれば170ボルト以下です。
定格は220~230vですからかなりの低電圧で、通常は夕方以降、村人が電灯を点けたりする午後6時以降になると(ほとんど毎晩)起こります。
(低電圧に敏感な家電は、故障の原因となります。)
真夏以外では、昼間は起こりません。
それが何故、真昼間に起きたかといえば、ご想像のとおり、都会のクーラーの大量な電力消費のせいですね。
もともと日本より高価な比国の電気ですが、この国では節電型でもなんでもない旧式のクーラーがどっさり稼動しています。
そして、止むを得ないことなのかもしれませんが、都会のビル街、舗装路、車の多さは暑さを増長し、それにクーラーからの排気が輪を掛けます。
これは比国に限らず、たいていの都会はそうなんですが、なんで猫も杓子も都会に住みたがるのか、私には分かりませんね。
私ども一家は、T2に住んで6年ほどになりますが、お客様は別として、クーラーを使ったことはほとんどありません。
日本もこれから夏になれば、都会では、また〈熱帯夜〉だの〈熱中症〉だのと騒ぎ、体力の無いお年寄りや幼児が亡くなる悲しい事故が起こることでしょう。
日本の夏は、湿度が曲者です。
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