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フィリピン生活の弱点(のひとつ) [移住]

一昨日の記事に書いたように、日本に紙切れ1枚を〈確実に〉送る必要がありました。

年金基金行きの、生存(在留)証明書。

私の選択肢は、国際EMS(international express mail service)による送付でした。




blog945-1.jpg


上は局員の書いた送り状です




これが一番着く確率が高い・・・・けど、まだ『確実』ではありません。

EMSを使って行方不明になった話、途方もなく日にちがかかった話、など聞きます。




私は待たされたり、出直したりする(田舎では、郵便局に行っても誰もいない時がけっこう多い)のが気に食わないので、スタッフを行かせました。

郵便局に到着したスタッフから、送り先の住所のことで何だかんだと面倒くさい携帯メールが入り、いちいち返信したにも拘らず、画像のように、(局員の書いた)伝票には住所の記載がない。

(EMSは、ナンバーでトラッキングできるので、もとより住所にはあまり意味はないし、日本の住所をローマ字表記すると、こちらの人には意味なく長くて書けないことがあります。)

高だか、A4の紙1枚と封筒なのに20グラム!だって・・・もっともこれは最低基準が〈~20g〉となっていれば仕方ないですが。

そして料金=727ペソ!です。

日本円にすれば、現在レートで1,700円ほどですが、この金額はオスロブの1日8時間労働の法定賃金(比国人同士の労使では、ほとんど守られていない)の丸2日分以上に相当します。

国際間のサービスなので、料金体系も国際水準かもですが、この国で727ペソは高すぎると思いませんか?

安い普通の郵便だと、たとえ書留速達にしても相手に着く確率がぐっと下がるので、やはりEMSを使うしかなく、足元見られてる感が強いですね。

よく分かりませんが、日本の郵便料金は、その信頼度からすれば〈格安!〉のように思います。

もし、フィリピン移住の〈住み心地・評価グラフ〉を書くとすれば、ネット・電話を含めたこういった通信とインフラ、それからイミグレ・税務署・警察などお役所関係、そして医療レベルは低評価でしょう。

(もちろん、高評価もありますよ。)



ま、途上国は大体がこんなものでして、『ASEANの落ちこぼれ』=フィリピンだけではないでしょう。


 





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コメント 2

打ち首獄門

高け~
727peso!!!
セブパシフィクのプロモの、金額じゃないんだから。
日本からフィリピンに、EMSで書類扱いで送ったら¥900だったと思います。
ジンベイ目的のに来ているお客様にお願いして、帰国後ポストに投函して頂ければ一番安く確実ではありませんか?
例え、初めてのお客さんでも日本人でしたら頼まれて了解すれば捨てる人は居ないと思いますよ。

by 打ち首獄門 (2014-03-15 09:37) 

yashinoki

打ち首獄門様
コメントありがとうございます。
『セブパシフィックのプロモの金額』・・・さすがに説得力のあるたとえですね。
そう思うとほんとに高いです。

『お客様に頼んで・・・』ですが、ウチとしては“お客様はお客様”でして、ましてジンベイツアーのお客様は一見で初めての方々がほとんどですから、私には“頼みごと”をする度胸は無いです。 打ち首獄門様のような付き合いの長い常連のお客様でしたら、私もいくらでも図々しく頼めるんですけど。
by yashinoki (2014-03-15 15:48) 

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