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サンゴの復活 [ダイビング]

昨日、日本は台風18号で大変だったようですが、こちらは今日で、丸1週間雨なしのセブ島・オスロブです。

スコールが付き物のこの時期なのに、今年は非常に雨が少ないです。

(だからどう、ってことはないのですが・・・)




さて、去年の台風後のT2・ハウスリーフの記事、その第3です。






blog850-1.jpg



上は、大きな岩のテッペンの写真です。

苔や藻の中から、勝利の“Vサイン”の、先っぽが飛び出したように見えます。

台風後に、新しくできたサンゴです。

紙ふぶきのように上方を飛び交う?のは、無数の稚魚たちです。





blog850-2.jpg





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これは水深20m辺りのゆるい斜面で、以前ここにはサンゴはなかったのです。

台風の時、12mくらいのところから、根こそぎ落とされるように運ばれてきた珊瑚が、ここで停まり成長を始めました。

先端は、元気にぐんぐん伸びていますが、下のほうは一度死んでいますから、コケが生えたり、白化している部分もあります。



今は、どこでもサンゴを大切にするようになりましたので、あまり見られませんが、ふた昔前のダイバーは、バキバキとサンゴを折りながら潜っていた。

あまり気にしていなかったのですね。

最近は、初心者はともかくとして、自分の姿勢を制御できるダイバーは、注意してほとんど折らなくなってきました。


私ごときに、地球の未来の事はわかりませんが、破壊するよりは、しないほうがずっと良いと思います。







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だるまおこぜ

 初めてセブに行った、30年以上昔ですが、、ぼろのツアーボート。ドロップオフのがけの端の枝サンゴにアンカーを放り込んで、、ボートは深いところに漂泊。がりがりとアンカーでサンゴをけちらして出航でした。確かセブの北端の キャプタンシリオとか言う、灯台の島でした。船長に言わせると、船は壊れず、すぐに動けるとのこと。こちらもそんなもんかと納得していたのですから、恥ずかしい話ではあります。ちなみに同行していたのは、最近までPADI JAPANの会長だったMIさんです。
by だるまおこぜ (2013-09-20 10:42) 

yashinoki

だるまおこぜ様
コメントありがとうございます。
以前は大体みんなそうでしたね。
だいいち、魚を撃ったり、なんか採るのが大きな目的でしたから、気付かれないためには、着低基本で〔匍匐前進〕したほうが良い訳で、中層にバカみたいに浮いてれば、青モノなんかすぐ逃げちまいます。
サンゴなんか石ころ同然に思ってましたね、あの頃のたいていのダイバーは。
そういう時代もあったわけです。
by yashinoki (2013-09-21 07:21) 

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