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イレギュラーなクマノミ(1匹3万?) [ダイビング]

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上の画像は、ご存知のように、“オーロラ”ですね。

最近ネットのニュースで見て、懐かしくて取り込みました。

ちょうど今から40年くらい前ですか、私、北欧のある国に住んでいました。

そして、仕事帰りに時々、夜空にオーロラを見ました。

“オーロラ”というと、何か非常に珍しく、かつロマンチックで感動的なイメージですが、当時は『変な雲だな~』てな感じで、眺めていたことを思い出します。

まぁ状況が状況というか、全く写真のような雪道なのですが、仕事帰りの家路でした。

凍えないように、急ぎ歩きして見ていましたので、そんなもんでしょう。

仮に、妖精のような北欧美人でも隣りに居れば、確実に、ひと味違ったと思います。





さて、我らダイバーにとって、『非常に珍しい魚』を見るというのも、憧れというかちょっと威張れそうな、その後何十回も話のタネにできそうな、ワクワクすることですね。



これなんかどうですか?




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(一部拡大)






“セジロクマノミ”です。

ですが、エラブタのところに背中からアゴにかけて、やはり背中の線と同じ白線が入っているんです。

念のため申し上げますと、ハナビラクマノミと同じような柄ですが、魚体、体色、顔つき、線の太さが明らかにセジロです。

またハナビラの背中とエラブタの線は、通常、繋がってはいません、切れています。



ウチの近くの海は、クマノミが多いフィリピンでも特にゴチャマンといる『クマノミ天国』なのですが、この手のセジロは初めて見ました。

よくある変形クマノミは、カクレやハナビラで見かける白い点が余計についているタイプですが、セジロのこういうイレギュラーバージョンは見たことも聞いたこともないです。



この写真をものにしたのは、渋谷のいつもお世話になっている石田様率いる“ダイビングチームサム”のメンバー、西尾様です。

http://team-sam.jugem.jp/?month=201212


(写真登載の許可は御大の石田様から頂きました。そういえば石田さん、ついででなんですが、記事下の『ギンガメ100匹』は1,000匹の間違いでは・・・・もうひとつ『T2ゆらり』も勘弁してください、『ゆかり』です。)




去年12月の台風より前のツアーだったので、この個体は、今はもう行方知れずかもしれません。

だとすると、この写真の希少性がさらに増すわけです。

西尾様は、このセジロの話をお仲間に、もうサンザンしているのではないかと思うのですが、発見場所はウチの近くですので、私も今度機会があったら探しに行きたいですね。




このセジロクマノミを確保して子を産ませれば、同じ変異が何匹か採れるかも・・・・

それをさらに掛け合わせて、イレギュラーを沢山作り増やし・・・・・

ペットショップに売って、大もうけする・・・・



めでたく、パノラマルームの建設資金が出来るという算段です。


『冗談だろ~ぉ』って、これ(↓)見てくださいな。


http://www.umibose.com/onlineshop/products/detail.php?product_id=50


http://www.umibose.com/onlineshop/products/detail.php?product_id=49


普通でも、セジロクマノミはこれぐらいするのです。

上の写真のような“イレギュラーバージョン”なら、いくらすると思いますか~?

まあ、一匹3万は下らないでしょう。


笑いが止まらなくなりますよ。


(・・・・・・・・・・・・)


話が下世話な方向に流れましたので、このへんで止めておきますが、ダイバーの皆さん、

『ケッ、またクマノミかよ~』

とかユメユメ思わないように、魚を見る目を養ってくださいね。


それから西尾さん、この写真は大いに自慢してください。









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